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  • 株式会社コンカン

concanトピックス特別編【concanが考えるブランディングとは?】〜ブランドの創り方と、中長期戦略!〜

今日は、マーケティング目線で、ブランドの定義と、その浸透のさせ方について紹介します。

~副題:ニッチを攻めて、脳内SEOをヒットさせろ!~





まずは、ブランドとは?(辞書的な意味から) 「ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財・サービスと区別する為のあらゆる概念。財・サービスと消費者の接触点で接する財・サービスのあらゆる角度からの情報と、それらを伝達するメディア特性、消費者の経験・意思思想なども加速され、結果として消費者の中で、財・サービスに対して、出来上がる"イメージの総体"です。」 *自社製品と他社製品を区別させることを、意図して設計された「名称、言葉、シンボル、デザイン」もしくは それらの組み合わせの事です。

*もう少し分かり易くいうと… 「その企業や製品が持つ価値です。」

更に もっと簡単に表現すると、ブランドとは(経験値から)… 「〇〇と言えば××である。」 *企業・商品の見せ方、見られ方のイメージが一致してること。ファンづくりそのものの事です。

ーーー ●例えば… 「ハンバーガーと言えば…」 「マクドナルドである。」 しかし 「いちばん美味しいハンバーガーは…」 「マクドナルドではない。」

と言うことは… この「ニッチ領域」を攻めると"ブランド化"の可能性が出てきます。 「〇〇と言えば、××が浮かばない」とき、そこにチャンスがあるのです。 *脳内SEOが、反応しない。ヒットしないと言うことです。

所謂 そこの「ポジション」が空いているのです。 その時、そこを「ブランド化」することを追求することで、 可能性が高まるのです。 *ブランド創りの「ニッチ戦略」と言います。

しかし 商品として、世界一の品質やサービスが良くても、 売れる訳でもありません。

大事なことは… 「人の"知覚"に認知されることが重要です。」 *脳内SEOの順位を上げることです。」 と言うことは… 単純明快で、接触頻度を上げる戦略を立てることが、非常に重要になります。

ーーー 次に、中小企業に於けるブランドの創り方について書きます。 中小企業では、「社長ブランディング」が重要です。 何故なら、「社長」の考え方が、その企業のブランド創りそのものだからです。

まず… 【企業を取り巻く環境】 *所謂 ステークホルダー(企業周辺環境) 概念的に円の中心から… ◆1.社長 ◆2.社員と、その家族 ◆3.企業 ◆4.既存顧客&新規顧客 ◆5.取引先関係者と、その家族 ◆6.取引先銀行 ◆7.メディア・マスコミ関係者 ◆8.就活者・学生 ◆9.地域社会 ◆10.社会

ーーー 次に… 【中小企業のブランディングが上手く行かない構造・理由】 ◆社長の想いと、社員の想いのギャップ! *根幹となる理念⇒企業使命(何故この会社を立ち上げたのか?)

◎上記と、下記の企業として「情報発信」や「企業イメージ」が、中々 一致しない為「ブランディング」が上手くいかないと言われています。 *所謂 社長が言ってること(書いてること/Philosophy)と、企業がやってることが「違う」と周り(消費者含む)が感じると、「ブランド」どころではなく、浸透もしないのです。

下記を、円の中心から書きますので円を想像して見て下さい。 ◆1.ブランドコア! *企業の核となるものの考え方、 社長のミッション(使命)から来る考え方。 ◆2.企業! *社員の想い、受け取り方。 ◆3.社会! *顧客を含めたステークホルダーからの見られ方。

このように、ブランディングが上手く行かない中小企業の特徴は、「社長の考え方」と、「所属する社員の考え方、受け取り方」所謂「企業の見せ方」と「社会・生活者」からの見られ方が一致していないからです。

