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株式会社コンカン

【若手社員の成長期!】「学び方をアップデートする!」~副題:「戦略的学習力」こそ、今後もっとも求められる力だ!~

みなさんは、「正しい学び方」について考えたことはありますか?

「何を学ぶか?」は、よく考えても「どのように学ぶか?」については、あまり重要視されていないと思います。しかし 時代の流れが早く、且つ 容易に学べる時代になったからこそ、「なんとなくの学び」を抜け出して、根拠のある学びや効率的な学びを行なう必要があります。そこで 今日は、「正しい学び方」について調べてみます。



そもそも…

①【何故、調べよう思ったのか?】

●「学ぶことが容易な時代になった反面、学ぶこと自体が目的になりかねないと感じているからです!」

~グロービスの課外授業を参考に、「正しい学び方」を"3つ"のポイントにまとめる!~

「テクノロジーの進化」や「人生100時代」といった"言葉"が表すように、ビジネスパーソンの間では、継続的にスキルや、知識をアップデートする取り組みが広がっています。こうした変化に伴って、オンラインセミナーや動画視聴による学習など、利便性の高いサービスを目にすることが増えてきました。ビジネスパーソンにとって、今の時代は、学ぶ機会に恵まれている状況だと言えます。一方で 学ぶことの重要性に気付いていても「何を学べばよいのか分からない」といった悩みや、学び始めてみたものの「継続できない」「なかなか 成果に繋がらない」といった問題を抱えている人も多いはずです。例えば、私の場合は、生活の隙間の時間に、学びに関する動画を何となく見てしまう機会が増えました。しかし これが、本当に自分にとっての役に立つ学びなのでしょうか?

そこで、今回は グロービスの課外授業を参考に正しい学び方を調べた上で、"3つのポイント"でまとめてみます。



ーーー

それでは…

②【今記事の、内容(要点)!】

■1.学びのポイント①

●「学ぶ目的を明確にしよう!」

~「何のために学ぶのか」を具体的にイメージする!~

やはり 何かを学ぼうとする際に、最初に取り組むことは「学ぶ目的を明確にする」ことです。

学び始める"きっかけ"は、置かれている状況や立場によって様々です。「仕事の幅を広げたい」「自分の市場価値を高めたい」といった前向きな動機だけではなく、例えば「今の仕事が無くなるのではないか?」「この先は、これまでの経験だけでは通用しないかも知れない…。」といった、危機感から学び始める方も多いと思います。また、周囲の影響を受けて、何となく 学び始めた場合もあるかも知れません。ただ いずれにせよ、忙しいビジネスパーソンにとって、限られた時間の中で学び続けることは 簡単ではありません。「何のために学ぶのか?」「学んだことを何に活かしたいのか?」といった目的が明確になっていなければモチベーションを維持できず、学びの優先順位は下がる可能性が高くなります。


例えば、「自分の市場価値を高めたい」という動機で学び始めたとします。しかし、「何のために市場価値を高めたいのか?」「市場価値を高めるには、どんなスキルや知識が必要なのか?」「それらをいつまでに身に付ける必要があるのか?」など、目的やスケジュールについての具体的なイメージがなければ、どんなアクションをどのような順番で取ればよいのかを想像することは難しくなります。やはり、何かを学び始めるときには、先ずは「目的を具体的にイメージすること」は必須のことなのです。



■2.学びのポイント②

●「『何を学ぶか?』だけではなく、『どう学ぶか?』まで考える!」

~これからの時代は「学ぶ力」が重要になる~

目的を定めた上で、次に考えるべきことは「何を学ぶか?」です。

オックスフォード大学が発表した「The future of skills employment in2030」というレポートの中で、「2030年の雇用に求められるスキル・知識」が、1位~120位までランキングされています。みなさんは、その中で、何が1位になったと思いますか?

