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【代表の人物像&体験談!】「優れたリーダーに必要な『想像力』をいつでも簡単に磨ける方法とは?」~「想像力」とは相手の立場に立って考える"力"!~

今日は、concan代表が思う「物事を行う上で、そして リーダーとして必要な『想像力』」について考えてみます。


優れたリーダーには、相手の立場に立ち 人の気持ちを理解する「想像力」が欠かせません。「苦労を経験した人は、人の気持ちが分かる」とも言われますが、実は、優れたリーダーに必要な「想像力」をいつでも簡単に磨ける方法があります。

今日は、この「想像力」について 深堀りしてみます。





部下や取引先との"人間関係"にも 「想像力」は欠かせません。

経営コンサルタントである『小宮 一慶氏」の著書「社長の成功習慣」の中で、『アートには ビジネスパーソンとしての成長を促す"力"がある」と書かれています。アートを通じて"美的感覚"を磨くことで、「真なるモノ」「善なるモノ」を直感的に見分ける能力が高まり、「想像力」と「大局と細部を見る"力"」を養う効果も得られます。


この"本"では、経営者が『経営力』を高める為の「想像力」を養う為に、絵画を見て、「この絵には 何が描かれているのか?」「作者は 何を表現したいのか?」、更には、「この先、この絵の場面は どう展開していくのか?」ということなどを想像する方法を紹介しています。


「想像力」は、ある意味『論理的思考力』にも大きく関係していますので、将来を想像しての『戦略』や『戦術策定』などにも欠かせないものです。更に、「想像力」は部下や取引相手などとの"人間関係"を円滑にする上でも必要なものです。

儒教の「五常」(人が常に守るべき『仁』『義』『礼』『智』『信』の五つの"徳目")の中に、最高の"徳目"とされる「仁」があります。『仁』という漢字は、「人」に「二」と書きます。人が二人いると必要になることは、"一つ"は「リーダーシップ」であり、"一つ"は相手に対する「思いやり」であると解釈されています。「思いやり」とは、相手は どう思うかを想像し、いたわりの気持ちを持つことです。簡単そうに思えますが、『自分を起点にして自分のことばかり考えている人には、相手のことは分かりません』。発想の起点を自分から相手に変えて考えない限り、本当の意味での「思いやり」は持てないのです。


例えば、企業の「新入社員研修」では「幸せになれる人は相手の立場に立てる人」「人の気持ちが分かる人」というような話がよくされます。

「新入社員」なら先輩や上司、勿論 家族、恋人の立場に立って物事を考えたり行動したりすれば、"人間関係"が良好となり、相手から好かれ、幸せになれます。逆に、「想像力」に乏しく、自分のこと、自分の立場ばかり考えている人は"人間関係"が上手くいかず、幸せになれません。


よくこんな事も言われます。

「良質の小説・ドラマ・映画で『痛みが分かる人』になれる」と。

苦労を経験した人は、人の気持ちが分かると言われますが、世の中が豊かになった"今"は、多くの人は大した苦労もせずに"社会人"になっています。それはそれで 仕方のないことですが、「仏教に他人よりも一段と低い位置に自分の身を置く『下座行』という修行」があるように、恵まれた立場にいる人は、自ら苦労してみることも とても大切だということです。

例えば、ボランティアで『こども食堂』を手伝っている人たちの行いも『下座行』と言えます。困っている人たちと同じ立ち位置に立ち、その人たちを支援することにより、その困っている人たちの苦労が身に染みて分かると言います。最近は、学生時代に 例えば カンボジアの田舎の電気もガスも水道もないところで 国連主導の選挙の選挙監視員をしたり、在宅介護の会社で 数百人の寝たきりの方の入浴の介助をしたする学生が増えています。そういう少し厳しい世界に一時的にでも身を置くだけでも、困っている人のことが少しだけでも想像し易くなります。 ただ、そうした 実体験は大事ですが、誰もが出来る訳ではありません。


それを補う方法としては、「良い小説」を読むことが良いと言われています。「良い小説」を読むと、物語の世界をさながら現実の世界であるかのように感じることが出来ます。

「良質のテレビドラマや映画なども、疑似的な体験が出来き、困っている人の気持ちになり易くなります。

そうやって「相手の立場に立って考える"訓練"」を重ねていくことで、「想像力」も高まり、「仁」を備えたリーダーになれるのです。


◎と言うことで…

「優れたリーダーに必要な『想像力』をいつでも簡単に磨ける方法とは?」と題して書いてきましたが、もう少し「想像力」について深堀りしてみます。

改めて、「想像力」とは、『自身が経験していないことや未来のこと、現実には存在しないことを、"頭"の中で思い描く"力"」のことです。

何が起こるか分からない「VUCA時代」に不可欠な"力"の一つです。

*「VUCA」とは、一言でいうと「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を意味します。元々は、1990年代後半に軍事用語として発生した"言葉"ですが、2010年代に入ると、昨今の変化が激しく先行き不透明な『社会情勢』を指して、「ビジネス界」に於いても急速に使われるようになった"言葉"です。