ーーー 次に、ブランドの浸透のさせ方について書きます。 【ブランディングに必要な要素】 「ブランディング戦略に必要な工程」 ■1.「インターナルブランディング」 ~使命(社長の想い)を社員に!~ ◆パーソナルブランディング *社長ブランディング(社長の考えの見える化) *セルフイメージ(潜在意識の中の無意識の言葉)からの「ミッション、ビジョン」の言語化。 ◆企業ブランディング(企業人格の表現化) *企業の核となる考え方を表現する。 *ブランドメッセージを創る。 *どのように、お客さまに見られたいのか? ⇒言葉、画像、動画、色などで表現。

*この企業の核="幹"を「C.I.(Corporate Identity)開発」と言います。ブランドメッセージは、このC.I.の中の一部です。 ★concanが考えるC.I.とは… 「企業のあるべき姿」と「進むべき道」を言語化し、社内外での「共通認識」として「意識統一」を図る為の“言語化ツール"として捉えています。この「C.I.」は、「企業の想いが、分かり易く表現され、一般生活者から"共感"を得るもの」でなければなりません。この考え方を、concanでは、「C.I.メソッド」と表現しています。 https://note.com/concan/n/nc55edadd088d

ーーー ■2.「アウターブランディング」 ~使命を社会に!~ *各種マーケティングとアクションプラン ◆ターゲティング ◆ポジショニング ◆ストーリー戦略 ◆WEB・SNS戦略(内部、外部施策) ◆各種媒体戦略 ◆各種プロモーション戦略

ーーー ■3.「ブランディングの効果測定」~使命の浸透度を図る!~ ◆アンケートなどの各種調査 *企業イメージの見せ方、見られ方が一致してない場合… ◆各種改善が必要 *アウターブランディングの改善 ◆PDCAサイクルを創り浸透させる。 *3と2をクルクル回すことで、浸透度を高める。



ーーー ◎と言うことで… 「ブランディング活動」は、この1.2.3.の結果として、 中長期的に… ◆1.「売上を上げる!」 ◆2.「利益の持続的増加を目指す!」 そして、その結果として ◆3.「企業価値を上げる!」=「ブランディング!」 に繋がるのです。 ーーー しかし ブランディングの前に、 企業としてやるべきことがあります。 よく「ブランディング」が大事だと言われますが、これが出来てないので上手く行かないのです。

◎最後に、これを紹介して終わります。 ブランディングの前に確認すること… 企業活動を俯瞰して見てみて下さい。 【企業 及び 事業活動の必要事項】 これは、"一般生活者"から、聞かれると想像して「第三者的な目線」で考えみると、自ずと何か見えてくると思います。 ■1.「何をやるのか?」 ■2.「何故 やるのか?」 ■3.「何故 今なのか?」 ■4.「何故 あなたなのか?」 ーーー ■1.「何をやるのか?」 〇1.「ビジネスモデル+マーケティング」を固める。 *「どこの?(商圏)、 誰に?(ターゲット)、 何を?(商品)」+「どう売るのか?(マーケティング)」 〇2.「ブランディング」施策を考える。 *ブランドとは? 「その企業や商品が持つ価値である」 ★ここが、ブランディング戦略の話です。この「前後の施策」を行わないとブランディングも上手くいきません。

ーーー ■2.「何故 やるのか?」 *これは、事業をやる意義や想いです。 これが 企業活動の戦略である「C.I.開発」です。

ーーー ■3.「何故 今なのか?」 *これは、時代背景などから「世の中」が必要としているのかの判断材料です。

ーーー ■4.「何故 あなたなのか?」 *事業の責任者(企業含む)の実績や考え方・人間性が 問われる問いです。

※この■1~4と、■5.財務計画をまとめると「事業計画書」が出来ます。


【企業活動の方程式】 「ビジネスモデル+マーケティング」→「ブランディング」<「C.I.開発」

【企業活動の成功方程式】 「1.やりたいこと」→「2.やるべきこと」→「3.やれること」の順で考えると長続きする。

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