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若手社員の成長期!】第63回:「いつの間にか成長している人の秘密!」〜「一行書くだけ日記」から見る、成長する人!~

高校・大学を卒業し、入社した時は「同期の良きライバル」だったはずなのに、いつの間にか抜きん出ている人がいます。「これまで積んできたキャリアに大きな差が無いはずなのに、どこで 差がついたのか?」こんな疑問を抱いことがある人も少なく無いと思います。私も 現在27才ですが、社会人としての『能力』が大きく開き始める時期だと思っています。


そんな焦りもあり、私が 実践していることは「一行日記」です。これは 偶々、ある本との出会いが"きっかけ"で やり始めたことです。その本は、「一行書くだけ日記」。

著者は「伊藤 羊一氏」で、「Yahoo!アカデミア学長」「グロービス経営大学院 客員教授」などをされています。私が「何故 この本を読もうと思ったのか?」それは、著者「伊藤 羊一氏」の「グロービスを卒業し、客員教授もしていますが、それよりも 毎日の振り返りを行い、それを習慣化した方が伸びる」という自分自身の経験を踏まえて発せられた"言葉"に惹かれたからです。そこで 今日は、この本を紹介しつつ、この"言葉"の意味を深堀りしてみます。





先ずは…

【この本の結論】

●成長できる人は、普段の何気ない会話や日常の経験からでも『気づき』を得て、学ぶことが出来る。一方、「自分の平凡な毎日に学ぶことはない」と思い込んでいる人は、中々 成長しない。何気なく過ごしている日常から『気づき』を得る方法として「一行日記」が一番良い。頭の中で考えても何も生まれなかったとしても、「一行日記」として言語化することで見えてくるものがある。


では…

【この本の要点】

■1.「振り返りの習慣を作る!」

*日々の何気ない出来事から多くのことを学び、成長しよう。そのためには「一行日記」が有効だ。


■2.「自分を変えるために出来ることは『2つ』ある!」

*『気づき』の数が多いほど、成長スピードは速くなる。

①非日常的な場に身を置いてみることだ。知らない場所に出かけたり、やったことのない仕事に挑戦してみたりする。

②日々の振り返りをする。


■3.「『書く』ことで自分を客観視する!」

*「一行日記」には、その日に起こった出来事や感じたことを記録する。それを見て、「自分にとってどんな意味があるか?」を考え、気づいたことを書き留めよう。自分がとるべき行動を見つけたら、それも書いておく。


ーーー

【この本の深堀り】

■1.「振り返りの習慣を作る!」

*この本は、本人が大学卒業後、銀行に新卒入社するが全く戦力になれず、そんな中 毎日の出来事から学びを得るために 始めたのが「一行日記」です。毎日、『一行』だけの日記をつけ、振り返りの習慣を作るのです。本人も「一行日記」をつけるようになって、「仕事の"質"が変わった。自分のやりたいことが明確になり、納得感を持って、自分の信じる道を進めるようになった。自分との対話を繰り返すことにより、『自己理解』も深まった。この習慣を続けることで、『自己肯定感』を持てるようにもなった。」と言われています。

振り返りのパワーを味方につけ、「気になるもの」や「ワクワクするもの」「羨ましい」と思うことなどを丁寧に拾い、振り返りを続けて、『気づき』を得ることが大切です。その回数が自分の成長角度を決めるのです。


■2.「自分を変えるために出来ることは『2つ』ある!」

*自分を変える為に出来ることは『2つ』あります。ひとつは「非日常的な場に身を置いてみること」です。知らない場所に出かけたり、やったことのない仕事に挑戦してみたりすることです。もうひとつは「日々の振り返りをすること」です。その日の出来事を拾い上げて、それが自分にとって「どういう意味を持つのか?」を考えて

気づきを得るということです。そのプロセスを繰り返し、気づいたことを実行し、その積み重ねから、自分にとって大きな意味が生まれるのです。

*例えば、会議で相手に上手く伝えることが出来なかったとすると、そこに意識をしてみて「会議では伝え方を変えた方がいい」「表情が大きい方が相手は話し易いのではないか」など、沢山の『気づき』を得られます。1個、2個の『気づき』では 大きな変化はないかも知れないが、積み重なれば成長に繋がります。ひとつの経験からより多くの『気づき』を得る人が、成長の速い人なのです。


