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  • 株式会社コンカン

concanトピックス特別編「concanが考える『価値観』とは?」~自分にしかない「人生」を、自分らしく生きる為に必要ものが自分の"羅針盤"だ!~

今日は、concanが考える「自分自身の『価値観』について書いてみます。




まず、辞書的に「価値観」を調べると…

「価値観」とは、何に『価値』を認めるかという考え方。

『善悪』・『好悪』などの『価値』を判断するとき、その"根幹"をなすモノ事の見方。とあります。


特に、意識しなくても『日常生活』は送れますが、自分の「価値観」をどれだけ深く理解できているかで、『仕事』や『大人の勉強』の成果、ひいては「幸福感」が大きく変わってきます。周りから評価されているのに、「何故か 満たされない」「努力しているのに 中々 成果が出ない」「訳もなく 毎日がつまらない」、「人生が楽しくない」そんな思いを抱えている人は、「価値観」に解決の"糸口"があるかも知れません。


改めて…

◆1.「価値観とは?」

自分らしさを最も"象徴"するもの。

「シェイクスピア」の作品のひとつである『ハムレット』で、ハムレット王は『Life is a series of choices.』(人生は選択の連続である)と言っています。

些細なことから「人生」を左右する大きなことまで、私たちは 日々の『思考』や『行動』に於いて、『選択』を繰り返すことで生きています。

そして、この『選択』の「判断基準」となっているのが「価値観」です。自覚はなくとも、私たちの「人生」を形作っているのは 紛れもなく「価値観」であり、「価値観」とは 自分らしさを最も"象徴"するものだと思います。


◆2.「『価値観』とは、自分の最大の"強み"!」

自分の「価値観」に沿った『生き方』が出来ると、やる気が湧き水のように溢れ出て、"傍"から見れば『苦痛』にしか見えないことも苦でなくなり、寧ろ 楽しい、そんな"境地"に立つことが出来ます。

例えば、ミュージシャンは 大観衆を前に、ステージ上で歌を披露することに大きな喜びを感じますが、人前に立つのが『苦手』な人にとっては、そんな経験、幾ら お金を積まれたとしても嫌だと思います。

しかし ミュージシャンにとって、それは最高に幸せな"瞬間"です。彼らには 大観衆の前で、歌を通して『自己表現』したいという「価値観」が 元々 あって、それに従っているからこそ 大きな喜びを感じられます。


「価値観」に沿った行動ができた時、人は 最大の「パフォーマンス」(=強み)を発揮できます。

だからこそ、自分の「価値観」を正しく認識し、「価値観」にあったフィールドを選ぶことは極めて重要です。


◆3.「『価値観』とは、幸せの源泉!」

ミュージシャンの話からも、自分の「価値観」に従って生きることで、幸せを感じる『生き方』が出来ます。

"苦"を"苦"と思わず楽しんで行動できる、こんな状態なら 当然 成果も上がりますし、好きなことに"没頭"しているので、その過程さえも楽しめるので、まさに 幸せの一言です。


逆に、他人の「価値観」に生きていると 例え "傍目"には成功しているように見えても 大変 苦しくなります。

「大企業に就職したものの、本当にやりたかった『仕事』とは程遠いことをしている」『事』の大小や、『事情』は それぞれあるにせよ、他人の「価値観」の上で生きるのは、不自由で苦しいものです。『お金』・『時間』・『エネルギー』、全て 有限です。


◆4.「現代人は自分の『価値観』を見失いがち!」

「価値観」は、自分の内側から湧き上がってくるものなので、「価値観」を知るには、自分との対話が必須です。

しかし、現代の生活は「WEB、SNS、TV等々」、他人発信の情報洪水の中を 必死に かき分けて泳ぐようなもので、中々 自分に目を向ける機会が少ないのです。更に、広告をはじめ、送られてくる情報は 私たちの興味を巧妙に刺激してくるので、ぼんやりしていると ドンドン時間を奪われます。

自分を振り返る機会が全く与えられないまま、気づけば 他人発信の情報に振り回されて、なんだか 生きづらい・・・。

これが、高度に『IT』が発達した現代社会の"罠"です。



◆5.「『価値観』を見つける為の概念は?」

では、他人発信の情報に惑わされず、自分の「価値観」に基づいて行動するポイントは、一つ挙げるとしたら、出来るだけ「Should」(やるべきこと)ではなく「Want」(やりたいこと)を優先するということです。ただし やりたいことだけやるという意味ではありません。


例えば、子供を見ていると、本当に自分の想いに正直で、嫌なことには見向きもせず、好きなことには、トコトン熱中します。大人になると、好きなことばかりやる訳にはいきません。「やりたくないけど、やらなければならない『仕事』」もあります。これが「Want」より「Should」を優先させることです。これは、これで生きる上では必要なことですが、「Should」だけの日々を過ごすと、自分が 「本当にやりたいことは何なのか、何に "ワクワク"するのか?」すら分からなくなってきます。



◆6.「日常の中で『価値観』の精度を上げる仕組み!」

日々の生活の中に、定期的に「価値観」を意識できるような仕組みを組み込めると素晴らしいです。どんな人も必ず「価値観」を持っていて、それは意識するしないに関わらず 私たちの『思考』・『行動パターン』の随所に現れます。


だから…

〇「Plan」:価値観を"言葉"にする!

