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株式会社コンカン

【若手社員の成長期!】「if then プランニングを使って目標を達成しよう!」~先ずは小さな習慣づくりから始めることがコツ!~


みなさんは、普段の生活で、自分で決めた目標に到達することは出来ていますか? 新年や新年度、自分自身の誕生日など、誰しも一度は 目標を立てたことがあると思います。しかし この目標に到達することは、とても難しいことです。ましてや、1年先など長期を見据えたものになると、その目標自体を忘れてしまうこともあります。人は、それくらい怠け易いのだと思います。しかし 自分自身のやりがいや成長を求めるのであれば、自分自身と向き合いながら、この目標に到達していくしかありません。そこで 今回は、ある学説を基に、上手な目標達成方法について書きます。



そもそも…

①【何故、調べよう思ったのか?】

●「目標を達成できる人と、できない人の違いを知りたいからです!」

~新年の目標を達成できる割合は、20%未満!?~

先日、面白い記事を見ました。それは 毎年の新年スタート時に、「今年の目標」を立てる人も多くいると思いますが、2020年の目標を達成できた人の割合は、なんと「10%未満」だったというものです。言うは易く行うは難し。新年の目標を立てるのは簡単ですが、達成することは難しいのです。目標達成に向かって継続した努力をすることは、それだけ困難なことです。一方で、約10%の人は、目標を達成できているのも事実です。では、ここに何に違いがあるのでしょうか?

そこで 紹介されていたのが、「if then プランニング」という理論です。これは 自分の"意思"や"やる気"を改めても、目標を達成することは難しく、普段から目標達成できる人は、人間の心理を上手く利用した技術を取り入れている、ということを記載した学説です。今日は、この「if then プランニング」を調べた上で、自分自身にも取り入れて行こうと思います。


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では…

②【今記事の、内容(要点)!】

■1.「if then プランニング」とは?

●「効果的に目標を達成するテクニック!」

~あなたは、「意識」に頼っていませんか?~

「If then プランニング」を一言でいうと、「目的達成のためのテクニック」です。米国の心理学者「ハイディ・グラント・ハルバーソン博士」が提唱し、ビジネス界を中心に、大きな反響を呼んだ学説です。「ハイディ博士」の研究によると、「if then プランニング」を使うことで、ただ 自分がやると決めたことに対して、実行できる確率が2倍~3倍、高くなります。「if then」を直訳すると、「もしこうなったら、こうする」という意味です。具体的には、やろうと決めたことに対して、意識(モチベーション)に頼らずに、予め「もしAという状況が発生したら、Bをする」という形に落とし込むだけです。この「if then プランニング」の要点は、これまで何度も目標達成が出来なかった人は、自分の意思の弱さを責めてしまいがちですが、それは違うということです。単純に、目標を達成するための正しい方法を知らないという事なのです。意志の弱さといった曖昧なものをどうにかするのではなく、「If then プランニング」のような科学的に効果の実証された技術を実践し続ければ、誰で

も達成率は上がることを提唱しています。


■2.「if then プランニング の具体例」とは?

●「習慣化していることは、自然と この理論を取り入れている?!」

~先ずは、1つだけ 実践してみよう!~

「if then プランニング」は、何も難しいことではありません。誰でも できる簡単なことなのです。寧ろ 実は、既に みなさんが習慣化ができているものは、自然とこの理論を実践していることが、殆どです。ここでは 分かり易いように、以下 "3つ"の具体例を取り上げてみます。


〇例1:朝起きたら、トイレに行く

*もしも、朝起きるのが苦手な方は、排泄したくないと思っていても、トイレに行くという計画を立てることは効果的です。すると、自然と体を起こすことが出来るので、そのまま 行動を起こし易くなります。


〇例2:携帯を触りたいと思ったら、腕立て伏せを10回する

*例えば、仕事に取り組んでいる最中に「携帯が触りたい!」と思ったら、腕立て伏せをするのもオススメです。すると、「携帯を触りたい!」という欲求を消すことが出来ます。何故なら、当然「携帯を触りたい!」という欲求から注意が逸れるようになるからです。


