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株式会社コンカン

【代表の人物像&体験談!】「『目標達成で"真の自信"を育む!』原田メソッドとは?」~あの「大谷翔平」が高校時代から活用していた『マンダラシート』が持つ力!~

今日は、concan代表の私が「様々な企業で 人材育成プログラムとして導入している『原田メソッド』」について深堀りしていきます。



今や世界中のファンから愛されるメジャーリーガー「大谷翔平」。花巻東高校の佐々木監督の教育もさることながら、メディアでも取り上げられて注目を浴びているのが「大谷マンダラ」と呼ばれる一枚のシート。正式名称を「オープンウィンドウ64」といい"原田メソッド"のツールの一つです。


■1【『オープンウィンドウ64』とは?】

「高い目標」を達成する為には、達成する為の具体的な「施策」や「行動」をしっかりと考えて 実行することが不可欠です。とはいえ、思い付きで アイデアを考えるだけでは、目標達成に直結する行動も出てくれば、あまり効果のない行動もあります。効果的な行動をしっかりと考える為には、ある程度 体系だって、同時に 柔軟な視点で『思考』することが大切です。

しかし、悶々と考えているだけでは、今までと変わらないアイデアしか思いつかなかったり、中々 アイデアが出てこなかったりと『思考』を広げるのは大変です。


「オープンウィンドウ64」は、「思考を柔軟に広げ、行動目標の精度をもっと上げる方法はないだろうか?」と、原田氏が考えて 生み出したツールです。

「オープンウィンドウ64」は『全81マス』からなるツールで、使うことで目標達成を達成する為の『64個のアイデア』(目標達成に向けた窓)が出てきます。 最初に中央のマスに「自分が達成したい目標」を書き込み、周りの『8マス』に目標達成に向けて重要なキーワード、取り組む分野を書き込んでいきます。そして、『8つ』の"キーワード"や"テーマ"毎に関連する具体的な「行動」を検討するすることで、『思考』がどんどん広がり、最終的に目標を達成する為の『64の具体的行動』が導き出されます。


■2【マンダラから誕生した『オープンウィンドウ64』!】

「オープンウィンドウ64」は、古代インドを起源とする「マンダラ」をベースに誕生していて、「別名マンダラチャート」(曼荼羅チャート)と呼ばれます。「マンダラ」とは、仏教に於いて修行を通じて 到達したいと願う仏の世界を表現したものです。「修行僧」は瞑想の中で「マンダラ」の世界を考え、日々 修行する中で、順番に悟りを開いて"真理"に到達すると言われています。


「マンダラ」から着想を得て生まれた この「オープンウィンドウ64」も、自分では気づいていない『思考』を掘り起こして形にする効果があります。「オープンウィンドウ64」には、結果や成果を上げる為の『実践』や『思考』を導き出すノウハウがぎっしり詰まっています。


それでは、次に「原田メソッド」の全体像を紹介します。

■3【『原田メソッド』の特徴!】

「原田メソッド」は、『目的』や『目標』、『想い』や『ビジョン』をツールを活用することで確実に実現する方法です。

ユニクロ、キリン、カネボウ化粧品…。これら一流企業が導入し目標達成を実現している「原田メソッド」とは、一体どのようなものだろうか…。


●それを、一言で表現すると…

「ツールを活用して 日々の仕事の中で『能力』と『人格』を共に高め、目標達成を実現する」という実践的な方法です。

大きな成果を上げる為には、「高い能力」が必要ですが、同時に「優れた人格」も欠かせません。何故なら、大事をなそうとすればするほど、「素直に学ぶ姿勢」、「周囲の協力を得られる人間性」、「強い達成意識」などが必要になってくるからです。


だから「原田メソッド」では、単に業務上の「能力アップ」だけでなく、「人格面を磨いていく」ことも非常に重視しています。「人格の土台があって 初めて、能力が発揮される」。

これが 原田氏の考え方です。


では、「優れた人格」はどうすれば身に付くのか。

原田氏は「仕事を通じて 良い習慣を身に付けることが最も効率的であり 効果的」と説いています。道徳論のような話に終始するのではなく、飽くまで 日常の仕事の中で良い習慣を身に付け、「能力」も「人格」も磨くべきだと述べています。


この考え方は「原田メソッド」の特徴の"1つ"であり、そうした 日常の訓練を経て"自分の人生を切り開く勇気と実行力を持つ人間(=自立型人間)を育てる”というのが、「原田メソッド」が約束する大きなゴールです。


ハイ・パフォーマーたちを徹底的に研究して結論づけられた「成功・パフォーマンス向上の原則」では、自ら高い目標を設定して 次々と超えていくような「自立型人間」になる為には、もう少し具体的に、どのような『要素』が必要なのか。

それを知る為に原田氏は、成功者やハイパフォーマーと呼ばれる人を徹底的に研究しました。

現役のオリンピックメダリストや優勝チームを指導した常勝監督、時代をリードし続けるグローバル企業の経営者、あるいは 過去にも遡って、歴史上の偉人、ナイチンゲールやキュリー夫人、マザーテレサ、戦国武将 等々…。