何と「戦略的学習力」です。「戦略的学習力」とは、「自分にとって最適な学びを見極め、効率的に知識やスキルを身に付ける力」、つまり「学ぶ力」のことを言っています。そして「学ぶ力」とは、「何を学ぶか見極める力」と「すぐに身に付けることができる力」の"2つ"のことです。


リクルートが実施した「『人生100年時代に働きながら学ぶこと』実態調査」によると、働きながら学ぶ人の中には「学ぶものが定まらない」と悩む人が一定数いるとのことです。劇的な環境変化に伴い、知識やスキルの賞味期限は短くなっています。このような状況の中では「何を学べば正解なのかさえ分からない」といった悩みを抱えるのは当然なのです。

リクルートによると、「何を学ぶか」を決める上で重要なのは、「学ぶ目的を具体的にイメージし、それらを達成するために足りない知識やスキルは何か?」を考えることと述べられています。そして 自分の強みや適性、社会から求められている能力などと照らし合わせて、「何を学ぶか見極める力」が大切になります。


因みに、グロービス経営大学院では、短期間に新しい能力を身に付けるためには「正しい学びのサイクル」を回し続けることが最も重要だと述べられているそうです。

そのサイクルは、以下の4つのステップに分けることができます。

==「正しい学びのサイクル」==

〇1.知識をインプットする

〇2.知識をつかいアウトプットする

〇3.アウトプットに対し他者からフィードバックを受ける

〇4.フィードバックを踏まえて、自分の思考を改善する



■3.学びのポイント③

●「学んだことを仕事の成果に繋げる!」

~「効果的な学びを得る」ための3要素~

限られた時間で最大限の成果を得るためには、先述した「正しい学びのサイクル」を効果的に回す必要があります。その上で、意識しておくべき大きなポイントがあります。

それが、「3×3×3アプローチ」というものです。


==「3×3×3アプローチ」==

マッキンゼー社が提唱している「3×3×3アプローチ」によると、効果的な学びを得る上でポイントとなるのは、以下"3つ"の要素とされています。


〇3つのゴール:ゴールを3つ以下にすることで、集中力の分散を防ぐ。また、成長機会を見落とすリスクも減少する。

〇3ヶ月の期間:3ヶ月と期間を限定することで、状況や課題に適した具体的な目標を描ける。また、四半期ごとに動いている社会人のリズムとも合っている。

〇3人以上の仲間:仲間がよき監視役となることで、目標達成に向けて健全なプレッシャーが掛かり易い。また、仲間からフィードバックを受けられる。


個人によるキャリア形成が求められる時代を迎え、学び続けることの重要性は、益々 高まっています。思い描くキャリアを築くためには、「正しい学び方」そのものをアップデートしていくことが重要だと思いますが、あまりにも当然すぎて、見落とされがちだと思います。まずは「今の学びが自分に合っているのか?」「この先どんなキャリアを歩みたいのか?」から考えることが、もっとも大切なのです。


ーーー

◎と言うことで…

③【私なりの考え!】

●「"短期的"な成長実感を積み重ね、"中長期的"な学びのモチベーションに繋げる!」

~上手くモチベーションを保ち続けよう!~

ここまで、学び方について調べてきましたが、私が強く感じたことは、「"短期"と"中長期"に分けて学ぶ目的を設定することの重要性」です。

短期では「出来るようになること」、長期では「在りたい姿」を設定するということです。

例えば、営業職のAさんは、営業スキルを磨くために、コミュニケーションスキルの勉強をしたとします。その結果、以前よりも多くのアポイントが取得できるようになり、受注確率も大きく向上しました。すると 達成感が生まれ、この達成感が向上心を生み出し、新たな学びを得たいという動機付けになると思います。これが、"短期"の目標だと思います。


そして、Aさんは営業スキル向上のために学んだことを、周囲のメンバーに丁寧に伝えていくことを意識するようになりました。その後、マネジャーとなり、マネジメントスキルを習得します。さらに、営業コンサルタントに転職しました。これは、長期にわたって新しいスキルを学び続けたことで、キャリアアップや転職といった選択肢を増やし、より高いレベルの環境で働くことが可能になりました。これが、"中長期"の目標です。


この様に学ぶ目的を、「"短期的"には、出来ることを増やす」「"中長期的"には、在りたい姿」に設定すれば、学びを継続するために欠かせないモチベーションをキープできる可能性が高まると思いました。長くなりましたが、以上です。

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