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【勝手に企業のC.I.を創っちゃいました!】「第2回:株式会社 ウエスト」

今日は、福岡の三大うどんチェーンの一つで、地元なら誰もが一度は食べた事のある「うどんのウエストさん」の企業指針(C.I.)を、concanなりの視点で、勝手に創ってみました。

【ウエスト企業情報】 ウエストは、九州最大のうどんチェーンです。 うどんの他にも、「焼肉、生そば、中華料理、カフェ、ステーキなど」国内 約200店舗、ニューヨークや東南アジアなど海外に、25店舗を展開し、売上高 約154億円 従業員数 2.100人を数えます。本社は、福岡市博多区に置き、九州に於ける外食チェーンでは、トップクラスの規模を誇ります。 中でも約120店舗ある「ウエストうどん」は、福岡では知らない人がいないほどの人気で、スープへのこだわりや、会員カードの取り組みなど、地元の方々に長く愛される企業です。


ーーー 1966年(昭和41年)創業。きっかけは、創業者の「故境 豊作氏」がアメリカに視察に行った際に見た「光景」です。 当時アメリカでは、車で行く「ドライブイン形式」のレストランが、流行っていて、それを見た境氏が「今後は 日本でも車が一般家庭に普及し、車を使って食事に行く時代が来る」と考え、1966年、現在の福岡県福津市に 「味の街 ウエスト」の一号店をオープンさせました。

現在のウエストは、3代目の「若山 和夫社長」が率いていて、独特のフランチャイズ制度を採用しています。 それは、飲食業界でも珍しい「経営委託制度」です。 これは、お店の時間帯によって経営を委託する制度で、時間で区切った「経営者」という考え方です。 業績を正当に評価し、経験を活かせる やりがいある制度で、店舗ごとの売上げの"粗利益"を「ウエスト」と「店舗責任者(経営パートナー)」で折半する制度です。 ウエストは、仕入れや、メニューなどで店舗をサポートしています。このユニークな経営制度が、ウエストを成長させた理由の一つです。

ーーー ここで、福岡の三大うどんチェーンについて紹介します。 【福岡うどん三傑とは?】 ■1.すっきりスープの「ウエスト」 ■2.ガツンとした味わい「資さんうどん」 ■3.モチモチ麺の「牧のうどん」 麺を比べると、違いが 一目瞭然です。

「ウエスト分析:安定感抜群のうどん!」 「ウエストのうどん」が定着したのはこの20年。 手打ちよりも、美味しい「冷凍麺」で、雑味のないスープへのこだわりが強いうどんです。2大定番は「ごぼ天」と「かき揚げ」。地域に根ざした「地縁店」になる為に、ウエストが大切にしているのが「安心感」です。

ーーー 福岡県民にとって「ウエスト」ってどんなお店? *SNSによる県民調査結果より。 「ウエストのうどんの一番好きなところは?」 ウエストの好きなところで、もっとも多く挙げられたのは「安くて美味しい!」という点です。メニューの豊富さや、ダシの美味しさを喜ぶ声も多くあります。

●どれも低価格で財布に優しいのに、味はしっかり美味しくて、コスパが良い。(20代女性) ●期間限定やコラボ商品や、おでんなどもあり、楽しめるから。(20代女性) ●ダシと麺がしっかり絡まっており、とても美味しく汁まで飲み干してしまう。(20代男性)など。

結局 福岡うどんは、コシよりも「モチモチ感」が重要だと思います。スープ大好きな福岡人にとって、福岡うどんの魅力は、「フワモチ麺」と「やさしいスープ」の"ハーモニー"です。

ーーー では、本題に入ります。 【concanが考えるC.I.とは?】 「企業のあるべき姿」と「進むべき道」を言語化し、社内外での「共通認識」として「意識統一」を図る為の“言語化ツール"として捉えています。この「C.I.」は、「企業の想いが、分かり易く表現され、一般生活者から"共感"を得るもの」でなければなりません。この考え方を、concanでは、「C.I.メソッド」と表現しています。 https://www.concan.co.jp/post/topics-ci

■concan「C.I.メソッド」 *右周りの楕円形でステップをイメージ ◆企業理念(不変の想い)→◆コーポレートメッセージ→◆事業ビジョン(数値目標)→◆経営理念(経営方針/社員との約束)→◆行動指針(社員のとるべき行動)

ーーー 【ウエストの現状C.I.】 「企業理念」 食を通して お客様に喜びと感動をお届けする、それが「ウエスト」の使命です。

1966年ウエスト誕生。 時は流れても、受け継がれていく「味」へのこだわり。日本人のライフスタイルが、本格的にアメリカナイズされはじめた1966年。福岡市の郊外、福間町(現福津市)にウエストの一号店は誕生しました。車でレストランに乗りつけて食事をすることも、まだ珍しかった頃、このガラス張りのしゃれたレストランは、当時の新しいライフスタイルの先駆けとして、多くのお客様から大変ご好評をいただきました。 それから今日まで、私たちを取り巻く生活環境は、目まぐるしい変化を遂げ、個人の好みもバラエティ豊かになりました。このような変化に対応するため、限定したレストラン形態にこだわらず、中国料理や焼肉、うどんなどの店舗を一か所に集めた『味の街』をオープンさせ、つねにお客様のニーズを先取りし続けてきました。 そして私たちは、この経験の中から新しいお客様の要望を具現化した、大型焼肉、うどん、生そば、うどん居酒屋、中国料理、中華麺飯、和食、カフェ等、新しい業態のお店の展開にも取り組んでいます。どんな時にもお客様のご要望を第一に地域の皆様に喜ばれる店作りを行う、それが、私たちのポリシーなのです。

