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  • 株式会社コンカン

concanトピックス特別編【concanが考えるC.I.とは?】

今日は、concan事業の核である企業の根幹となる「C.I.開発」について紹介します。

〜副題:コンカン・オリジナル方程式「C.I.メソッド」紹介!〜 まず、コンカンの事業を、一言でいうと… 「事業戦略プランニング会社」です。 中小企業の社長の想い(根幹)を言語化する事業で、企業の「あるべき姿」と「進むべき道」を明確にする「よりどころ」をデザインすることです。 所謂 C.I.開発に特化した「事業戦略やブランディング施策」などを提案・実行する会社です。 *C.I.=Corporate Idetity(コーポレート アイデンティテイ)

ーーー 代表の私は、約30年間の社会人生活を「広告・事業プロデュース業界」に身を置いてきました。それも全て「中小企業」です。 その社会人生活の中で、 中小企業が抱える様々な課題を"肌"で感じてきました。 この30年間の経験から見えてきたもの、辿りいた答えが、C.I.開発=「C.I.メソッド」です。 では、その「中小企業」が抱える幾つかの課題について整理し、その"根本原因"を紐解いてみます。 【中小企業が抱える課題】 ●社長の想いが上手く社員に伝わらない。 ●社員数が増え「意識統一」がなかなか図れない。 ●社員の離職率が高く定着しない。 ●社内評価制度が確立せず、社員に不満がある。 ●企業ブランディングが上手くいっていない。 ●毎年の採用に困り「必要人材」が獲得できない。 この主な原因は、企業としての「あるべき姿」と「進むべき道」が明確に"言語化"されてなく、社員が不安を抱えているからではないでしょうか。 所謂 その中小企業が、どこに向かうのか、社員や取引先、社会に対し示していないからだと感じてきました。 それは、企業の「根幹」とも言うべき「よりどころ」がないからだと思います。この「よりどころ」を創ることが「C.I.開発」 所謂 企業の指針です。 *concanのコーポレートメッセージ「"よりどころ"をデザインする。」 しかし… 日本に於けるC.I.(コーポレート アイデンティティ)の定義と言うものは存在しません。 その為、どの企業のものが正しく、一般的であるとは、一概には言えません。 そこで… 「concan」では、成長し続けている企業のC.I.を100社ほど「分析・検証」し、独自に定義付けしました。 concanが考えるC.I.とは… 「企業のあるべき姿」と「進むべき道」を明確に言語化し、社内外での「共通認識」として「意識統一」を図る為の“言語化ツール"として捉えています。この「C.I.」は、「企業の想いが、分かり易く表現され、一般生活者から"共感"を得るもの」でなければなりません。この考え方を、concanでは、「C.I.メソッド」と表現しています。 ーーー 【concanが考えるC.I.方程式=「C.I.メソッド」】 ■1.「企業名 /Corporate Name」 *名は体を表す/成長を遂げ規模が拡大すれば、企業名自体が文化となる(企業の顔) ■2.「企業名ストーリー /Naming Story」 *企業名に込めた想いを表したもの(創業の想い) ■3.「企業理念 /Corporate Philosophy」 *取り組む事業を通して、企業が目指す不変的な想い (あるべき姿/成し遂げるゴール) ■4.「コーポレートメッセージ /Slogan」 *企業が目指す不変的な想いを一言で表し、生活者に届きやすくしたもの(企業理念を一言で表現) ■5.「事業名 / Business Contents Name」 *事業内容を具体的に表したもの ■6.「事業内容 / Business Contents」 *事業の詳細を表したもの ■7.「事業ビジョン / Vision」 *事業を通して目指していく、企業のゴールイメージ (数値目標)※企業規模が拡大したタイミングで変更も可 ■8.「経営理念 /Management Philosophy」 *事業ビジョンを実現する為の経営方針/社内向けの言葉 (社員との約束) ■9.「行動指針 /Our Values」 *経営理念を実現する為の具体的な行動方針 (社員がとるべき行動) ■10.「行動規範 /Our Actions」 *上記全ての項目を行動に移し企業文化を創る為のルール/ 社員一人一人が、体得するべきもの(社員の詳細行動)


ーーー ここで「C.I.メソッド」と、一般的なC.I.の違いを紹介します。 【一般的なC.I.とconcanの違い】 ■「一般的なC.I.(三角形のピラミッドをイメージ)」 ◆ミッション(使命)→◆経営理念→◆ビジョン→◆バリュー(大切にしている価値観)→◆戦略→◆戦術 ■「concanのC.I.(右周りの楕円形でステップをイメージ)」 ◆企業理念(不変の想い)→◆コーポレートメッセージ→◆事業ビジョン(数値目標)→◆経営理念(経営方針/社員との約束)→◆行動指針(社員のとるべき行動)



ーーー ◎と言うことで… 中小企業の「課題」を解決する為には、モノ事の枝葉ではなく、現状を創っている「根幹」にあります。 それを正確に言語化する事が「C.I.開発」=「C.I.メソッド」です。 この言語化した「C.I.」があると、いつでも立ち返り(原点回帰)、進むべき方向を確かめる事ができます。 また このC.I.が無い中で、「社内研修」や「社内評価制度」「企業広告」や「採用戦略」を行ったとしても"場当たり的"で、チグハグになってしまい、会社は上手く回らないと思います。 逆に、C.I.がある事で、社内外の様々な施策が、かみ合い「好循環サイクル」が生まれます。 最終的には、時間は掛かったとしても、「社内の意識統一」が図れ、「企業ブランド」が強化される事で、売上も伸び、企業成長が図れると思います。 それぞれの企業で、優先順位は違うと思いますが… 皆さんの企業も、一度 足を止めて、自社のC.I.を俯瞰して見られる事をお勧めします。


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