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  • 株式会社コンカン

【若手社員の成長記!】「第30回:名著『思考は、現実化する』から見る

今日は、自分の成功を手に入れる上で、かならず必要となる「忍耐力」について、名著「思考は、現実化する」を引き合いに出しながら、書きます。

~副題:4つのステップで忍耐力を鍛える!~






身近なことでは、貯金もスキル習得もダイエットも、そして 大きなことでは、夢・目標も「忍耐力」なくして"成功"はないかと思います。

一方で「忍耐力」は、そう簡単に身に付くものでもないと思います。特に、最近は「自分の好きなことだけをすればいい」といったような分かり易い"言葉"だけが一人歩きし、その裏にある物凄い「忍耐力」に気づかずに、そのまま 受け取ってしまう事が多くなったと思います。

何故なら、インターネットやSNSの発達により、誰でも情報を発信できらようになったからです。

事実 今までの私が、そうであったように。


まず…

【忍耐力とは?】

「辛いことや苦しみなどを耐え忍ぶ力。辛抱する力」です。(デジタル大辞泉)

もっと分かり易くいうと…

●「何らかの壁に突き当たった時に、諦めて途中で放り出したりせずに、地道に最後までやり切る事ができる力」のことです。


次に…

【忍耐力不足の人が陥る罠!】

■1.「成功が遠のく!」

*『忍耐力』が足りない人は、近道を探そうとします。すると、仕事が雑になったり、間違った判断を下したりしがちです。また、『努力』をせずに結果を得たいという理由で、ショートカットを求め始め、これだと成長が無くなり成功も遠のきます。


■2.「消費者として"バカ"な選択をしてしまう!」

*私たちの周りのいたる場面で、『忍耐力不足』に付け込んで商品を売りつけようとする人がいます。例えば、「頑張らないダイエット」「働かずに稼ぐ方法」「汗をかかないエクササイズ」といった類の話です。『忍耐力』がない人は、あり得るはずのない"言葉"にすぐに騙されてしまいます。


ーーー

そして、「思考は、現実化する」は、その「忍耐力」を身に付ける方法に主幹を置いて書かれています。


【名著「思考は、現実化する」について】

*この本は、全世界で累計 7.000万部以上が売られ、自己啓発の原点としても有名な一冊です。「アンドリュー・カーネギー」という鉄鋼王が、「ナポレオン・ヒル」という青年に「成功哲学の本を作ってみないか?」というところから物語が始まり、500人以上の成功者 もしくは、のちに成功すると思われた人をインタビューし、纏めた本です。この本を書き終えた月日は、合計 20年と言われていて、まさに 『成功哲学』を述べられている本です。


それでは、この本で書かれている「忍耐力」を身に付ける【8つの要素と4つのステップ!】について紹介します。


【忍耐力を身に付ける8つの要素!(抜粋)】

■1.「目標・願望の明確化 」

*あなたが何を望んでいるかをはっきり知ることだ。これが『忍耐力』を養う最も重要なステップである。強力な動機づけこそ、困難を克服する"力"の源泉となる。


■2.「強いエンスージアズム(熱意)を伴った目標実現 」

*意欲、あなたの熱意を、周囲が燃え出すほどに高めれば、 忍耐力を発揮することは、少しも難しいことではなくなるものだ。


■3.「自信」

*あなたの能力を信じること。そして あなた自身の価値を信じることだ。自信が『勇気』と『忍耐力』をもたらす。


■4.「計画の明確化 」

*計画をきちんと立てること。そうすれば やがて『忍耐力』が養われてくる。


■5.「正確な知識 」

*あなたの経験、観察をもとにして計画を立てること。この正しい知識を使わず、単なる憶測や推察だけの知識で判断することは、『忍耐力』をたちまち破壊してしまうことになる。


■6.「マスターマインド 」

*人々に対する思いやりと、理解と調和のとれた協力心(このことを「マスターマインドの心」と呼ぶ)、これは あなたの『忍耐力』を強化させる。

■7.「意思の力 」

*明確な目標に対して常に心を集中する努力は、優れた『忍耐力』を開発する。


■8.「習慣 」

*『忍耐力』は、習慣の結果である。だから『忍耐力』を習慣として身に付けるようにしなければならない。そうすれば、恐怖という最大の敵でも、あなたが勇気ある行動を繰り返すことによって打ち負かすことができるのだ。


【忍耐力を身に付ける4つのステップ 】

◆1.燃えるような熱意に支えられた明確な願望や目標を持つこと。

◆2.明確な計画を立て、それを着実に実行していくこと。

◆3.親戚、友人、周囲の人たちの否定的な、あるいは 意気消沈させるような意見をきっぱり拒絶すること。

◆4.目標と計画に賛成し、激励してくれるような人を1人、あるいは それ以上の人を友人にすること(マスターマインド)。


この4つのステップは、あらゆる 成功のための必要な要素であり、1億ドルにも等しい成功ノウハウ そのものだと筆者は、述べています。そして、本書を通して言いたい事は、「結局は この4つのステップを習慣づけること」とまで述べられています。


ーーー

◎と言うことで…

「忍耐力」について考えてみました。私も この本自体については、何度も耳にしたことが有りましたが、実際に調べてみると、本当に深い本で感動しました。まさに「人生」のバイブルになり得る本だと思います。

そして、敢えて 自分なりに、この本を翻訳してみると、結局は「自分の目標を明確にし、それをプランニングする。そして、目標にデッドラインを設け、今 何をすべきかを決め、すぐにアクションを起こす。同時に、強力にサポートしてくれる応援者を見つける。」というシンプルなことだと思います。『成功哲学』と言えど、トリッキーな事ではないのだと思います。


一方では、「すぐに実践できるか?」と言われると難しいと思います。何故なら、私もそうであるように、まだ そこまで自分が求めていないという人が、殆どからです。


この様な事にならない為には、結局「自分自身のアイデンティティを明確化すること」だと思います。

それは、「自分は、何者か?」「何が、したいのか?」「将来は、何を成し遂げたいのか?」といった『自己理解』を深めることだと思います。勿論 これが、中々 難しいことだと思いますが…


これは、多くの人に出会い、様々な生き方・考え方に触れながら、自分自身の考え方・価値観を言語化して、やっと見つかるものだと思います。

まさに「感性」だと思います。

それと同時に、先ずは『決断』し、間違ったら修正するという『度量』も必要なのだと思います。


なんだか、シンプルそうで 難しい話になってしまいましたが、結論…

●「忍耐力」=「"人生の決断"をすること」だと思います。長くなりましたが、以上です。

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