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  • 株式会社コンカン

【『休刊日』特別号!】「『しんどい』は『失敗が怖い』から生じている!」~「失敗」から学ぶ リモート・アカデミー「RE:ROAD」開催中!~

更新日:2021年12月16日

今日は、「休刊日」ですが、concan代表の私が思う「『しんどい』と『失敗』の概念」について考えてみます。


「コロナの感染拡大」、「経済活動自粛による困窮」、「他人とのコミュニケーションが出来ないことからくる『孤独感』や『閉塞感』」、「SNSによる『誹謗中傷』や『バッシング』」など、私たちは、"今" 多くの生きづらさを感じさせる『事柄』に囲まれています。そんな中にあって、毎日を心安らかに、出来るだけ快適に生きていく為には、どうすればいいのか考えてみます。




「自己否定」が"クセ"になっている人は、ほぼ 何についても「失敗した」と考えてしまいます。人が、自分に「マイナス評価」をつけるのは、何かについて「失敗した」という判断をした時に多いと思います。

それは「仕事」のことかも知れませんし、「人間関係」に関わることかも知れませんし、『親である』とか『夫や妻である』という「立場の問題」かも知れません。「こうありたい」と、自分が描く姿との"ギャップ"かも知れません。


いずれにしても、「失敗した」と思うことがある場合、「自己評価」は必ずマイナスになります。当然、マイナスが続けば「しんどくなる」し、「しんどくなりたくない」からこそ、「失敗をしたくない」という気持ちも"ドンドン"強くなっていきます。


しかし、「自己否定」が"クセ"になっている人は、ほぼ 何に対しても「失敗した」と考えてしまうので、「自己否定」の"クセ"がない人と比べると格段に「しんどさ」が"モリモリ"蓄積していきます。

何をしても「失敗した」という『思考』の"クセ"がある以上、「しんどさ」から解放される日は、何時までも来ません。


人生では、「失敗したっていい」と考える『思考』=「開き直り」みたいなモノも必要です。

ここで、「どうするか?」の正解は「失敗したっていいじゃない!」と考える"クセ"を身に付けるという『視点』です。

「失敗したっていい!と考えられるようになれ!」と言われても そんなこと言われて「はい!、気にしません!」が出来れば苦労はしませんが…。


そもそも「失敗が怖い」と思うのは"なぜ"なのか?

「失敗したら"ダサい"から」「失敗したら怒られるから」「失敗したらどうしていいか分からないから」など…。

色々 理由が挙げられますが、結局 それを言い換えると「失敗に慣れていないし、失敗したら実際どうなるか分からないのが怖い」という事です。


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例えば、子どもの頃(特に男の子)に、家の中だったり 山だったり 林だったり 公園だったりという場所に、友達と「秘密基地」をつくろうとした経験のある人は多いと思います。

段ボールを持ってきて、「要塞」のようなものをつくったり。ビニールシートなどで「屋根」をつくるという大掛かりなものや、どこかの建物の横に座れる石を運んできて「秘密の場所」をつくるようなものだったり。自分の部屋の片隅に椅子を運んできてシーツを被せたり。何でもいいのですが…。そこに 潜り込んで、「秘密」を楽しんだことはあると思います。


どんな「規模」だったとしても、子どものやることなので「秘密」は、そんなに上手く守り続けられません。屋根は、思っていたより上手くかけられず、雨の次の日に見に行ったら「崩壊」しているかも知れません。誰かに見つかって潰されてしまうかも知れません。下手したら立ち入り禁止の『場所』なら"大目玉"を喰らいます。


「守れない」=「失敗」ですが、子どもの頃なら、「屋根なんて無理だから」とか「どうせ潰れちゃうし」とか「片付けなさいって怒られるし」とか言って、「秘密基地」をつくることを最初から諦めていたでしょうか。

どうにか 大人の目を盗んで「秘密空間」を、一瞬であったとしてもつくろうとしている時は、「失敗したらどうしよう」という考えは、"頭"に無かったと思います。


それこそ「失敗したって、"バレ"たって、"今" 楽しいからいいや!」でやれていたと思います。そして 「失敗したり、"バレ"たりする度に ちょっと改良したり、ちょっと上手く隠したり」のスキルが上がったのではないでしょうか。

