人間、いつでも「やる気いっぱい」という訳にはいきませんよね。どうしても「仕事」のやる気が出ない時は、誰にでもあるはずです。状況にもよりますが、自分に ちょっと気合いを入れたぐらいでは、中々 浮上できないことも。。。
私自身も、やる気が出ない時には、時間を掛けないと、全くやる気が出ない時があります。特に 雨の日など、低気圧の日は苦手です。。。
そこで 今日は、この「モチベーション」について書きます。
●まず…
【モチベーションとは?】
◆人が、目標等に向かって行動を起こすための内的なエネルギー、つまり「意欲」や「やる気」を指します。
そして、このモチベーションは「外発的動機付け」と「内発的動機付け」の2つで構成されています。
*「外発的動機付け」
例えばインセンティブや評価、昇格などの人為的な「誘因」の要素を使って動機付けを行う事です。高い効果は、見込めますが、その効果は一時的であり、個人の成長にも繋がり難いとも言われています。
*「内発的動機付け」
これは、人が行動を起こす原因が、自身の内面にある「動因」の要素、つまり 興味や関心、そこから生まれた意欲や、やる気に基づいているというものです。例えば、自身の仕事に「やりがい」を感じる事でモチベーションは、向上し、その効果は持続し易く 個人の成長にも繋がり易いと言われています。
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そこで 今回は、やる気ができない時に、あくまで 短期的に「内発的動機付け」を高める方法を、ご紹介します。
【短期的にモチベーションを高める6つの方法!】
■1.「嫌なことを書き出す!」
*どんなことがストレスなのか? 何に不安を感じているか?などを考え、ノートに書き出してみることです。次に「なぜ?」を繰り返して、悩んでいることをしっかり 自分で理解することです。また、書き出すこと=心のモヤモヤを吐き出すことなので、書くこと自体に効果があります。
■2.「タスクを細分化する!」
*人は、未知のものや、予測できないものに対して不安を抱く生き物です。そんな時は、タスクをできるだけ細分化して、一つ一つに期限を設けることです。細分化することで自分が、すべきことの見通しが立ち、「これならできそうだ」と思えるようになります。
■3.「心に響く言葉を読み返す!」
*名言や格言だけでなく、人から言われて 嬉しかった言葉などを、普段からメモしておくのです。仕事でミスしてしまったり、上司に怒られたりした時に、見返すと「もうちょっと頑張ってみよう!」とやる気が湧いてくるはずです。
■4.「心地よい仕事 環境を作る!」
*行動心理学的にも、仕事へのやる気というのは、環境を少し変えるだけで、湧いてくることが分かっています。机が散らかっているなと思ったら片付けてみる。逆に殺風景だなと感じていたら、好きな写真やグッズを飾ってみるという、ちょっとした工夫が大切です。また、たまにはお気に入りの「カフェ」や「コワーキングスペース」など、いつもとは違う場所で仕事をしたりすることも大切です。
■5.「適度にリフレッシュする!」
*「ちょっと疲れてるかも」と思ったら、適度にリフレッシュするのが大切です。仕事中であれば、軽くストレッチしてみたり、外の空気を吸ったり、甘いものを食べて脳にエネルギーを送ったりするのも効果があります。
■6.「とにかくやってみる!」
*「とにかく始めてみる」というのも、一つの手です。例えば、「部屋が散らかってるから、まずは 机の上を片付けよう」と作業を始めたら、いつの間にか床の掃除や、不要なものの整理など、本格的に掃除をやっていたという経験はありませんか? 仕事でも同じように「まずは 5分だけやってみよう」とやってみると、段々とやる気が生まれ「やっぱり ここまでやってしまおう!」という気持ちになってきます。
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◎ということで…
短期的な「モチベーション」について書いてみました。今回 記載したものは、あくまで「テクニック的」なことですが、大きなプロジェクトなどをやる上では、ちょっとした工夫も大切だと思います。ただ、結局 最も大切なことは、「自己理解」だと思います。
「自分は、何のために仕事をしているのか?」「何故この仕事をしているのか?」「最終的には、何を成し遂げたいのか?」といったことです。これら 自己理解ができていると、迷うこともなく、ちょっとしたことでは 挫けず、モチベーションを維持することができるはずです。
それと 同時に、個人的に大切だと思っていることは…
●「成長している」という実感を持つことだと思います。
例えば、「この仕事に 何の意味があるんだろう」と悩んでしまう時期は、誰しもあるはずです。そんな時でも、自分自身を俯瞰的に見つめてみて、この仕事で確かな成長を感じられたら、最も嬉しいことです。
●つまり…
「目の前にあることを、ネガティブに捉えるのでなく、『この仕事で成長するかもしれないと』いったように、プラスに捉えてみる」ということです。
結局 全ては、「自分自身」なのです。自分自身と しっかり向き合い、「自己」と仲良く戦って行くしかないのだと思います。
長くなりましたが、以上です。
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