top of page
  • 株式会社コンカン

concanトピックス特別編【concanが"想う"街づくりとは?】~私が、"想う"「街づくり」と その姿勢!~

更新日:2020年11月13日

今日は、concan代表が経験してきた「街づくり」と、その想いについて紹介します。

過去 様々な「街づくり」の企画や戦略の提案をさせて頂いて、感じてきた「街づくり」とは、どんなものか書いてみます。

私は、社会人生活の30年を「広告・事業プロデュース業界」で過ごしてきました。 その半分の15年を東京・大阪で、後の半分を福岡で、従事しています。私の出身地は、福岡県の中央部に位置する筑豊地域の「飯塚」という街です。博多から車で40分ぐらいの所です。 15年前 東京から福岡に戻って来た時に、博多を離れてかなりの月日が経っていましたので、博多は地元ではなかったため「仕事」以外の知り合いも少なく、この街(博多)で生き抜く為に、自分自身の「根を張る場所」を見つけようと、始めたのが 仕事で知り合った「街づくり組織」でした。 このボランティアで、始めた街づくり組織が「晴好実行委員会」(現NPO法人 はるよし)です。そこで 私は、企画の部分を担当しています。この「晴好実行委員会」は、福岡の"へそ"と言われる「春吉校区」に春吉を愛する人たちが集まって創った組織です。 明治時代は春吉を「晴好」と書いていました。 *「晴好実行委員会」…春吉・西中州・渡辺通・清川・高砂・薬院・住吉の情報文化コミュニテイ


ーーー この組織は、一人のカメラマンと一人のお酒屋さんが、春吉地区を「女性が、夜一人で歩ける街にしたい」という"想い"から20年程前に、「民間人」(個人)だけで立ち上げた組織です。 今では、飲食店を中心に150店舗が参加するまでに成長しました。 晴好実行委員会は、"民間人"(個人)だけの活動ですから、中々 資金面では厳しいですが、その分 フットワークが軽く、ボランティアの方々のパワーも強烈で、周りからも驚かれます。 ここで 福岡市内の「街づくり組織」の中で主なものを紹介します。 「博多エリア」はJR九州や福岡地所(キャナルシティ)が中心になって活動している「博多まちづくり推進協議会」。 「天神エリア」は、西鉄が中心となって活動している「We Love 天神協議会」。 それ以外では、特に元気な街が「博多」「天神」の2つの九州屈指の商業エリアをつなぐ立地特性を持つ「春吉エリア」で活動し、私が所属している「晴好実行委員会」があります。 これ以外でも福岡に何度も来福されるリピーターから注目されているエリアが、「須崎・店屋町」「薬院」「平尾」「赤坂」「西新」「六本松」も、元気なエリアだと思います。 ーーー それでは、晴好実行委員会の活動内容を少し紹介します。 主な活動は、WEBサイトを中心に… ◆1.学ぶをテーマとした「晴好夜学」 ◆2.楽しむをテーマとした「晴好夜市」 ◆3.探訪をテーマに女性が中心となって福岡市とおこなっている「とことこツーリスト」 ◆4.廻るをテーマとした福岡の酒蔵とタイアップした「晴酒はしご」があります。 この4つを活動の柱としていますが、それ以外にも「お酒づくり」や「はるよし劇団」など様々な活動をしています。


ーーー 私は、この実行委員会で15年程 活動していますが、最初は 相当 大変でした。 私は、「イベント」や「プロモーション施策」が専門ですから、ある意味「街づくり」のプロです。 我々なら、30分で終わる打ち合わせも3時間は掛かっていました。私の街づくりの目的が、この街に「根を張る」=「真の住民になる」でしたので、最初の2年間は、会議では 殆ど話しませんでした。聞かれた時に答える程度です。 まずは、「信用」される「信頼」されることから始めました。 そして3年目からは、「街の活性化策」など具体的に取り組むようになりました。 実行委員会メンバーは、いろんな方々がいます。飲食店の店主や地元の歯科医、市会議員、行政書士、ビルのオーナーなど、様々です。 何時も 熱く語り合ってますが、メンバーは ほぼ皆さん オーナーなので 我が強く、これをまとめて行くのは非常に大変で難しいです。 しかし、かなり勉強にはなります。 熱弁は「いったい活性化って何?」や「目に見える活性化って何?」など話し合って来ましたが、いろんな方々がいらっしゃるので、解り易く単純にしないと中々広がって行きません。 しかし こんな活動を、もう15年続けていますので、たくさんの仲間ができました。 この活動を通して感じていることは… 【私が、思う街づくりとは?】 ●長期の目標を立て時間を掛け、周りを"本気"にさせないと「山」は動かない。 ●お金では動かない人も世の中には沢山いる。 ●「街づくり」は人脈づくりと、人を見る目を養う場である。 ●上手く行かないことを楽しめれば、それもまた楽しい。 ●街づくりでは、肩書きよりも携わり方「本気度」がモノを言う。 ●自分が携わった事で街の方々に感謝されることは、何事にも代え難い。 ーーー ◎と言うことで… 街づくりは、人生そのもののような気がします。 この感覚を、これからも「様々な事業」に活かせたらと思っています。長くなりましたが、以上です。

閲覧数:158回
bottom of page