〇例3:イライラしたら、深呼吸を3回する

*友達や上司と言い合いになってイライラしてしまったら、深呼吸を3回するようにしましょう。すると、副交感神経が優位になるので、落ち着きを取り戻すことが出来ます。


このように、「目標達成のために、やるべき行動を明確に決める」⇒「『いつ』『どんなときに』行動するのかを計画する」⇒「if(もし〇〇になったら)、then(わたしは△△をする)に落とし込む」というステップで作るだけです。この際に注意すべきことは、「無理な習慣を作ろうせずに、小さく始めること」です。例えば、ダイエットや資格試験の勉強など、明確な目標があるときに やってしまいがちなのが、「毎日 30分ウォーキングをする!」「毎日2時間、資格試験の勉強をする!」という高い行動目標を立ててしまうことです。目標を持つことは大切なことですが、それ以上に大切なのが、その目標に向けて行動することです。行動が伴わなければ、何も生み出すことは出来ません。何故なら、脳は急激な変化を嫌う「現状維持機能」という性質があるからです。「一度に大きく変わろう」とすると、脳が拒否反応を示し、「変化=危険」と捉えてしまいます。つまり、一気に変えようとすると、本能的に拒否されてしまうのです。そのため、先ずは「できるだけ小さく始めること」がコ

ツです。


■3.「If thenプランニング」が目標成功へと導く理由!

●「行動が無意識になることで、習慣化される!」

~目標を達成できない理由は、実はシンプル?!~

「If thenプランニング」が目標成功へと導く理由は、先述した通り 条件によって「無意識」に「行動」できるようになるからです。逆にいうと、目標を達成できない時は、「意識」に頼っている可能性が大いにあります。例えば「やる気」で行動している人は「今日はやる気が出ないから明日にしよう~」と先延ばしに陥ってしまうことは、よくあると思います。しかし、習慣で行動している人には、先延ばしはあり得ません。例えば、歯を磨くために、いちいち やる気を出す人はいないと思います。

他にも、目標達成を阻害する要因として 以下の"2つ"も挙げられます。

〇1.「やることが明確に決まっていない」

*人間は曖昧なこと、不確実なものを恐れたり避ける傾向があります。「If then プランニング」は、タスクを「いつ、どこで、どういう状況で、どんな行動をするのか」という具体的なアクションに落とし込みます。ゴールに向かうために 何をすればいいのかを明確にできるので、曖昧さによる挫折を未然に防ぎます。行動する前に、色々な思考を巡らせてしまうと、段々とやることが面倒になるのが、人間の本能です。


〇2.「トラブルを想定して準備していない」

*ゴールまでの道のりには障壁が付きものです。誘惑に負けそうになったり、タスクを他の業務や人に邪魔されたりすると、計画通りに進みません。「If then プランニング」は、「もしAというトラブルが起きたら、Bを行って対処する」という形で、トラブル対策としても効果を発揮します。例えば、「もし、雨でジョギングが出来なかったら、YouTubeの室内エクササイズ動画を実践する」、「急遽 飲み会に誘われたら行ってもいいが、帰ったら必ず10分読書をする」といったことを決めておくと、想定外の時にも対処できます。



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◎と言うことで…

③【私なりの考え!】

●「小さな積み重ねでしか、目標は到達できない!」

~一つひとつの行動には、物凄い価値がある!~

「If then プランニング」について 調べましたが、何も難しいことでもなく、寧ろ 誰もが知っていることかも知れません。しかし この小さな工夫に、「人生」を大きく変えるパワーを秘めていることは、あまり 多くの人は知りません。人は、小さな変化を過小評価しがちなのです。例えば、読書でも、毎日 1ページ本を読んでいると、調子の良いときには、ふと気づくと数ページ読み進んでいた、ということが起きてきます。また、読んでいるうちに別の本を読みたくなってきたり、本に登場する場所に行ってみたくなったりするものだと思います。どれほど 小さな変化であっても、そこからしか「変わる」ことはできません。一方で 目標に達成できな人は、一つひとつの小さな行動を蔑ろにします。その結果、気が付いたら、何も変化していないという事に陥ります。例え、初めは小さな「波」で会ったとしても、そこに身を委ねていれば、思いのほか、大きな変化となっていくことがあるのです。先ずは、今日から 一つでも実行に移し、そ

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