すると、それら成功者・ハイパフォーマーには"5つ"の共通する『要素』(傾向)が見い出されることが分かりました。


■4【成功者・ハイ・パフォーマーの"5つ"の「成功・向上 要素!」】

◆1.「目的・目標設定!」

成功者・ハイパフォーマーは「何の為にやるのか」という"目的"と「いつまでにどう成りたいのか」という"目標"を設定し、紙に書き出しています。彼らは、未来の成功した自分のイメージを鮮明に描いていたのです。


◆2.「勝利意識!」

成功者・ハイパフォーマーは「きっと出来る」「必ずやり遂げる」「絶対自分に負けない」といった"強い意志"、弱い自分に勝ち続ける"意識"を持っています。彼らに「敵は誰か?」と訊くと、みな、一様に「敵は自分」と答えます。


◆3.「成功の習慣を形成する!」

成功者・ハイパフォーマーは、成功に繋がる活動を何度も繰り返すことで、無意識のうちに出来るようになっています。彼らには共通して、毎日 欠かさず行っている活動があります。


◆4.「毎日 考える!」

成功者・ハイパフォーマーは、毎日「目的・目標をどうすれば達成できるか?」を考え続けています。成功の最小単位を「一日」と捉え、確実に"目的・目標"に近づいています。


◆5.「心・技・体・生活のバランス!」

成功者・ハイパフォーマーは、達成の為めの活動だけではなく「心」「スキル」(技)「体の健康」「生活」のバランスを大切にしています。彼らはその中でも、「心」を最も大切にしています。


成功者・ハイパフォーマーに共通するこれら"5つ"の『要素』を発見した結果、原田氏は「この"5つ"を満たす方法を考え実践すれば、誰でも"目標"を達成できると考えたのです。

そして、研究に次ぐ研究を重ねて開発したのが「原田メソッド」の教育体系であり、それを実践していく為のツールが「原田メソッド3大ツール「①長期目的目標設定用紙」「②ルーティンチェック表」「③日誌」です。


「ツールの開発」とだけ聞くと、「ツールだけで、そんなに成果が上がるの?」「目標達成できるの?」と思われるかも知れませんが、これらのツールを活用することが、普通の中学生を7年間で13回の全国優勝に導き、ユニクロやキリン、カネボウ化粧品などの一流企業で導入され 6万人のビジネスパーソンの「目標達成」に貢献したのです。


著名経営者、オリンピックメダリスト、プロスポーツ選手…。

ハイパフォーマーたちが使い続ける「原田メソッド3大ツール」。では、次に この「原田メソッド3大ツール」を紹介します。


■5【『原田メソッド』3大ツール!】

◆目標達成する3大ツール1.「長期目的・目標設定用紙!」

確実に達成できそうな"目標"に挑戦し、成功を繰り返すことで、目標設定の『コツ』と『自信』を掴めます。ハイパフォーマーたちを研究した結果、彼らは まず 「成功イメージ」を明確にし(=目標を設定)、そこから逆算して「やるべきこと」を実行したことが分かります。

この「長期目的目標設定用紙」(以下、長目)は この成功プロセスを具体的に記したものです。

長目(ちょうもく)では、まず『達成したい目標』を書き、加えて「なぜそう成りたいのか」「それを達成すると どんな良いことがあるか」という"目的"も列挙します。これを書くことで 達成動機を強め、成功の可能性を"グンと"引き上げるのです。


"目的"の重要性を知る例として、2011年の「なでしこジャパン」が挙げられます。彼女たちの『目標』は 勿論「試合での優勝」だったのですが、その先の『目的』は「優勝によって、震災で傷ついた日本に元気を与えること」でした。原田氏は「こうした強い目的意識や使命感があったから、彼女たちは厳しい練習に耐え、栄冠を手にしたのだ」と言います。


ならば最初から、『目標』の先にある良いこと「=目的」をすべて 列挙して その喜びを想像し、目標達成の"原動力"にしようという訳です。

目的・目標を1つずつ書いたら、それに至るプロセス目標を"2種類"書きます。1つは「いつまでにやる」と決める期日目標、もう1つは「毎日やること」を決める「ルーティン目標」です。


例えば、来年の〇月にトップ営業マンになる為に、「Ο月Ο日までにいくらの売上げを上げる」などと決めるのは期日目標。一方、「その為に、毎日 何本のテレアポをする」というのは"ルーティン目標"です。このように、『目標』に至るまでのステップを「期日目標」という形で設定すると伴に、「ルーティン目標」を繰り返すことで確実に近づいていくのです。


まとめると、「長期目的・目標設定用紙」とは、『目的・目標』を記すと伴に、目標達成に至るまでのプロセスを具体的に記したものです。



◆目標達成する3大ツール2.「ルーティンチェック表!」

6万人以上の指導の実績から、この「ルーティンチェック表」にΟが86%になれば、ほぼ 確実に『目標』は達成できるようになっています。

97%の無意識的な活動(潜在意識)をコントロールする人が意識的に活動できる範囲は、たったの3%と言われています。残りの97%は、無意識的な活動です。ですから、もし この97%の無意識の活動をコントロールできるようになれば、何倍ものパフォーマンスを発揮できることになります。「原田メソッド」では、意識的な行動を毎日 継続し、"習慣化"させることで、無意識の活動に変えていきます。そうすることで、『仕事』に必要な行動を「当たり前」に変え、更に パフォーマンスを発揮できる状態を作り上げます。