【「想像力」が求められるシーン例】

「想像力」が必要とされる代表的な場面を"3つ"紹介します。

◆1.「コミュニケーション!」

この世に「考えや価値観が全く同じ」という人はいません。

当然、相手の立場やバックグラウンドによって、見えている世界は異なります。そのような"異なる者同士"で円滑に「コミュニケーション」を図る為には、表層には現れていない相手の"気持ち"や前提を想像し、補う必要があります。

◆2.「新施策や新ビジネスの立案!」

「新しい施策」や「ビジネス」を考える際には、顧客インサイトや起こり得る市場の動きなど、まだ"見えていない"売上に影響を及ぼす様々な要素についても想像していかなければなりません。

◆3.「交渉や提案!」

クライアントとの交渉や上司への提案は、相手の立場や状況、関心ごと、ニーズを押さえた上で 行う必要があります。

情報として取得できる場合もありますが、想像で補わなければならないことも多々あります。


【「想像力」がある人の特徴】

「想像力」がある人には、共通点があります。

◆特徴1.「気が利く!」

相手のリアクションや求めているものを想像できるので、先回りして行動することが出来ます。結果、周囲から「色んなことに気が付く人」「心配りが出来る人」と評価されることが多いです。

◆特徴2.「リスクマネジメントが上手い!」

発生しうるリスクについて予測が出来る為、『危機察知能力』が高いのです。更に、対処法や回避策のパターン出しも上手く、様々なことに対してシミュレーションする習慣もついていますので、イレギュラーな出来事にも強いのです。

◆特徴3.「仕事が速い!」

先々のことを予測できる為、タスクの優先順位付けが上手く、スピーディに こなしていきます。また、上司に提案する際にも、「上司はどういった情報を欲しがるだろうか?」と事前に想像し準備をする為、提案の手戻りも少ないのです。


【「想像力」が乏しい人の特徴】

反対に、「想像力」に欠ける人にも、共通点がみられます。

◆特徴1.「主観が強い!」

「他者はどう感じるんだろう」という視点が欠落し、視野が狭い傾向にあります。主観による行動や発言が多いので、「自分勝手な人」と受け取られることも少なくありません。

◆特徴2.「興味のない情報はスルーする!」

関心のない分野については、殆ど 気に留めずスルーします。

自分が精通している分野以外のことに関しては、前提知識が少ない為、「想像力」も乏しくなります。

◆特徴3.「知識や経験に頼りがち!」

既に 知っていることや経験していることを"軸"に、判断や意識決定をしがちといった特徴もあります。応用力に欠ける為、イレギュラーな出来事や初めて見聞きすることに対して、"思考停止"になってしまいます。


【「想像力」を鍛える方法】

「想像力」は、日々の積み重ねによって鍛えられていきます。日常で、意識すべき"5つ"の方法を紹介します。

◆方法1.「『人』に興味を持つ!」

"対人関係"に於いて「想像力」が乏しい人の多くは、「他者」への興味が薄いことが原因です。

「あんまり人が好きじゃないんだよね...」という人もいるかも知れませんが、分析的に人間を見るという観点でも構わないので、まずは 何らかの関心を持つことが必要です。

◆方法2.「様々な領域の情報にアンテナをはる!」

誰しも、全くの"ゼロ"から想像することは出来ません。

何かしらの「取っ掛かり」となる知識や、想像を広げていく上での知識が必要です。「想像力」が豊かな人ほど、様々な分野の知識を持っている「世界が広い人」です。まずは、全く"土地勘"がない領域についても、積極的に学んだり、情報をキャッチすることが必要です。

◆方法3.「仮説を立てる習慣をつける!」

「想像力」を鍛える為には、当然ですが、「想像」をしていかなければなりません。「想像"癖"」を身に付けるには、日常で物事を考える際に、「仮説(=自分なりの仮の答え)」を立てていくことが必要です。

例えば、買い物の際に「最近よくこういった商品を見かけるけど何んでだろう」「なぜ 今このようなキャンペーンを打ち出しているんだろう」などと、普段なら気に留めなさそうそうなことも、いちいち 立ち止まって考えることが必要です。

◆方法4.「反対の立場を考えてみる!」

「想像力」が豊かな人は、多角的な視点で考えられる人です。視点の数を増やす為の第一歩として、常に「反対の立場」の視点を意識することが必要です。ある物事に対して、「自分はこういう意見だ」と思ったら、「そうは思わない人は、どういったことを考えるんだろう」とセットで考えることが必要です。

◆方法5.「多様な価値観に触れる!」

自分の"軸"をしっかりと持っておくべき一方で、自分とは異なる他者の多様な『価値観』にも触れていくことが重要です。


まとめると「想像力」は、人間関係を良くしたり、仕事をスムーズに進める上で、非常に大事な能力です。

「現状、ちょっと『想像力』が弱いかも...」という人は、今回 紹介した「『想像力』を鍛える"5つ"の方法」を意識的に実践すると、自分自身の変化に気づくと思います。

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