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  • 株式会社コンカン

【若手社員の成長記!】「第11回:センスの身に付け方!」~副題:全ては"知識"から始まる!~

仕事柄、"クリエイティブ"に触れる機会が増えたこともあり、本当に「センス」がある人っているんだと感じます。 例えば、同じ内容のプレゼン資料でも、内容とその見せ方が合致している時の「説得力」というのは本当に凄いと感じています。

そこで 今回は、その「センス」について書いてみます。 その為に読んだ本は、「水野 学さん」の「センスは知識から始まる」という本です。水野 学さんと言えば、「くまモン」の生みの親として有名です。 ーーー まず… 【センスとは?】 ●「数値化できない事象を最適化すること」です。 これは、センスが数値で計れるものであれば、売れている服が全てセンスがあるという理論ですが、実際はそうではないということです。また 業績が良くても、例えば、従業員や取引先を悲しい目に遭わせて自社利益だけを出していたら、センスがいい会社とは言えません。 その上で これからは… ●「"センスの良さ"が、スキルとして求められている時代」と言われています。 何故なら… 技術がその時代のある一定に到達すると、美意識(センス)の方に関心が行くからです。 現代で言うと、「Apple」が代表的な存在であるように、「センスの時代」が来ているといったことです。 また、日本にはセンスのある企業や商品が少なく、その理由の一つとしては、マーケティング先行の商品開発があります。これについて、水野さんは、「消費者の心理の核心を突くような商品の輩出はマーケティングではなく"センス"で創られている為、日本もセンスを意識していくべき」と説かれています。 それでは、センスを身に付ける方法は… ●「知識を得て、普通を知る」ということです。 これは、「良いもの、悪いものが分かること」というのが、センスを語る上で欠かせないからです。 【知識を身に付けるコツ!】 ■1.「王道を知る!」 *王道とは、「定番」・「一番良いとされているもの」・「ロングセラー」と言われているものです。王道のものは、改善と洗練を経て、その地位にいるわけであり、それらを知ることは、最短で基礎を学ぶことに繋がります。 ■2.「今、流行しているものを知る!」 *王道の真逆にある「流行のもの」についての知識を集めることです。「王道のもの」と「流行のもの」の両方の知識を集めておくことで、知識の幅は大きく広がります。例えば、流行りものの雑誌を読む等です。 ■3.「"共通項"や"一定のルール"がないかを考えてみる!」 *王道と流行を抑えたあと、その他の情報を得てそれらにはある「共通項」や「一定のルール」を自分で分析することです。インテリアショップで言えば、王道と流行を抑えた後、それ以外のお店を見て回り、インテリアショップにある「共通項」や「一定のルール」を見つけます。 ーーー ◎と言うことで… センスについて書きました。 今迄「センス」は天性のものと捉えていましたが、後天的に身に付けることができるものと感じます。 実は私も、まだまだ「センス」はありませんが、以前と比べると、良いデザインの判断が少しはできるようになった気がします。それこそ、「王道のデザイン」に触れる機会が増えたからです。 そして 次のステップとして、周りの情報に敏感になり、それを自分なりに分析し、" 共通項"や"ルール"を見出すことだと思います。その為には、先ずは日頃の生活から、それらにアンテナを張り、様々な情報に触れることだと思います。 ーーー ●最後に 情報を得る時に、私が意識したいことは… 「視点をズラす」と言うことです。 これは、いつも違った考えの人、年代が違う人、興味がないことを調べてみる等です。言わば、自分だけの世界を作らないと言うことです。 その上で、興味を持ったことについては、徹底的に深掘りすることも大切だと思います。 例えば 私は「キャンプ」が好きですが、キャンプの歴史などを深掘りすることで、「へぇ~!」といった面白い発見をすることができ、他のテーマに転用できると言うことです。 と言うことで 実は… センスは、「情報」を持ってるか、持っていないかの違いでしかないとも言えると思います。 センスは、「知識」と「経験」の積み重ねであり、センスを高める為には、「スピード」と「クオリティ」を高める事だと思います。

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