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【若手社員の成長期!】第65回:「『悪習慣』は続くのに、『良習慣』が続かない理由!」~脳の仕組みから「習慣」を紐解く~

皆さんは、「やろう!」と決めことを続けられていますか?「今年こそは!」と誓ったダイエット、英会話、スポーツクラブ、禁煙、読書など、殆どが続かなかったことばかりだと思います。何故 私たちは、"やる"と決めた「良習慣」を続けられないのでしょうか?

一方で、YouTubeや甘い食べ物など「悪習慣」は、辞められないのは、何故でしょうか?その理由を「脳の仕組み」から解き明かし、全米ほか世界各国で大ベストセラーになっている『小さな習慣』という"本"があります。今日は この"本"を基に「習慣」について調べてみます。





大前提として…

【「習慣」とは?】

◎辞書的(コトバンク)に言うと…

*「ある事が繰り返し行われた結果、その事が『しきたり』になること。ならわし。」です。

これを、もう少し分かり易くいうと…

●「脳が省エネのため、何も考えずに行動を選択できるよう、行動に至るプロセスを自動化したもの」と言われています。

人間は、本能的に、より安全に生存する為に脳の消費を抑えようとし、結果的に行動を習慣付けるのです。


【名著『小さな習慣』について】

*著者の「スティーブン・ガイズ氏」は、アメリカの心理学者です。自己啓発に関する調査や執筆を行う「ディープ・イグジスタンス」というブログで、自己啓発ブログ第1位に輝くなど、まさに 自己啓発のプロというべき存在です。本書は、そんな「ガイズ氏」が、ご自身の経験と科学的な根拠を基に、「習慣」を続けるためのシンプルな方法について解説した1冊です。2019年にアメリカで発刊され、大ベストセラーとなりました。


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では 早速…

【「習慣化」の"コツ"とは?】

●「目標をとにかく小さくする」ことです。

*誰でも「良い目標を習慣化」することが出来る方法は、実は とてもシンプルです。著者の「スティーヴン・ガイズ氏」によると、「目標は大きいよりも小さい方がいい」し、しかも「失敗しようがないほど、小さくていい」と述べられています。

何故なら…

●「人間は自分の管理能力を過大評価にしがちだから」です。

*習慣を作る時は、先ずは「バカバカしいほど 小さな習慣」でいいのです。その「小ささ」は、筋トレであれば「1日腕立て伏せを1回」という「本当にそれだけで なんとかなるの!?」と疑うくらいの小ささです。

そもそも 人は、何かを習慣にしようとする時は「腕立て伏せ 30回を3セット」とか、「毎日10キロのジョギング」等、目標を大きくしがちです。実際の調査結果によると「人は、常に 自分の管理能力を過大評価する傾向にあり、大きな目標を立ててしまうのも、それを達成できると自分の能力を過信しているから」という結果もあるそうです。その結果、目標を達成できず、「やっぱり 私は、"ダメ"なんだ…」と自信を失い、達成できない自分への"失望感"や"罪悪感"に苛まれたりもするのです。そして 新しい「習慣」を身に付けようとすることさえ億劫になってしまいます。

つまり…

●「習慣付けるときは、たやすく 目標をクリアできて、連続記録を途切れさせないでいた方が、習慣化する可能性が高くなるのです。」


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【「小さな習慣」で脳の抵抗を和らげられる】

*緒説ありますが 私たちの普段の行動の「約55~70%」は、「習慣」で成り立っていると言われています。そして その「習慣」は、脳が省エネのため、何も考えずに行動を選択できるよう、行動に至るプロセスを自動化したものです。人間の脳は、特定の「習慣」を司る神経経路が何らかの合図や外からの刺激で活性化すると、その神経経路に沿って電気信号が走り、それが習慣化された行動へと私たちを駆り立てています。例えば 家に帰って すぐに「手洗い・うがい」をするのが「習慣」になっていれば、玄関を入ると自動的に「手洗い・うがい」の神経が作動し、いちいち 考える必要なんてありません。そして 「習慣」として定着していくにつれて、その行動と結びついた神経経路は どんどん太く強くなっていくのです。

つまり…

●「何度も同じ行動を繰り返すことで専用の神経経路をつくり、それを強化していくことが出来るのです。」これが「習慣」です。

だからこそ、大きなことをするよりも、継続することの方が大事なのです。

改めて、「小さすぎて失敗するはずがない行動を毎日繰り返す」これがキーポイントなのです。「腕立て伏せ1回」が出来たら、もう1回くらい出来そうな気がしてくるし、目標通り 1回で終わっても、全く罪悪感を覚える必要はないのです。


【習慣化の際に、一番やってはいけないこと!】

それは…

●「モチベーションに頼ること」です。

*何故なら、行動が「習慣」に変わり始める頃には、その行動への熱意が薄れ、退屈で つまらなく思えてくるからです。モチベーションが頼りにならないのは、こういった「感情」に基づいているからです。モチベーションは、その時々の感情の起伏でしかありません。

それよりも、大事なことは「成りたい自分を明確化」です。こういった意志の"力"は、その時々の感情とは無関係なのです。


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◎ここまで「習慣」について纏めてきましたが…

先ずは、人の行動の「約55~70%」は「習慣」から来ているという事実を自覚することだと思います。それぐらい 無意識で行動しているのです。だからこそ「習慣」も、抵抗の少ない「小さな行動」から入り、無意識に組み込んでいくことだ大切なのです。小さな行動は、もっとも 難しい最初のアクションを起こすことが出来るし、脳の中で「新しい行動」と「いつもの行動」が 攻めぎ合う間も、行動を継続させることが出来るのです。


しかし 実は、この"本"の落としとして、最後に書かれていることは、結局は「成りたい自分を明確化し、『何のために?』を考えること」が最も大切ということです。つまり こういったことを言語化すれば、勝手に「習慣」になるということです。


【習慣化の為のステップ】

■Step1.「成りたい自分の明確化」

*成りたい自分とは「願望」である。

■Step2.「今の自分を見つめる」

*現在地を知らずに、目的地にたどり着くことは出来ない。その為に自分の棚卸しをする。

■Step3.「何のために?を考える」

*習慣を継続する大きな原動力になる。

■Step4.「誰を喜ばせたいか考える」

*誰かのためなら高い壁も乗り越えられる。


皆さん、先ずは 何となくでも「成りたい自分」を言語化してみましょう!長くなりましたが、以上です。

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