その「秘密」を諦めるまで。


大人の「しんどい」には、こうした「失敗したって、また、次 どうやるか考えて出し抜いてやろう」という"図太さ"が欠けています。


「失敗」=「次に繋がるチャンス」と考えれば、「しんどさ」が消えます。「仕事」で失敗して 上司の期待を裏切るのが怖いからと、チャレンジを避ける人は多いと思います。そもそも 日本の教育上、大学までは 散々「個性が」「自分らしさが」などと言っておきながら、就職した途端に「協調性を」「和を乱すな」と全く方向転換した「常識」を押し付けるので、過渡期の人は、真面目に考えれば考えるほど「何をやったら失敗じゃないのか?」と面食らい、なるべく 無難で目立たないようになりがちです。しかし チャレンジを避けていては、「仕事」のスキルは上がりませんし、同じことの繰り返しだと「仕事」の面白さに気づくチャンスもありません。無難を選ぶと、その反面 「仕事」の"本質"が見つけられず、続けていくことが「しんどく」なります。


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しかし 逆に、何かに挑戦して、何度も「失敗」していたとしたら、その度に上司は"ガッカリ"しているでしょうか? 多分していません。そもそも、「失敗」が会社に物理的な損害を与えたら その時点で"ストップ"が掛かります。止められていない時点で、それは 上司の責任であり、その行動に そこまで「問題」はないのです。挑戦して失敗して、それで 特に会社から警告されていなければ、「上司を"ガッカリ"させてしまう」などと考える必要はありません。それどころか「どうせ上司は、今回も上手くいかないと思っているだろうが…、今度は成功して 上司を驚かせてやる!!!」くらいの『気概』と『スタンス』で 何度もやっていれば、最初に抱いていた「こんな案、企画会議に出して大丈夫かな…」という不安感は、もう無くなっています。「失敗」=「終わりではなく、次に繋がるチャンス」であることを理解し納得した時に、仕事の「しんどさ」が一つ消えることになります。


例えば「恋愛」で、もう嫌いになっているのに、別れることが出来ない(挑戦)のも、「失敗」慣れしていないからです。

恋愛で他の挑戦(違うタイプの人と付き合う、恋人と別れて しばらく 一人で過ごしてみる)をするのが怖いのです。しかし 何度か挑戦して失敗をするうちに「まぁ、この人と別れても、また 次の恋人が いずれ出来る」くらい思えれば、直ぐに 別れる『アクション』がとれ、「しんどさ」を減らすことが出来ます。意外に、一人になってから「私は 他人と ずっと 一緒にいるのに向いていなかった」という発見があるかも知れません。別れることに挑戦できないのは、やはり 「失敗」慣れしていないのだと思います。


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◎と言うことで…

「『しんどい』は『失敗が怖い』から生じている!」と題して書いてきましたが、ここで concanの事業の核である「教育事業」(人づくり事業)である「失敗」から学ぶ リモート・アカデミー「RE:ROAD」(リ・ロード)を紹介します。


「リ・ロード」は、これからの厳しい時代に必要な新たな価値を提供する「リモート・アカデミー」で、今年の4月10日(土)に開講しました。

RE:ROADは、自分や会社に満足できず、なかなか 一歩を踏み出せない20~30代の「若手社会人」を対象に、月に一度(毎月 第2土曜日)のセッション(全11回)と、各クラス(全19クラス)ごとに様々な分科会があり、現在 150人の受講者が受講されています。


この「リ・ロード」も 今月で7回を終え、残すところ 後4回となりました。いよいよ ゴールが近づいてきました。

RE:ROADは、これからの「人生」を充実、納得して頂くために、受講者のブレーキになっている「失敗の概念」を壊すために「人生の先輩たちの失敗談」を通して、自分に置き換え そして、自らと真摯に向き合うことで「自己理解」を深めた上で、受講者自身の人生の「生き方」や個人の「価値観」を見つめ直す"きっかけ”の場を提供し、「個人としてのアイデンティティ」を確立して頂くものです。


興味ある方は、こちらをご覧下さい。

■RE:ROAD 特設WEBサイト

長くなりましたが以上です。

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