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【若手社員の成長期!】第69回:「変化の激しい時代に必要な『アンラーニング』とは?」~副題:根底にあるのは「自己理解」だ!~

皆さん、最近「アンラーニング」という"言葉"を聞く機会が増えたのではないでしょうか?

「人生100年時代」「VUCA」「リカレント教育」。こういった"言葉"と一緒に、よく聞く"言葉"です。

しかし この「アンラーニング」の意味を 何となく知っていても、「何故 今、叫ばれるようになったのか?」を知っている人は、決して 多くはないと思います。

当の私も、まさに そのような人です。そこで 今回は、「アンラーニング」の定義から、「何故 今 求められているのか?について、調べてみようと思います。




先ず、そもそも…

【「アンラーニング」とは?】

一言でいえば…

●「学びほぐし」を意味します。

*これまでの『学習』を通じて培ってきた『価値観』や『習慣』を認識した上で、必要なものを取捨選択し、新しいものを取り入れながら学びを修正する"スキル"のことです。

よく『アンラーニング』のことを「学び直し」と捉える人も多いのですが、注意したいのは「既存の学びを捨て去ることではない」ということです。


【何故 "今"、『アンラーニング』が求められているのか?】

一言でいえば…

●「時代の変化のスピードが早く、『社会システム』や『価値観』も絶えず変化しているから」です。

*グローバル化が進み、技術の進歩が 目覚ましい この時代、『社会システム』や『価値観』も絶えず変化しているという状況があります。このような時代、今までのように「形式化した仕事の手順を習得する」という意味での「学習」だけでは 十分ではなくなってきているのです。何故なら、一度 習得した仕事内容も、数年で通用しない状況に変わっていくことがあり得るからです。近年は「VUCA」という"ワード"を聞く機会も増えました。この「VUCA」時代に於いては、既存の『価値観』や過去の『成功体験』に固執することなく、環境の変化に適応しながら 自らを変えていくことが求められています。

(※VUCA…Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字=「不安定で不確実、複雑な時代を表現する言葉」)


【具体例から見る「アンラーニング」が求められている理由!】

*例えば、今でこそ 当たり前の「飛行機」が開発に掛かった期間は「約60年」と言われています。これは 当時は、画期的な開発でした。一方で、最近 話題になった、ゲームアプリ「Pokemon Go」の開発期間は、何と たったの「約18日」です。「約18日」で、5,000万人のユーザーを獲得しています。まさに、『技術の進歩』や『社会システムの変化』などを受けて、"ビジネス環境"が急速に変化しているのです。それまで 積み重ねられてきた『技術』や『知識』の習得だけでは、もはや 太刀打ち出来ない時代です。更に、今後の経済環境の変化が大きくなればなるほど、個々人だけではなく、「組織単位」で「アンラーニング」を実践し、変化に対応する必要が求められています。


【『アンラーニング』を行う際の注意点!】

◆1.「自分自身の自己理解が大事!」

*「アンラーニング」は、ただ 新しい『価値観』を取り入れて行動すればいい、という訳ではありません。寧ろ 痛みを伴う作業で、その痛みを和らげる為には、先ずは「自己理解」が大切です。常々 自分は「何故『アンラーニング』を行うのか?」を理解しなければ、ただの「自己否定」になってしまう可能性だってあります。


◆2.「はじめに価値観から変えようとしない!」

*自らの『価値観』を認知することが出来たら、『価値観』よりも 先に『行動』から変えることが大切だと言われています。『読書』や『インターネット』での情報収集だけだと、本当の「アンラーニング」とは言えません。新しい『環境』に飛び込む、異なる『価値観』を持つ人と話すなど、『行動』することがより有効です。


◆3.「ひとりだけで『アンラーニング』をしようとしない !」

*先に述べた通り、自分の『弱み』や『恐れ』にも向き合う必要のある「アンラーニング」は、多くの場合「痛み」が伴います。その為、ひとりだけで実践しようとすると、どうしても長続きさせることが難しくなります。"痛み"を軽減し、"ストレス"にも上手く対応するには、誰かと一緒に「アンラーニング」を実践することが お勧めと言われています。特に、「企業レベル」になると、社員の「価値観レベル」に食い込むほど 強い体験は、会社の中だけでは、中々 生まれません。真に価値のある「アンラーニング」を実現する為には、自社の「論理」・「価値観」だけでは通用しない「会社の外」を経験させることが 最も効果的と言われています。


私の場合は、20代ということもあり、どちらかと言うと 柔軟に「学びほぐし」を出来る状況にあると思います。問題は、自分の既成概念が出来上がってくる40代以降だと思います。そんな時でも、人の意見を素直に聞ける自分で在りたいと思いましたし、時代背景に関わらず、そもそも 『求心力』があるような魅力的な"人"は、自然に出来ているのだと思います。


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◎と言うことで…

「アンラーニング」を調べましたが、何も新しい概念ではなく、時代の変化の"スピード"が早くなったことで、叫ばれる機会が増えたのだと思います。何にせよ、どんな時代も 常に「変化」しないと、自分が望む形の幸せは掴めない時代になったのだと思います。と言うことは、逆に言うと、今まで以上に この変化の早い時代に於いて、その時代の変化に流されない自分の"幹"が必要となるはずです。分かり易く言うと…

●「時代に付いて行く前に、時代に流されない自分を創ることです。」


最後に 、「アンラーニング」の最も効果のある方法は…

●「異業種の人々など、異なる価値観を持った人との交流」と言われています。

その"根底"にあるのは、"マインドセット"として「好奇心」や「忍耐力」だと思います。

そして、何より 最も大事なのが…

●「学ぶだけでなく、学びの場と実践の場の両方を揃えること」だと思います。長くなりましたが、以上です。



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