■3.「『書く』ことで自分を客観視する!」

*仕事で成果を上げる人や大学受験に成功する学力をつける人は、「メタ認知力」を持っていると言われています。メタ認知とは、「自分が認知していることを認知すること」であり、分かり易く言うと、「自分自身を客観視すること」です。

このメタ認知力を持っている人は、自分に"有るもの"と"無いもの"を見つけて改善に繋げます。自分の「仕事」や「言動」をあたかも第三者から見るように俯瞰して、「現状はこうなのか。じゃあ、どうしよう?」と考えることが出来るのです。

*では どうすれば、「メタ認知」が出来るようになるか?

それこそが「書く」なのです。書くことで、自分がとった「行動」を客観視できます。また その場の雰囲気を思い出せるように書けば、客観的に その「場」を見ることになります。その結果、自分で「メタ認知」と同じような状況をつくることが出来ます。これを繰り返すことにより、自分を客観的に見る『習慣』が出来ます。



【深い気づきに繋がる"3つ"の振り返り!】

●「一行日記」からより深い『気づき』を得る為に、著者は"3種類"の振り返りをお勧めしています。

〇1つ目:「毎日行う『小振り返り』」

*その日に起こった出来事の振り返り、「プチ気づき」を得る。

〇2つ目:「1週間に一度行う『中振り返り』」

*ここでは、小振り返りを繋げて共通点を見つけたり、より抽象的で色々な出来事に応用できる『気づき』を得たりする。一行日記を一つひとつの事象に対する学びや反省で終わらせず、より多面的な『気づき』に繋げることが目的。

〇3つ目:「半年から1年に一度行う『大振り返り』」

*「中振り返り」を重ねて行動に移すというサイクルの繰り返し。その中で、「自分の目指す方向に向かって歩けているか」を振り返り、確認する。


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◎と言うことで…

私もこの「一行日記」を一年半ぐらい続けていますが、自分でも感じるほど、一日一日を無駄にしなくなりました。言い換えると「毎日の充実感」です。こうなれば、自分自身の行動に納得感が生まれます。たった『一行』ですが、この『一行』の振り返りが「人生」を左右してしまいます。確かに やる前は「こんなの意味あるのか?」と思いがちです。しかし こういう人こそやってみるべきなのです。勿論、直ぐに結果が出ることでもありません。しかし 「人生」を変えるにはこういう地味な方法しかありません。日々の「振り返り(書く)」と「習慣」のパワーは侮れないのです。


●最後に…

【具体的な「一行日記」の書き方!】

〇Step1.「何をしたのか?」(What)

〇Step2.「自分にとって それはどんな意味があるのか?」(So What)

〇Step3.「そうか!」(Aha!)

〇Step4.「やってみよう!」(Action)


これを、私なりの事例を基に紹介すると…

〇Step1.「前から気になっていた伊藤 羊一さんの『一行日記』の本を読んだ!」

〇Step2.「自分の日常を記録に残して後で振り返る事が大事!」

〇Step3.「自分自身の事を意外と知らないという事が分かった!」

〇Step4.「今日からアプリ『Day One』で毎日、一行日記を書こう!」

このように、人に見せる・書くことが目的では無いので、自分だけが分かればいいのです。

最初から長く書くと続かない可能性だってあります。先ずは、ちょっと物足りないくらいに書くのが"コツ"です。使用ツールも、「手帳」や「ノート」、「アプリ」や「ウェブ上のカレンダー」など、手書きでもPCやスマホに入力しても何でも構いません。大事なのは、"言葉"にするプロセスを通じて、自分にとって必要な体験を取捨選択して抽象化することです。あまり多くのルールをつくらず、一番 自分が続け易い形を見つけることが大切だと思います。


●結局は…

〇「行動→振り返り→気づき」を経て、また 行動する。このサイクルを自分の習慣に出来るかどうか、愚直に回し続けられるかどうかが「人生」を左右するのです。

この小さな努力を"し続ける"ことが大切であり、「一行日記」も習慣化しなかったら 意味がありません。

もっと 具体的に知りたいと思った人は是非、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか? 長くなりましたが、以上です。

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