• 株式会社コンカン

【若手社員の成長期!】第84回:「目標達成を近づける『SMARTの法則』とは?!」~未来を見据える前に、自分を知ることが大切だ!~

皆さんは、「人生」や「仕事」の目標を立てていますか? ビジネスマンとしてのキャリアアップや、1人の人間として"夢"を叶えるには、「目標設定」が大切になります。しかし その目標設定は、意外に難しく、本当にこれでいいのかと『不安』を覚えた経験がある人も少なくないと思います。漠然とした目標や期限を定めない目標を設定してしまうと、日々の行動に落とし込むことは難しく、ただ "ダラダラ"と毎日をこなしていくだけになってしまいます。実は、その「目標設定」には「SMARTの法則」というものがあり、これは「目標達成」の精度を格段に高めてくれるものです。そこで 今日は 自分の学びの為に、「目標設定」の際にキーワードとなる「SMARTの法則」について調べてみます。





そもそも…

【「目標設定」とは?】

●「仕事や勉強に於ける、ゴールの内容を定めること」です。

*「目標」と混同され易い"言葉"に「目的」がありますが、両者は異なります。

「目的」が「成し遂げたい内容・最終ゴール」を指すのに対して、「目標」は「目的を達成する為に 成し遂げたい内容を具体化した指標」を指します。つまり、「目的」を達成する為に、「目標」が存在します。


ーーー

それでは…

【「SMARTの法則」とは?】

*下記の頭文字を取った"言葉"で、これら"5つ"の要素は、「目標」を達成し成功を掴む為の因子とされています。「SMARTの法則」は、目標達成の精度を格段に高めてくれる"力"を持っています。「SMARTの法則」を知っていると、上手な目標設定や目標達成に活用できるようになるのです。「SMARTの法則」を提唱したのは、アメリカのコンサルタント「ジョージ・T・ドラン氏」で、1981年に この法則についての論文がビジネス誌に掲載されて以降、広く知られるようになりました。現在は 経営コンサルティング会社をはじめ、ビジネスに於ける様々な場面に普及しています。

◆1.Specific:「具体的、分かり易い」を意味する

◆2.Measurable:「計測可能、数字になっている」を意味する

◆3.Achievable:「同意して、達成可能な」を意味する

◆4. Relevant:「関連性」を意味する

◆5.Time-bound:「期限が明確、今日やる」を意味する


ーーー

次に…

【「SMARTの法則」の具体的要素!】

*先述の通り、「SMARTの法則」には"5つ"の要素があり、これらの基準を満たすよう考慮すると、優れた「目標設定」が可能です。ここでは それらの要素について、一つ一つ見ていきます。

◆1.Specific:「具体的、分かり易い」

*「Specific」とは、「明確性」や「具体性」を指します。目標そのものが、誰にでも分かるように明確であり、人によって解釈が割れてしまわないよう、具体的であるという状態です。ビジネスに於いては、目標は指針となるもので、個人も組織も目標を達成する為に 日々 仕事に取り組んでるといっても過言ではありません。仮に目標が曖昧であったり、人によって 解釈が異なったりすれば、目的意識の強化も意思統一も困難です。


◆2.Measurable:「計測可能、数字になっている」

*「Measurable」とは、「計量性」や「測定可能性」を指します。「目標」が、数字で測れるものであり、更には その達成度合いも定量的に示せる状態です。「目標」は、仕事や人生のゴールとなるものです。「目標」が定量的に定義できていれば、達成度合いや達成可否も明確になり、分析や改善に繋がります。


◆3.Achievable:「同意して、達成可能な」

*「Achievable」とは、「達成可能性」を指します。「目標」が現実的に妥当な水準であり、今のリソースで射程圏内かどうかを示す要素です。売上や利益といった成果は、多ければ多いほど良いものですが、かと言って「目標」が絶対に不可能な水準であれば意味がありません。また 目標があまりにも楽に達成できるケースも、意味を成しません。頑張って手を伸ばせば、達成できるところに目標を定めることが大切です。