「経営理念」 「クオリティ・オブ・ライフ」 ◆1.「生活できる充分な収入がなければならない。」 ◆2.「充分な休暇をとらなければならない。」 ◆3.「いつも従事している仕事が楽しくなければならない。」

ーーー 【C.I.リニューアルの意義&解説】 Withコロナ時代に於いて、企業の「在り方」が様変わりしました。所謂 ウエストさんに於いても、過去のリアルな「店舗運営」だけでは、現状の売上の確保も成長も、中々 望めません。

そこで、どの企業にも言える事ですが、会社全体の「戦略」の見直しが必要になりました。そして それに合わせて「C.I.」のリニューアルも必要だと思います。

「変更・検討ポイント!」 ●企業として、"食"の販売を通して、具体的に何を成し遂げるのか、言語化が必要。 ●事業規模・目指すエリアの言語化が必要。 ●企業理念に基づくストーリーが必要。 ●企業理念に基づく経営理念の言語化が必要。 ◎上記を踏まえて 「勝手にウエストさんのC.I.を創ってみます。」

【concanが提案するC.I.】 ■1.「企業理念 /Corporate Philosophy」 *取り組む事業を通して、企業が目指す不変的な想い(あるべき姿/成し遂げるゴール)

「うどんを中心に、様々な"食"を通して、地元から世界の人たちに『おいしい!』を届けたい。」

私たち「ウエストグループ」は、一杯一杯 妥協せず、丹誠込めて作った「博多うどん」を中心に、「焼肉、生そば、中華料理、カフェ、ステーキ、和食など」様々な"食"の販売を通して、地元 福岡から日本全国、そして 世界の人々に 日本語の「おいしい!」を伝えていきたい。

人は、おいしいものを食べたとき、嬉しい気持ちに、優しい気持ちになれます。それは「しあわせ」な気持ちです。

人々に、この「おいしい!」を届けることは、「しあわせ」を届けること。私たち「ウエストグループ」は、博多の「食文化」と「おいしい!」を様々な販売方法で、日本や世界中の人たちに届け「しあわせ」の"輪"を広げていきます。

■2.「コーポレートメッセージ /Slogan」 *企業が目指す不変的な想いを一言で表し、生活者に届きやすくしたもの(企業理念を一言で表現)

「おいしい!」を、世界の共通語に。 ウエストグループ

■3.「経営理念 /Management Philosophy」 *事業ビジョン(数値目標)を実現する為の経営方針/社内向けの言葉(社員との約束)

「ウエストの存在意義は、社員の『クオリティ・オブ・ライフ』を実現すること。

「クオリティ・オブ・ライフ」 ◆1.「生活できる充分な収入がなければならない。」 ◆2.「充分な休暇をとらなければならない。」 ◆3.「いつも従事している仕事が楽しくなければならない。」

ウエストグループは、家業の集団です。それは「家族」のような"絆"を創ること。人と人の関係性で最上級なものが「家族」。 時には父親のように厳しく叱り、正してあげます。時には、母親のように優しく支えてくれます。時には、兄弟のようにぶつかり"絆"を深める関係をウエストは目指しています。

そして 「社員」は、「ウエスト」を夢の実現の場、自己実現の場にして貰いたい。 そのために 「社員」は、自分の事をしっかり考え、自分が幸せになること。そして 「家族」を含めた周りの人を幸せにすること。 そのためには、十分な収入を得なければならない。しかし 収入だけあっても、仕事が楽しくなければ、幸せにならない。そのためには、個々が努力を重ね、自分を磨き、十分な休暇を得る事で、社員が幸せになり、その結果として組織や、会社が成長する。 ウエストの存在価値は、この「クオリティ・オブ・ライフ」にあります。

ーーー ◎と言うことで… 「ウエストさん」の企業活動の情報把握が、深くない中で、concanなりの視点で 勝手にC.I.を創らせて頂きましたが… 失礼があれば、大変申し訳ありません。 *あくまで、一般的な例とお考え下さい。

ウエストさんには、「家業集団」と「クオリティ・オブ・ライフ」という素晴らしい独自の考え方や、企業文化が成熟されているので、これからも成長し続けられると思います。 博多の「食文化」を世界に広めて頂きたいと思います。

しかし 一方では、今後の「アフターコロナ時代」に向けて、どの企業にとっても企業全体の戦略の見直しが必要になると思います。所謂 「C.I.の再整備」が求められます。

このC.I.の整備が成されてない中で、「社内研修」や「社内評価制度」「企業広告」や「採用戦略」を行ったとしても"場当たり的"で、チグハグになってしまい、会社は上手く回らないと思います。

逆に、C.I.の整備がされる事で、社内外の様々な施策が、かみ合い「好循環サイクル」が生まれます。 最終的には、時間は掛かったとしても、「社内の意識統一」が図れ、「企業ブランド」が強化される事で、売上も伸び、企業成長が図れると思います。

それぞれの企業で、優先順位は違うと思いますが… 皆さんの企業も、一度 足を止めて、自社のC.I.を俯瞰して見られる事をお勧めします。

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