誰もが、「するべきだと思っていること」を、実際 実践できていません。「原田メソッド」に数ヶ月 取り組めば、「如何に 自分が、成功の習慣を身に付けることに『失敗』しているか」ということに気づくことができ、"危機感"を生み出すことが出来ます。


◆目標達成する3大ツール3.「日誌!」

「金メダリストは毎日、『日誌』をつけていました。しかし、銀メダリストはつけていなかったのです。不思議です」。原田氏の"言葉"にあるように、『日誌』は、目標達成の可能性を限りなく高める最強のツールの"1つ"です。

「原田メソッド」では、目標達成までに 必要な時間の最小単位を「1日」と考えています。だから毎日、時間をとって、『目的』や『目標』について考え、その日の自分を省みるのです。ここで使うのが、「原田メソッド」3番目のツール「日誌」です。原田氏によれば、「考える」とは「書く」ことです。考えたことを『日誌』に書き、書いた『文章』と向き合うことで、毎日、自分に問い掛けるのです。


「家に帰ってから寝るまでの時間はどうして予定通りにいかなかったのだろう?」「そうか、パソコンをし過ぎてしまったのか。明日はパソコンを30分にしよう」「今日は会議の前に、バタバタとしてしまったな。どうすればよかったのだろう」「そうか、朝に時間があったのに、資料を点検しなかったからだ。準備は大切だ」

このように、言わば 自分で自分を"コーチング"するのです。「コーチング」とは通常、第三者が質問をして、それに答えながら"気づき"を得るものです。しかし『日誌』を使えば、自分一人で"コーチング"をして、自らを育てていくことが出来るのです。


◎と言うことで…

「『目標達成で"真の自信"を育む!』原田メソッドとは?」と題して書いてきましたが、最後に「大谷翔平選手」が高校一年生の時に作った「目標達成シート」=「マンダラシート」(オープンウィンドウ64)について紹介します。


日本人として最年少、また 最速でアメリカンリーグの『週間MVP』を獲得した「大谷翔平選手」が、高校一年生の時に作成した目的達成表が有名な「大谷マンダラ」です。

ピッチャーとバッターの「二刀流」選手として活躍する「大谷選手」が作成した目標達成シートにどんなことを書いたのでしょうか…。


「大谷翔平選手」は、プロでも 中々 投げられない『球速160キロ』を高校時代に成し遂げ、ルーキーイヤーに投手で『3勝』、打っても『3本塁打』という「二刀流」の活躍を見せたプロ野球選手です。岩手県・花巻東高校から2013年にドラフト1位で「北海道日本ハムファイターズ」に入団したのち、2018年からメジャーリーグチームの「ロサンゼルス・エンゼルス」と契約し、活躍し続けています。


そんな「大谷翔平選手」が高校一年生の時に作成したのが「マンダラシート」。高校時代の監督・佐々木洋氏からの教えにより作成したこのシートは、「強い目標(夢)を中心に置き」、「周囲に『9×9』の合計81マスに細分化した目標」を書き込んだものです。


「大谷選手」が中心に書いた"夢"は「8球団からのドラフト1位指名」でした。

この中央の「目標」(夢)を達成する為に必要な"要素"を『8つ』記入しています。

それが…

「1.コントロール」「2.キレ」「3.スピード 160km/h」「4.変化球」「5.運」「6.人間性」「7.メンタル」「8.体づくり」でした。

更に、これらを達成する為の具体的な目標を、それぞれ『8つ』ずつ記入したのです。


●例えば、「1.コントロール」ならば、「体幹強化・軸をぶらさない・不安をなくす・メンタルコントロールをする・体を開かない・下肢の強化・リリースポイントの安定・インステップの改善」

●「5.運」ならば「ゴミ拾い・部屋そうじ・審判さんへの態度・本を読む・応援される人間になる・プラス思考・道具を大切に使う・あいさつ」

●「6.人間性」ならば「愛される人間・計画性・感謝・継続力・信頼される人間・礼儀・思いいやり・感性」

●「8.体づくり」ならば「サプリメントを飲む・FSQ 90kq・RSQ 130kq・食事 夜7杯 朝3杯・可動域・スタミナ・柔軟性・体のケア」でした。


このように「大谷翔平選手」は目標達成シートを作成する際、なるべく具体的に、また少し高い目標を書き込むようにしたそうです。一つの「大きな目標」を達成する為に必要な要素を細分化し「叶えたいこと」への『道程』を確立した、とも言えるのです。一度に、全ての『要素』をクリアしていくのは難しいものです。そこで、具体性を高めると、『目標』を見失わずに進めます。



目標達成シートは、「目標設定」や「現状分析」、「行動指標」の確立など 様々なビジネスシーンで活用できます。

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