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  • 株式会社コンカン

【若手社員の成長記!】「第43回:GWの由来と、海外の休日事情!」~ちょっとした学びから自分を知ろう!~

今日は、少し切り口を変えて 記事を書きます。

皆さん、ゴールデンウィーク(GW)は どのように過ごされましたか?今年は「新型コロナウイルス感染症」もあり、自宅で ゆっくり過ごされた方も多いのではないでしょうか。私は、いつか見ようとストックしていた映画を一気に視聴し、充実した毎日を過ごすことが出来ました。ところで、そもそも「GW」の由来は、ご存知ですか?とは言いつつも、私も全く知らないのが"本音"です。そこで 今日は、このGWについて調べてみます。




先ず…

【ゴールデンウィーク(GW)とは?】

●4月末から5月初めに掛けて多くの祝日が重なった『大型連休期間』のことです。昭和23年に"祝日法"が施行された事により、「4月29日から5月5日」までの1週間に祝日が集まりました。このゴールデンウィークを利用して、数多くの人が旅行や帰省をします。鉄道や高速道路は、度々 混雑しますが、毎年 恒例のことだと言えます。


【GWの名称の由来!】

●実は、名称の由来は「2つ」あり、はっきりとは分かっていません。

*先ず、1つ目は…

「日本映画界の造語であるという説」です。

1951年のゴールデンウィークに上映された『自由学校』という映画があります。この映画の珍しい点は、松竹と大映という当時の二大映画製作会社が、同じ題名で別の内容の映画を製作したことでした。公開日も同じ5月初旬の連休で、両作とも正月や お盆の時期よりもヒットしたことで、毎年 この期間により多くの人に映画を見てもらおうという目的で、宣伝文句の造語を作ったという説です。当時、大映株式会社の常務であった「松山 英夫氏」によって名付けられたようです。

*もう一つが…

「ゴールデンタイム説」です。

これは、大型連休の期間が 最もラジオの聴取率の高い時間帯だったため「黄金週間」と言われていましたが、インパクトに欠けることから「ゴールデンウィーク」になったという説です。


因みに 違った切り口で…

【他に『ゴールデン』と付く言葉は?】

有名なのは、以下のような"言葉・固有名詞"があるようです。

*「ゴールデンウエディング」=金婚式、結婚50周年を祝う催し。

*「ゴールデングラブ」=NPB(日本プロ野球)にて、守備の優れた各ポジションの選手に対して記者投票にて与えられる賞

*「ゴールデンゲート・ゴールデンゲートブリッジ」=金門海峡、サンフランシスコ湾と太平洋を結ぶ海峡。また、その海峡に架けられている大橋。

*「ゴールデンスラム」=テニスにて四大大会の制覇にプラスしてオリンピックでも金メダルを獲得すること。

*「ゴールデントライアングル」=タイ、ラオス、ミャンマーの3ヶ国がメコン川で接する地帯のこと。黄金の三角地帯。現在は観光地として発展。

*「ゴールデンレトリバー」=大型犬の一種。賢く温和な性格で人懐っこいことからペットとして非常に人気。

*「ゴールデンライン」=商品が最も見やすく、最も手に取り易い高さの陳列。

●このように 日本人は、元来 最高級と見なせる事象に対して、「ゴールデン」と名付ける"文化"なのです。


ちょっと 話が逸れましたが、最後に…

【GWから見る、日本と海外の価値観の違い!】

●日本では、GWとなると、どこに行っても混雑するのが当たり前です。では、海外ではどうなのでしょうか? 実は 海外には、GWのような国が制定した長期の祝日が存在しません。特に、ヨーロッパ諸国やオーストラリアの祝日は年間で約10日程度しかありません。しかし そもそも、日本と海外では休日に対しての認識に大きな違いがあります。

それは、海外は 好きな時に休むというのが一般的になのです。例えば、有給休暇が日本の約2~3倍もあり、それらを個人のタイミングでとります。つまり 海外では、日本で言うGWのように一気に街中が混雑する期間も無ければ、そもそも 連休の取り方も違うのです。

また 海外では、病気や怪我以外に「遊び」という理由で、休暇を取ることは 当たり前で、1年間の有給は全て年内に消費します。日本では、祝日以外は休みを取ることに大きな抵抗がある人が多く、そこが 海外との大きな違いです。


ーーー

◎と言うことで…

身の周りには「知ってそうで、知らないこと」が数多くあると思います。そのようなことに"感度"を上げて、更に 深堀りしてみると、とても面白い発見があります。GWも同様で、成り立ちから知っていると、捉え方が変わり、すると過ごし方まで変わるかも知れませんね。勿論 他のことも同様で、例えば 旅行をする際も、行き先を調べていくことで、違った目線から楽しみ方を見い出すことが出来ると思います。

先ずは、身の回りの事を調べてみる事が、「豊かな人生」を形成するのかも知れません。


ここまでを踏まえて…

●こういった、自分が"ふと疑問"に思ったことを調べる行為を「学び」と言うそうです。似た言葉に「勉強」という言葉がありますが、全く意味が違います。

*学ぶこと=「自分が深掘りしたい問いについて、主体的に探求すること」

*勉強すること=「すでに誰かが知っている正解について、早く理解すること」です。


私たちは、インプットすることを「勉強」のイメージがつき過ぎていて、つまらなそう、いっぱい 暗記すべき、間違うと恥をかく、といったシーンばかり思い出してしまいます。でも、ちょっと 立ち止まってみると、小さい頃に「あれ、なーに?」「どうして海は、しょっぱいの?」といった質問攻めをして、親から「そんなことより静かにして」と言われたことが誰でも一度はあると思いますが、それこそが「学び」なのです。


最後に、この事について「言葉の成り立ち」から紹介します。

●ラテンアメリカでは、昔から「『学び』というものが、自分の知らない自分への『冒険の旅』」と捉えられていました。その為…

英語で、「問い」という言葉が「question(クエスチョン)」であり、「冒険」が「quest(クエスト)」なのは、語源が同じだからです。

つまり…

●「『問いを持つこと(学び)』が『自分を知るという冒険の始まり』」なのです。

長くなりましたが、以上です。

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