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株式会社コンカン

【若手社員の成長記!】「第32回:『親しき仲にも礼儀あり』の人間関係」

今日は自分への戒めも込めて、チームにおける『礼儀』について書きます。 ~副題:最高なチームの作り方とは?~




仕事を進める上で、チームワークこそが最も大事だと思います。アフリカの諺で「早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ皆で進め」という言葉がありますが、社会に価値あることをやろうとすると、どうしても1人ではできないことの方が多いと思います。その為に、チームを組むことが必要になります。しかし、このチームワークを作ることは本当に難しいと思います。特に 私が思うのは、その「距離感」です。いかに 何でも言い合える"ツーカーな仲"だとしても、人 そして、タイミングによっては、踏み込まない方が良い適度な距離があるという事です。そう 考えると、「親しき仲にも礼儀あり」を意識した"絶妙"な距離感を保つことが大事だと思います。


そもそも…

【「親しき仲にも礼儀あり」とは?】

●「どんなに親密な間柄であっても、守るべき礼儀がある」ということです。

これは、約2500年前に記された「論語」の中でも解説されているほどの言葉です。

※論語:孔子(思想家・教育者・政治家)とその弟子の会話を記した書物。


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それでは…

【具体的に気をつけること!】

◆1.「言葉遣いに気を付ける!」

*親しくなってくると、難しくなるのは言葉遣いだと思います。あまりに丁寧な敬語では、逆に"ギクシャク"した関係性になってしまい、敬語は多少 崩すことになります。しかし 崩しすぎると、それもそれで問題になる可能性があります。仲良くなった間柄において、どこまで 敬語を崩すかは難しい問題だと思います。


◆2.「目的を意識し、仕事に集中する!」

*ビジネスチームとして、親しくなったとしても、あくまで 仕事のためであることを忘れてはいけないと思います。仕事なので、仕事に集中できる関係性がベストだと思います。分かり易くいうと、気の合う仲間を探している訳ではありません。仕事に集中して責任を果たしていれば、人としての当然の「親しき仲にも礼儀あり」が普通にできるはずです。


◆3.「噂話はしない!」

*噂話はしない、というのは大切な礼儀であり、陰で色々 言うのは人を傷つけますし、私もされた経験があります。ビジネスは、信頼関係で成り立っていて そこを間違うと、仕事というものの根幹から揺らいでしまうはずです。解決するべき個人間の問題があるなら、直接 話をするのがベストであり、決して他の人に言う事ではないと思います。


◆4.「人の考え方に理解を示す!」

*人の考え方は、十人十色です。その それぞれの考え方を尊重し、理解しておくとトラブルは激減するはずです。その人の考え方や仕事の仕方まで把握して接することが出来れば、ギスギスした関係にはなり難く、大事なのは理解しようとする心だと思います。


◆5.「自分の考え方をしっかり持つ!」

*私自身も、人の考え方を尊重することは、自分の考え方をしっかり持つことからだと感じています。現実 自分が流されてしまうと、強い人のペースに飲み込まれてしまうことはよくあることだと思います。押し付ける強さは不要ですが、流されない強さは必要だと身を持って感じます。また、自分にも大切にする規準があるのと同様に、他の人にも それぞれの大切な規準がある事を認め易くなるのだと思います。


◆6.「声は必ず掛ける!」

*人とコミニュケーションを取ること自体、人間関係に於いて 安心材料になると思います。特に 上下の関係性だと下からは 中々 声を掛けづらいものです。そういった時でも、普段からコミュニケーションを取っておくと、気軽に会話ができます。コミュニケーションは、組織としての良い潤滑油になります。


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◎と言うことで…

チームに於いて、スムーズに仕事が出来るような関係性を構築したいのは、皆 思っている事だと感じます。その中でも、接する時間が長いビジネスチームだからこそ、お互いを認めた『礼儀』のある関係を築いていくことは、とても大切なはずです。しかし「人間関係が深まれば、マナーは手を抜いても良いのだ」と思ってしまうと、これは 問題だと思います。何故なら、人は 誰でも「人から大事にされたい」という気持ちを持っているからです。「粗末に扱われた」という感情が、時には怒りに変わる事もあります。だからこそ「親しき仲にも礼儀あり」が、必要になるのだと思います。

その為には、お互いに"絶妙"な距離感を持てるように努力することが大切だと思います。ただ、この「微妙な距離感」が難しいのですが…

「どんなに時代が変わっても、1つでも年上ならば、少なからず、緊張感を持って接することが日本社会に於ける道徳」なのだと思います。このことを常に忘れず、仕事に励みたいと思います。


しかし、そんな中でも 大事なことは…

●「チームには、必ず目的があり、その目的達成の為には、時には厳しい行動も必要」ということです。

私も前職時は、本来の目的を忘れて、例えば 社長や上司の目線ばかりを気にして仕事をしていた時がありました。しかし、いくら上司とは言え、時には自分の正しいと思える意見をぶつけることも大事だと思います。決して「礼儀とは相手の言いなりになる事ではない」ということです。

また 現在は、プロジェクト単位で 仕事をしていますが、まだまだ 流されしまうことがありますが、いくら相手が先輩・経営者とは言え、相手が目的に反する時は、私から意見をぶつける事が必要だと思います。


その時に、気を付けるべきことは…

●「表現の仕方」だと思います。

ただ、自分の言いたい事を伝えるのではなく、目的の為に良い方向へ導く為の意見であれば、自ずと表現の仕方も変わってくるのだと思います。


こんな事を書きながら、私自身 まだまだ 訓練が必要だと感じます。長くなりましたが、以上です。

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