top of page
  • 株式会社コンカン

【イケてる企業のC.I.を切る!】「第2回:株式会社 久原本家グループ」

今日は、成長している企業のC.I.を紹介します。

第2回は、創業120年を経て、創業200年を見据えた地域に根ざした「本物」を追求し続けている地元福岡を代表する総合食品メーカー(老舗醤油醸造)の久原本家グループです。

売上規模は、ここ6年で、84億から225億と急成長している企業で、主な自社ブランドは、「椒房庵」「茅乃屋」「くばら」「作右衛門」「HiBiNa」があります。


では、久原本家の「イケてるC.I.」の一部を紹介します。


ーーー

【企業理念】 「モノ言わぬモノに モノ言わすモノづくり」 の信念のもと、たとえ時間がかかっても、人の心と手間をかけた、本当に美味しいものを味わっていただきたい。 そして皆様に感動していただけたら、これに勝る喜びはありません。永きにわたり感動を生み続ける会社を目指し、挑戦し続けたいと思います。

ーーー

【急成長の理由分析】 まず一番は、企業理念が兎に角「格好いい!」と思います。 広告・事業コンサル業界に長年携わった人間から見ても、お金じゃない「モノづくり」に込められた想いが、本当に「根幹」を付いた言葉で、一般生活者からすると、「ここの商品を買ってみたい!」「ここで働いてみたい!」と想わせてくれる点です。 しかし ここまで来るのに、会社の沿革を見ても分かるように紆余曲折あった事が伺えます。 そんな中で、ここまで永続しているのは、戦後 日本の食文化が変化し、日本人が醤油をあまり使わなくなった時に、時代の変化に対応し、醤油醸造の技術を様々な商品開発に活かし横展開した点です。 ●醤油醸造→だしのOEM生産→独自商品開発→自社ブランド開発→日本食の普及(海外展開) また 久原本家の独自性は、強いデザイン力を持った自社ブランドの開発力と、中小企業でありながら、マーケティングを含めた様々な機能を、自社内で内製化し、リアル店舗と通販を融合させた点だと思います。 ■久原本家の成長:マーケティング力×(商品開発力×デザイン力)=ブランド力(感動接客・品質管理含む) *「毛利元就の三本の矢」が、四本 五本と増えている。 *矢→ブランド

閲覧数:9回
bottom of page