◆4.Relevant:「関連性」

*「Relevant」とは、「関連性」、「適切さ」、「妥当さ」を指します。「目標」が、事業や人生にとダイレクトに関連していて、本当に取り組む意味があるのかという基準です。特に 様々な事業や商品を抱えている組織に於いては、取り組むべき課題が多岐に渡るというケースも少なくありません。そんな時に「目標」の関連性を考慮することは、その「目標」が事業の"本質"から外れていないのか、優先順位が低くないのかを確認する意味があります。


◆5.Time-bound:「期限が明確、今日やる」

*「Time-bound」とは、期限を指します。「目標」の達成期限が明確であり、且つ 妥当に設定されているかという基準です。「目標」に着手する際、期限が定められていなければ 先延ばしになるリスクがあります。また 期限が早過ぎると負担が大きくなります。「目標」の期限を適切に設定することは、目標へのコミットメントやリソースの最適配分という点からも役立つのです。


ーーー

次に…

【「SMARTの法則」の成功のポイント!】

「SMARTの法則」を使って目標を立てる際は、次の"3つ"のポイントを実践することが大切と言われています。これは「目標」の達成確率を高め、自身の成長に繋げるチャンスが広がることになります。

◆1.「『成果目標』と『行動目標』を設定する!」

*「目標」には、「成果目標」と「行動目標」の2種類があり、いずれも「目標設定」の中に取り込むことが大切です。

〇「成果目標」⇒「このような成果を出したい」という最終的な姿を目標化したもの。外的な要因を含むことが多く、自身の行動だけでは達成できないことがある。

〇「行動目標」⇒「毎日顧客に5件メールを送る」「週に3回筋トレする」のように、自分が行動を起こせば達成できるもの。

通常は「成果目標」ばかりが選ばれる傾向にありますが、「行動目標」まで設定することが大切です。例えば「今年中に営業マネージャーに昇格すること」を「成果目標」とした場合、それを実現する為の「行動目標」の設定が重要です。「部下とも毎週、数字の進捗確認を行う」「マネージャー向けの"本"を10冊読む」などが、具体的な「行動目標」です。これらを達成できれば、自ずと「成果目標」の達成にも近づけるのです。


◆2.「PDCAサイクルを回す!」

*PDCAサイクルのステップを繰り返し、目標の達成に向かって前進できているかを検証することも重要です。

〇Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)

常にチェックしていると、高いモチベーションの維持にも繋がります。


◆3.「その時の状況に応じて活用する!」

*当然「目標」そのものが変化していくことも考えられます。例えば 企業だと、市場や競合企業の環境、また 自社の置かれた状況は常に変化することを忘れてはなりません。そうした変化によって必要とされる目標もまた変わっていきます。当初の目標が必ずしもふさわしい訳ではないという発想の基で、「SMARTの法則」を使って、柔軟に変化に対応していくのが大切です。


ーーー

◎と言うことで、「SMARTの法則」について考えてみました。

率直に「SMARTの法則」は、発表から 35年以上の月日が流れた今でも、多くの企業やビジネスパーソンの効果的な目標設定の為に役立てられていることに驚きました。それぐらい 本質的なことなのだと思います。私自身ここ2~3年での成長を自分で実感できていますが、届きそうな目標の少し上を設定し、小さな「成功体験」を積み重ねることで 更なる成長を促せているからだと思います。また 特に大切なことは、「目標達成」までの過程や進捗状況を、定期的に振り返ること、更には 自分自身の性格などを知り、自己理解を深めることだと思います。言われてると当然のことですが、振り返りや自己理解は、殆どの人がやっていないのではないでしょうか?

結局は…

●「『目標』を考え 未来を見据えるのと同じくらい、或いは それ以上に、今の自分を見つめて強みも弱みを理解したときが、『人生』のスタート」だと思います。


最後に、哲学者「アリストテレス」の"言葉"を紹介します。

●「人間は、目標を追い求める生き物だ。目標に向かい努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。」

意味のある人生を送るか、無意味な人生を送るかは、『目標』を持てるかどうか(向上心があるかどうか)で決まるのかも知れません。長くなりましたが、以上です。

閲覧数:26回