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【若手社員の成長記!】「第35回:『柔軟性』の磨き方!」~柔軟性とは「軸」の先にあるものだ!~

皆さんは、自分の「柔軟性」に自信ありますか?ビジネスの現場でも、柔軟性が無く、絶対に自分の意見を変えないような人がいると、中々 結論がまとまらなくなってしまいます。そんな 私は 実は、かなり頭が固いと自覚していて、よく周りの人からも『頭が固い』と言われます。そこで 今回は「柔軟性」が低い人の『特徴』と『改善策』について調べてみます。









そもそも…

【「柔軟性がある人」とは、どんな人だろう?】

ビジネススクールで有名な、グロービス経営大学院大学では、以下のように"定義"づけられています。

●「その場、その時代で、機転を効かせて行動や分析などを素早く対応出来ることや、色々な場面に臨んで その変化に応じて適当な処置が出来る人」のこと。

反対に頭が固い人とは…

●「他人の考えを受け入れることができない状態や、柔軟な捉え方ができずに、自分の考えに固執する人」のことを指しています。


次に…

【「柔軟性」がない人の特徴】

◆1.「頑固で他人の意見を聞き入れない」

*自分の主張を一方的に行う傾向が強い人です。何事に対しても、「こうあるべき」という考え方に拘り過ぎて、その考え方に周囲が合わせてくれるのが 当然だと思っている為、反論されると更に主張を繰り返してしまいます。自分の考えに自信があり、自分と違う考えは正しくないという認識が常にあるのです。

また、「あの時こうなったから、これはすべきではない」などと、1~2回の「経験」をしただけなのに その結果が、全てだと思い込んでいる事もあります。ある程度の「経験」は、必要ですが、「経験」だけで物事を判断することは危険な時もあると言うことです。


◆2.「固定観念や先入観に捉われ易い」

*頭が固い人は、これまでの自分の人生の中で形成されてきた固定観念を大切にしています。しかし 大切にするあまり、変化していく状況や常識が理解できず、受け入れようとしない傾向にあります。「有名企業に就職すれば、人生は安泰だ」「〇千万円貯金すれば老後は大丈夫だ」といった考えが強く、他人から そんな保証はどこにもないと指摘されても信じない一面があります。


◆3.「新しい物事を受け入れるのが嫌い」

*頭が固い人は、融通が利かないという特徴があります。自分の考えや、「経験」が正しいと思っていて、過去に「経験」して成功したことに固執するため、新しい物事を受け入れるのが嫌なのです。基本的に自分以外の人はあまり信用せず、新しい物事をやってみて成功した場合、今までの自分のやり方を否定されるような気がして受け入れられないのだと思います。


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ここで、違う切り口で…

【日本人は柔軟性が低い?!】

*そもそも日本人は海外と比べると、柔軟性の低い人種と言われています。それは、真面目な性格もありますが、日本教育で「答えは一つ」と言う教育を進めたからという声もあります。一つの視点が思い浮かぶとそれ以上 思考することを止めてしまう傾向があります。しかし ビジネスの世界では、「A」か「B」かという二者択一で物事を捉えられる場面は少なく、むしろ「A」か「B」の「中間」に答えがある、もしくは 自分で答えを作る場面の方が多いはずです。確かに 私も頭が固く、直ぐに白か黒かを付けようとする"癖"があります。

因みに、人工頭脳工学の『サイバネスティック』という新しい科学の研究結果によると、ビジネスで結果を残す人は必ず柔軟性があるそうです。色々な角度から物事を見ることができ、多くの選択肢を持っていると言えます。また 同研究結果からは、一つの目的に対して、方法は5万通りあるとも言われます。


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話が逸れましたが、それでは…

【「柔軟性」の身につけ方!】

◆1.「様々なことに積極的にチャレンジして、経験の幅を広げる!」

*頭が固い状態だと、どうしても 自分がこれまでに経験してきたことだけを基準として物事を判断しがちです。しかし それでは、成長できませんし、周囲との付き合いも上手くいきません。少しずつでもいいので、やった事がない事にチャレンジしてみる事が大切です。初めての体験を重ねていくことで「こんな世界もあるんだ」と、新しい発見を得ることで、視点も柔らかくなります。


◆2.「他人がどう思うか客観的に考える"癖"をつける!」

*頭が固い人は、真面目すぎて 相手の話を受け入れる余裕がない場合が多いのです。自分の考えを持つ事は、とても重要ですが、相手も同じように意見を持っているということに気づいて、立場を変えて考える"癖"をつける事が大切です。客観的に物事を考えるようになれば、他人の意見を受け入れ易くなるだけでなく、自分の意見が一般的にどうなのかを判断できるようになります。


◆3.「大前提(マニュアルやルール)から疑ってみる!」

*頭が固い人は、決められたルールを素直に守ろうとします。しかし、そもそも そのルールが正しいのかを疑ってみる事も大切です。現代の変化の流れは、速く、過去の常識が現在の非常識になっていることも多いのです。頑固にルールを守り続けるのではなく、「これは、本当に適切な方法なのか?」と、時折 引いて見てみて、自分で考えるようにする事が大切です。


◆4.「自分だけの世界を作らない!」

*これは、自分の興味あるの世界だけに留まらないという事です。柔軟に考える為には、文学、絵画、写真鑑賞などの芸術などにも触れ、縦横無尽にイメージを膨らませて置くことも必要です。自分の興味のある世界に ずっといると、それだけ新しい視点を閉ざしている可能性があります。興味のない分野を極める必要はありませんが、敢えて 興味のない分野を知る事で、興味のある分野を研ぎ澄ますことにも繋がります。


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◎と言うことで…

「柔軟性」について書いてきましたが、 私は 最近 この「柔軟性」を持つ事の難しさを痛感しています。それは「あるやり方に拘りながら物事を進めていると『あの人は頭が固い』『柔軟性に欠ける』と言われます。かと言って、コロコロと柔軟に変えていると『拘りがない』『軸がぶれている』と言われること」です。個人的には「柔軟性」の漢字から「やわらかい」とイメージしてしまいますが、どちらかというと「しなやか」に対応するイメージが近いと思っています。それは しっかりとした「軸」を持つ事の先にあり、「軸」があるからこそ 目の前の『事象』に"臨機応変"に対応し、結果を残すことが出来るという意味です。

その「軸」とは、個人の「アイデンティティ」だと思います。仕事だと「何の為に、この商品を作るのか?」「喜んで欲しい顧客は誰か?」「その顧客は、何を望んでいるのか?」といった部分です。このような「軸」があると『目的』が明確となり、その結果 手段も多くの選択肢から柔軟に考えられる事に繋がるのだと思います。


また「柔軟性」というのは、その場の対応力でもあるので、実は 人並み以上に『準備』を入念に行っている"人"にしか出来ない事だと感じます。一見すると「場当たり的」もしくは「その場の思いつき」で対応しているように思ってしまいますが、実は 逆であり、『準備』をしっかり行っているからこそ 柔軟に対応できるのだと思います。『準備』をする段階で、自分の最も"幹"になる判断軸が 明確になるので 柔軟に対応することに繋がるのだと思います。


〇最後に…

歌舞伎役者で有名な「故・中村 勘三郎氏」がよく語ったと言われる「無着 成恭氏」の言葉を紹介します。


●「型がある人間が、型を破ると『型破り』 型がない人間が、型を破ったら『形無し』」。

「柔軟性」には『準備』に裏打ちされた「軸」が必要であり、その「軸」とは ここでいう「型」とも言えるのだと思います。

長くなりましたが、以上です。

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