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  • 株式会社コンカン

【若手社員の成長記!】「第52回:『知識』と『知恵』、更には『知恵』と『知性』の違いとは?!」~経験して初めて、自分の"モノ"になる!〜

前回の記事で、自分の体験から「知識」をインプットすることの大切さについて書きました。


しかし、よく考えてみると、「知識」をインプットするだけでは何も意味がありません。勿論 「知識」は大切です。特にビジネスに於いて、『専門知識』は不可欠だと思います。しかし、知識は「データベース」にしか過ぎないとも思います。何故なら「知識」をいくら豊富に持っていても、それだけで 役に立つとは決して言い切れず、大事なのは それを如何に活かすかが、最も大切だからです。それがよく「知恵」と言われます。今日は、この「知識」と「知恵」の違いを深掘りしみます。




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まず…

【「知識」と「知恵」の違いとは?】

〇先ずは、辞書的な意味で調べてみると…

●「知識とは?」

*知ること。認識・理解すること。また、ある事柄などについて、知っている内容。(出典:デジタル大辞泉)

●「知恵とは?」

*物事の道理を判断し処理していく心の働き。物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。(出典:デジタル大辞泉)


〇これを、もっと分かり易くいうと…

●「知識」はデータでしかなく、自分の経験を通して初めて知識が「知恵」に変わり、自分の能力となるということです。「百聞は一見に如かず」という言葉があります。百回 聞いてもそれは「知識」に過ぎません。一度でも自分の目で見て、「体験」することが大切だということです。

例えば、料理本をいくら眺めていても、実際に作ってみなければ料理の腕は上達しません。最初は料理本のレシピを見ながら料理を作っていたとしても、試行錯誤をしながら工夫を加えているうちに、自分なりのレシピを見つけることが出来るようになるはずです。これが「知恵」ということです。

一言でいうと…

●知識=インプット

●知恵=アウトプット

とも表現できます。


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では…

【「知識」を「知恵」に変えるには?】

●結論は、「行動」が不可欠ということです。

知識を活かして、実際に手を動かして「体感」してみる。そうした"経験"を持って初めて「理解」できます。「覚える」だけでは分からなかった「理解」という手応えは、自分の体感を持って初めて感じられるものであり、「覚えた」から「理解した」までの過程で得られる「経験」を得なければ、「知識」は「知恵」にならず、もっと言うと「知恵」で無ければ「知識」は活かせないのだと思います。

なんだか、当たり前のことな気もしますが。。。


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では…

【「知性」とは?】

これも 先ずは、辞書的な意味から調べてみます。

〇「知性とは?

●「物事を知り、考え、判断する能力。人間の、知的作用を営む能力。『知性にあふれる話』『知性豊かな人物』」(出典:デジタル大辞泉)

とあります。これも分かり易くいうと…

●「知恵を活かして、更に 答えの無い問いに、答えのようなものを見い出すこと」です。つまり、「『知恵』は答えのあるもの」とも言えますが、「『知性』は答えのないもの」です。


更に 今では、「知性」は人間性がある人に対して使われる"言葉"になっています。知恵が増えてくると、自分に自信が付き態度が傲慢になってくるのが自然だと思います。傲慢になると周りが見えなくなり、自分よがりな行動を取るようになってしまいます。私の考えですが、そうならない為には「謙虚さ」を忘れないことだと思います。

所謂「知性がある人とは、知恵があり謙虚な人のこと」を指しているのだと思います。

常に学んで前に進んでいる人ほど、皆さん謙虚である気がします。それは、学んでいるからこそ、自分の知らないことを認めて謙虚になっているのだと思います。


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◎と言うことで…

●私も情報収集が比較的 好きな方だと思います。新しいことを見たり聞いたりするのは、自分の好奇心を刺激してくれます。でも それだけではなく、ちゃんと「やってみた」という経験が大事だと思います。

ネット記事を見たり聞いたりしたら、とりあえずやってみる。新しい話題作が発売されたら、それを買ってみて、試してみる。こういう小さな経験が積もり積もった時「自分の蓄え」が出来たと言えると思います。


特に、今は情報収集が簡単に出来る分、それだけで「分かったつもり」になりがちです。それを予防するする為に、情報収集を行う際も「幅を広けるため」「仕事の〇〇に活かすため」など、「目的」を持って"取りに行く"ことだ大切だと思います。ただ 単に、記事を流し見しても、意味のないことだと思います。


私も、最近は知識のインプットの為に、まず「本」を読むことを始めてみました。単純に知識に対してもっと"どん欲"になりたいと思ったからです。そして、この「Faceook」や「ブログ」に書いたり、人に話したりすることで『アウトプット』の場になっています。しかし 得た知識をもっと「アウトプット」をして、「知識」を「知恵」にしていこうと思います。


その為には…

●普段の何気ないシーンを「言語化」することだと思います。

例えば「この漫画が、何故 自分が刺さったのか?」などを、言語化する"努力"が、知性ある人物に導いてくれるのだと思います。長くなりなりましたが、以上です。

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