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株式会社コンカン

【若手社員の成長記!】「第47回:何故 若者は、『人生』に焦ってしまうのか?!」~自分を変えるには"小さな行動"しかないのだ!~

今日は「若者」の感情(焦り)に"フォーカス"して書いてみます。皆さんは、自分の『人生』に焦った経験はありますか?

私も現在27歳の若者ですが、目に見えない「何かに襲われて」焦ってきた『人生』だったと思います。焦っても何も変わらないにも関わらず。今でこそ、地に足をつけ、将来を見据えるような"スタンス"をとれるようになりました。勿論 まだまだ、ぼんやりとした"焦り"がありますが、皆さんの、周りでも このような人は多いのではないでしょうか。

そこで 今日は、自分の戒めも含めて、この「若者の焦り」について調べてみようと思います。




【若手を象徴する『2つ』のフレーズ】

●現代に於いて、「若者」を象徴する『2つ』のフレーズがあります。それは「"ありのまま”でいたい」。そして もう一つは、「何者かに早くなりたい」という意味の"言葉"です。

◆1つ目の「ありのままでいたい」は…

*「自分が好きな場所で働きたい」「休みを好きなときに取れる職場で働きたい」「自分が後悔なく仕事をしたい」「30歳までには結婚したいのでそれが出来る仕事を」「家族を優先するスタイルで仕事をすること」「身近な人を裏切らない仕事」など、自分が良いと思う『仕事』をありのままにしたい、という傾向です。

『個性重視』の時代の中で、そのままの自分で、自分が良いと思うものを『軸』にして、自分自身のままに、といった"価値観"を大事にしている"スタイル"です。


◆2つ目の「何者かに早くなりたい」は…

*「専門家になりたい」「この職種で一人前になりたい」「とある分野の第一人者になりたい」「この道の人間です、と言えるレベルに」「30代前半までに大きな成功体験をしたい」「今は、修行期間だと思っている」といった、早くひとりの社会人として社会で“良い”と認められることで、誰かに求められるようになりたい、という傾向です。今は『何者』でもない自分でも、社会の中で いつか個として尊重される、替えの効かない「ひとりの社会人」になりたいという点に『こだわり』を持って仕事に臨むスタイルです。


●しかし…

この『2つ』の"キーワード"は、実は 相互に"矛盾"する要素をたくさん持っています。

それは、ありままで「自分らし」く働こうとすればするほど、追い求める「何者」かに成る為には遠回りになるのは"当然"です。一方で「何者」かになる為に最前線で必死に働こうとすればするほど、本来の「自分らしさ」を維持し続けるのは難しいということです。


ーーー

それでは…

【何故 相反する『2つ』の要素を追いかけてしまうのか?】

●結論は「情報過多」に陥ってしまっているからと言われています。

*情報が大量に獲得できる世の中で、獲得可能な『キャリア』や『仕事』、『働くこと』に関する情報が"肥大化"しているのです。このことが、キャリア上のアクションを起こすことの"足かせ"になっているということです。自分なりの“正解”を探す為に、「若者」はメディアや人伝てで沢山の情報を仕入れることができます。しかし 一生、情報の海から具体的な“正解”を見つけることは出来ず、結局 何も出来ないのです。

その結果、「理想は求めつつも、今の自分のままでいたい」という、相反する『2つ』の要素を追いかけてしまうのです。単純に、自分がやりたいことを素直に実行に移せないのです。


例えば…

必要性を感じて『社会人大学院』に通おうとするとします。しかし、ネットで情報を収集していたところ、「意味がないという意見の文章」や「ネガティブな評判」を複数 見た結果、「思い直して探すことを止めてしまった」などです。

この場合、行動を起こした個人を揶揄するような「〇〇した人の末路」といった記事を毎日のように目にしてしまっているのです。


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では…

【どうやったら「情報過多」に陥らないのか?】

●それは「『知る』ことと『する』」をしっかり分けて考える」ということです。

そして、その「する」とは小さいな行動を重ねるということです。それは、「自分の考えをSNSで書く」「勉強会への参加」「ボランティアへの参加」などです。つまり、自分が行おうとする行動に対して、情報を集めて良し悪しをつけるのでは無く、先ずは「やる!」と決めて、情報を「やり方を決める為だけ」に使用するということです。


ここまで 踏まえて…

●一番良い状態というのは 当然ですが、「行動量が多く、情報量も多い」状態です。

既に 一歩踏み出し、情報の海の中で自分にとって必要な情報を抽出している"姿"です。こうした行動と情報の循環が、キャリアのポジティブな状況に繋がっていきます。


●逆に 一番 悪いのは、「行動量が少なく、情報量が多い」状態です。

しかし 現代は、この状況に陥り易い環境で、「情報のアンテナは高いが 一歩踏み出せない」そんな状況にある「若者」がたくさんいます。情報は入ってくる為、人の話やSNSなどを見聞きして焦りながら、「無いものねだり」の状況に陥り易いのです。逆に 言うと、「行動する前提がない中で、情報をとる事が一番よくない」のだと思います。


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◎と言うことで…

●自分も行動出来ない時は「情報」を知り過ぎている時が殆どです。私も本当に気を付けなければならないと思います。

言い換えると、「情報は"仮説"を持って取りに行く姿勢」ということです。そうすると、情報に惑わされずに、焦る事なく 冷静に自分と向き合うことができると思います。その結果 目の前のことに、"一生懸命"に取り組むことが出来るのだと思います。勿論「焦りを無くすこと」は簡単なことではないはずです。しかし 何か大きな決断をするといった行動だけに、キャリアを変える力があるのではなく、その前の目立たない助走のような「小さな行動」に、実は大きな効果があるのだと思います。


つまり…

◆どんな時も「小さく段階を刻むような行動が出来るか出来ないか」が"鍵"であるということです。


こうやって書いていくと…

◆「『何者かにならなければ』と焦っていると、本当の自分を見失ってしまう」という状態に陥いるのかも知れません。


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◎最後に…

【これからの時代に求められる生き方】

*これからの時代は、今まで以上に「何が楽しいのか?」「何をしたいのか?」と問われ続け時代と言われています。これは、政府の見解を含め多くの所で言われていることです。

何故なら…

●「『これをやれば成功する』という法則がない時代」

●「AIがより発展して、言われたことをやる必要がなくなる時代」

●「コロナによって、行動できる人と行動できない人の差が広がる時代」

だからです。だからこそ…

◆毎日の日々の行動の中から本当の自分の「好き」を追い求め、そして その「好き」の中で「自分にしか出来ないこと」を見つけることが必要なのです。


私にとっても耳が痛い話です。日々 小ない行動をし続けて行こうと思います。長くなりましたが、以上です。

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