〇「Do」:価値観を意識して計画・行動する!

〇「Check」:価値観を振り返る!

〇「Action」:価値観を見直す!


このプロセスを定期的に回せれば、日常生活の中で自然と「価値観」の精度が上がってきます。「価値観」を"言葉"にするのは意外と難しく、しっくりくる"言葉"が 中々 浮かばないという人は多いと思いますが、日常生活と連動させることで"言葉"の精度は自然と上がってきます。


ーーー

◎と言うことで…

「concanが考える『価値観』とは?」と題して書いてきましたが、「価値観」は、自分らしさを最も"象徴"するもので、自分の最大の"強み"であり、幸せの源泉です。

この「価値観」を一言で表するとしたら…

「自分にしかない人生を自分らしく生きる為の"羅針盤"」だと感じています。この"羅針盤"が手元にあれば、自分の力を最大限に発揮でき、幸せを感じられる適切な方向へ進むことができます。逆に"羅針盤"が無ければ、進むべき道を他人に誘導され、気づけば望まない場所へ向かってしまうかも知れません。まさに自分の「価値観」をどれだけ深く理解できているかで、「仕事」や「大人の勉強」の成果、ひいては『人生』に於ける「幸福感」が大きく変わってくるのです。

ーーー

●それでは、最後に

自分の「価値観」を具体的に言語化する方法を紹介します。

現代社会は、時代の変化のスピードが速く、情報が溢れています。そんな中で、自分自身の考え、『判断基準』 所謂 「自分のものさし」を持つことは不可欠です。この『判断基準』の核になるのが ここまで書いてきた「価値観」です。


この「価値観」を言語化するには、大きく"2つ"必要です。

〇一つ目が…

■1.「自分と真摯に向きかい『自己理解』を深めること!」

自分と真摯に向き合い、『自己理解』を深めるためには「潜在意識を使った自己分析」が必要です。

そのプロセスが…

Step1.「『ライフラインチャート』で人生を振り返る!」

*「ライフラインチャート」とは、縦軸に『充実度・幸福度』(満足度)、横軸に『過去の年齢』(時間軸)をとったグラフです。横軸は、左端が0歳の時、そして 右端は 現在や想定する将来のある時点を置くものです。


◆Step2.「『価値観リスト』で自分が大切にする事を知る!」

*「価値観リスト」とは、人生の「価値観」になりうる昔から"心理療法"で使われている米国「ニューメキシコ大学」が公表している『80項目』の 設問の一覧のことです。


◆Step3.「自分の『強み・弱み』を知るために『潜在意識の自己分析』を行う!」

*人間の意識の『98%』を占める「潜在意識」を理解することは 非常に重要で、 「潜在意識」は人間の「行動」に大きく"影響"しています。この「潜在意識」の中にある自分自身の設計図を「セルフイメージ」と言います。 この「セルフイメージ」は、自分のことを"潜在的"に思う気持ちで、人は 自分が"潜在的"に 思う通りに『100%』行動します。


〇二つ目が…

■2.「自分の『感性を磨き』、"論理思考"を身に付けること!」

「感性」を磨き、言語化し続けることで、自分の"モノの考え方"(価値観)が定まってきます。

その「感性」とは、ある物事を『感覚的に受け止める"力"』で、「物事を"最適化"する能力」です。所謂 自分の「知ってるつもり」を無くすことです。

その「感性」の磨き方は…

◆Step1.「自薦・他薦 問わず、様々な分野の優れたものに触れる!」

*自分が、良いと思うものをピックアップし、五感で感じる。


◆Step2.「なぜ 自分の"感性"に触れたのか分析する!」

*なぜ、良いと思ったのか 徹底的に分析し、その「仕組み」や「構造」を考える。


◆Step3.「自分の"感性"に触れたものを、言語化する!」

*分析した結果を言語化し、再現(行動)してみる。

結局、自分の「価値観」に辿り着くと、自分の「価値観」を主体に生きている感覚になります。すると、『他人の評価』や『世間の価値基準』に左右されることが少なくなります。

それは、誰かの「人生」を生きるのではなく、自分の「人生」を生きているので、「幸福度」がぐっと上がるのです。

そして『他人の成功』や『ステータス』を羨ましいと思うことが少なくなり、例え 羨ましいと思っても、それは"嫉妬"の感情にはなりません。他人の成功を心から素直に喜べるようになります。結果、他者への依存や責任転換がなくなり、自分の「価値観」を持つことで、人の目を気にしたり、人の顔色を伺うことで自分を押し殺すことなど無くなるのです。

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