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【若手社員の成長期!】第67回:「『マインドフルネス』とは?」

皆さんも、多かれ少なかれ、仕事や人間関係で「ストレス」を感じたことがあると思います。実は、日本人の78%は「仕事」で"ストレス"を感じた経験があると、言われています。

でも「ストレス」を感じた時に、その環境を楽しめる人と、そうでない人がいます。では「その違いは、何なんでしょうか?」

今日は、この「ストレス」について調べてみます。





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●大前提として…

*誰しも、苦しいことや悩みを抱えながら「人生」を歩んでいます。これは、年齢も関係なく、何かしらの「ストレス」は感じているはずです。恵まれているように見える人でも、逆境にいるように見える人でも同じだと思います。そして、同じように「ストレス」の感じる"体験"をしても、大きな精神的な打撃を受けて立ち直れなくなってしまう人と、立ち直れる人がいます。実際に 研究の結果として、同じ"ネガティブ"な環境(虐待や災害、貧困など)の下に育っても、心理的な不適応に陥ってしまう人と、そうでない人がいることが分かっています。

逆境にさらされたり、「ストレス」の感じる出来事が起きたりして 一時的に落ち込んでも、そこから立ち直り、環境に適応していくことが出来る人の"特性"のことを「レジリエンス」と言うそうです。この「レジリエンス」は、逆境からの立ち直りだけでなく、内的な成長にも繋がることが分かっています。


●では…

【「レジリエンス」が高い人の"特徴"とは?】

*過酷な環境下にいながらも、精神的に崩れない人を分析し、「レリジエンス」の高い人の10個の"特徴"が明らかにされています。


●それが…

①楽観主義

②利他主義

③確固とした道徳的基盤をもつ

④信仰心やスピリチュアリティを持つ

⑤ユーモアがある

⑥自分の役割のモデルを持っている

⑦他人の社会的なサポートを受けられる環境を持つ

⑧恐怖を直視できる

⑨使命感が強い

⑩メンタルトレーニングを受けている


皆さんは、幾つ当てはまりましたか?

また、脳科学の研究からは、「レジリエンス」の強い人は、幸福感に関わる"オキシトシン"や"セロトニン"などが多く分泌されていることが分かっています。さらに 幸福感と関連している 「左眼窩前頭皮質」の体積が大きいことも分かってきているそうです。

そして、「レジリエンス」を高める方法は、以下の"10個"と言われています。これは、米国心理学会により研究結果で分かったことです。


【「レジリエンス」を高める方法!】

①家族や友人・他人と良い関係を作ること

②克服できない問題と捉えてしまわない

③変化を生活上での一部分としてきちんと受け入れる

④何かしらの目標に向かって進むこと

⑤(流されず)断固とした行動を取ること

⑥自己発見のための機会を探すこと

⑦自分に対する肯定的な見方(自己効力感)を持つこと

⑧物事の捉え方についての展望を持つこと

⑨希望に充ちた見方を持つこと

⑩自分自身を大切にすること


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【今、注目されている「マインドフルネス」とは?】

*先程「レジリエンス」を高める方法を書きましたが、とは言っても 殆どの人が出来ずに苦しんでいると思います。そんな人が「レジリエンス」を高める方法として、「マインドフルネス」があります。これは、一種の「瞑想」です。

「マインドフルネス」とは、「『今、この瞬間』を大切にする生き方」を指します。マインドフルネスの実践により、「ストレス軽減」や「集中力」の強化などの効果が得られ、今 世界中で大きな注目を集めています。「マインドフルネス」が世界中に普及する"きっかけ"となったのは、マサチューセッツ大学医学校名誉教授の「ジョン・カバットジン博士」が、「マインドフルネス」を医療分野に最初に取り入れたことです。

今では、医療分野以外では、「アップル」や「グーグル」の世界的大企業が社員研修の一環として「マインドフルネス」を導入したことでも知名度が高まりました。


【感情に左右されない力を鍛える!】

*「マインドフルネス」によって、「①注意制御(今だけに意識を向ける)」、「②感情調整(感情をのせずに事実だけに目を向け)」、「③自己知覚(正しく自分を知る)」が導かれ、結果的に自己コントロールが出来るようになり、「レジリエンス」も高まるとされています。

勿論 私も そうですが、多くの人は他人と比較し安心感や不安感を行き来したりしがちだと思います。しかし 大事なことは、置かれている環境・状況について、良い悪いといった価値判断をしたり、不快だ、と感情的に反応しないことです。それよりも、自分の状態や思考の"癖"について俯瞰して自分自身を見つめることが重要です。そこで 初めて、感情に捉われずに「選ぶべき選択」や、「取るべき行動」が分かるのです。

その結果…

●問題を大きく考え過ぎてしまったり、感情的な解釈(「何もかも終わりだ」等)といった、悩んでいる時に起こりがちなことも避けられます。

近年、「『マインドフルネス』という言葉だけが独り歩きし、一種の流行りとなっています。「マインドフルネス」によって鍛えられるのは、「自分を俯瞰し目の前の事実のみに着眼する力」であり、それ自体が幸福へ導くことはありません。しかし「マインドフルネス」による「状況を俯瞰し感情に左右されない力」が、ビジネスや人間関係といったあらゆる場面で効力を発揮してくるのです。

つまり、「マインドフルネス」の本当の狙いとは…

●「感情コントロールを行い、『レジリエンス』を高めること」なのです。


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◎ここまで、「ストレス」と言う観点から、「マインドフルネス」について調べました。率直に 今の私には難しく、これもある程度の訓練が必要だと思います。

そんな「マインドフルネス」を、自分なりに一言で解釈すると、「正しい『解釈』をすること」です。同じことが起きても、「成長の機会」と捉えられる人と、そうでない人がいます。この解釈のやり方次第で、その後の「人生」の大きく左右されるのは明白です。環境ではなく、「環境の受け止め方」でストレスの感じ方も変わるということです。


最後に…

●有名な「スティーブ・ジョブズ氏」も、「マインドフルネス」を大事にしていました。

クリエイティブ 且つ 猛烈な働き方を求められている人々が、「競争を生き抜く為の武器」として捉えていたそうです。ストレスフルな人に、良い「仕事」は出来ないと考えていたのです。そんなジョブスは、「最高のマインドフルネスを行うには、『死ぬ身を自覚すること』」と述べています。

そんな"言葉"を紹介して、終わります。

●「人生を左右する分かれ道を選ぶとき、一番頼りになるのは、いつかは死ぬ身だと知っていることだと私は思います。ストレス、周囲の期待、プライド、ばつの悪い思いや失敗の恐怖など、そういうものがすべて、死に直面するとどこかに行ってしまい、本当に大事なことだけが残るからです。」


つまり…

●死ぬ身を自覚すると、やるべきことが明確になり始め、その結果 ストレスへの解釈も変わるということだと思います。

さあ 皆さんも、「マインドフルネス」から、自分を見つめ始めましょう!長くなりましたが、以上です。

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