top of page
株式会社コンカン

【若手社員の成長期!】「上手な目標の立て方とは?!」~副題:目標の立て方が、「人生」に直結する~

みなさん、人生や仕事の「目標」はありますか? そして その目標達成のために、日々行動できていますか?

「目標」を立てることは 簡単でも、いざ実行に移すとなると、中々 難しいと思います。そこで 今日は、上手な「目標」の立て方について、調べてみます。





そもそも…

①【何故、調べよう思ったのか?】

●「『目標』こそ、人生の質を決めると、強く感じているからです!」

~実は、殆どの人が「目標」を達成できない?!~

新年の「目標」を立てた人のなんと。「92%」が目標を達成できていないことを ご存知でしょうか?

これは、アメリカのペンシルバニア州にあるスクラントン大学が行った調査から分かったことです。言い換えると「目標」に対して、真剣に行動するだけで、10人に1人の人材になれます。では、何故、こんなにも「目標」を達成することは難しいのでしょうか? 今日は、このことについて調べて、自分自身の成長を促進できればと思います。


ーーー

では…

②【今記事の、内容(要点)!】

■1.そもそも「目標」とは?

●「目標は『目』で見える『標』!」

~小さな指標を幾つも乗り越えよう~

「目標」の前に、「目的」を知る必要があります。下記は、一般的な解釈です。

〇先ず「目的」=「ゴール」と言えます。

*「目的」とは、その字にも使われているように「目」で見える「的」のことです。「的」という"言葉"を使用するだけあって、「目的」は最終的に到達したい部分のことを指します。


〇そして「目標」=「目的までの指標」と言えます。

*「目標」とは、「目」で見える「標」です。「目」で見た時に、その「的」に近づいているかの「標」となるのが「目標」です。「目的」という最終的なゴールに向けて、その間に設定される小さな指標のことを指します。

要するに「目的」というゴールがあり、それに到達するまでの過程に立てられるものが「目標」です。そのため「目的」は長期的なもの、「目標」は短期的なものに設定されます。



■2.「システマティック・アプローチ」とは?

●「目標設定方法にもコツがある!」

~実は「目標」を立てるのは難しいこと!?~

GAFAなどの巨大企業では、従業員個人の「目標」の立て方に、注力しています。何故なら、個人の集合体が組織だからです。個人の「目標」が達成すれば、組織も良い方向に向かいます。そして、その目標設定の際に用いられるのが「システマティック・アプローチ」というものです。これは、カウンセラーとクライアントの間に「よい人間関係」を作り、共同してカウンセリングの「目標」を定め、計画を立て、その計画を達成するための方策を定めて、更には それを実行し、最後に結果を評価するまでのプロセスのことです。

この「システマティック・アプローチ」は、特に職業相談、進路相談、雇用相談、キャリア相談として 使われてきたフレームで、アメリカの巨大企業ではコンサルタントと一緒に、従業員の「目標設定」を行なっています。

「目標設定」の難しい点は、その設定の仕方によって モチベーションが変わるか点です。とてつもなく高い目標を立てると達成できませんし、簡単な「目標」を立て続けても目的達成には到達しません。だから 一流企業では、目標設定方法に注力しています。



■3.キャリアコンサルタントを例に「システマティック・アプローチ」による、目標設定を考える!

●「4つのステップを使いこなそう!」

~問題を把握した上で、目標設定すると上手くいく?!~

キャリアコンサルタントを例に、一般的に「システマティック・アプローチ」による目標設定では、以下のような流れで行われます。

〇Step1.「関係構築」

*最初に相談者との間に信頼関係を築くことを目指します。そのためには傾聴を使い、相談者の置かれている状況、不安、不満などを丁寧に受け止めながら、少しずつ「このキャリアコンサルタントなら話をしてもいいな」と思えるような信頼関係を築いていきます。


〇Step2.「問題把握」

*そこから、少しずつ相談者が抱える問題を把握していきます。例えば、転職したいという悩みを抱えてキャリコンに来られた方が居たとします。その方の話を聴いてみると、どうやら現場の人間関係に問題があることが分かってきました。これが、キャリアコンサルタントが捉えた本質的な問題になります。


〇Step3.「目標設定」

*そうして、この本質的な問題を相談者と合意を取った上で、この問題が解決した姿を考えます。先ほどの例だと現場の人間関係に問題があるので、それが解決すると、今の職場でストレスなく働き続けることができると言えます。そして、これを「目標」と定めます。


〇Step4.「方策実行」

*その後は、この「目標」を実現させるために、具体的に何をすればよいのかを考えます。本質的な問題は現場の人間関係にあるため、当然 現場の人間関係をどうやって改善していくかを考えていきます。例えば、仲が悪い方と話し合う場を設けてみたり、仲介役を お願いしたりなど いろんな方法が考えられます。こうして「目標」を実現させるための具体的な行動を考えていき、それを実行に移します。やり方の違いはありますが「システマティック・アプローチ」では、概ねこのような流れで進んでいきます。



■4.実例を使って、目標の立て方を考える!

●「『目標』は、問題が解決した"姿"のことだ!」

~一例として、自分に落としこもう!~

この「目標」の立て方は、色々と応用ができます。例えば「資格を取る」ことを「目標」にすることを考えてみます。

先ず、なぜ 資格を取ることを「目標」にしているのかを掘り下げます。すると、資格を取ることによって「給料をアップする」「新しい技術の仕事をする」「自分自身を高める」といったことが考えられます。そして、ここが 最も大事なポイントになりますが、これらは現時点では成し得ていない事であり、これから成し得たい事でもあります。つまり、以下のように言い換えることが出来ます。

〇「給料をアップする」⇒「給料が低い」

〇「新しい技術の仕事をする」⇒「古い技術の仕事しかしていない」

〇「自分自身を高める」⇒「望む自分の姿になっていない」

これこそが、この人の抱えている問題(真因)と捉えることが出来ます。


それでは「目標」は、何になるでしょうか? 実は、先ほど挙げた「資格を取る」は「目標」ではないのです。「目標」は問題が"解決した姿"であるため、例えば このようなことが「目標」になります。

〇「給料が低い」が改善される⇒お金を気にしない生活ができるようになる

〇「古い技術の仕事しかしていない」が改善される⇒自分が望むITエンジニア像で仕事ができるようになる

〇「望む自分の姿になっていない」が改善される⇒自分らしい生き方ができるようになる

これらが目指すべき「目標」になります。


「目標」が決まれば、後は具体的な方策を考えます。ただ 実は、方策は既に出ています。これが先ほど挙げた「資格を取る」になります。「システマティック・アプローチ」において、「目標」は問題が"解決した姿"を表していて、その為の具体的な問題の解決方法が「方策」になるのです。


〇問題:給料が低い⇒〇目標:お金を気にしない生活ができるようになる(問題が解決した姿)⇒〇方策:資格を取る(問題の解決方法)

これが「目標」の立て方です。


しかし、これは あくまで「システマティック・アプローチ」による考え方で、必ずしも これが正しいという訳でもありません。


ーーー

◎と言うことで…

③【私なりの考え!】

●「『目標』は、途中で代わっても問題ない!」

~「目標」は行動しながら、調整することが大切だ!~

ここまで「目標」の上手な立て方について調べました。改めて「目標」を立てることは難しいなと感じました。そんな中で、私が大事と思うことは「目標」は切り替えても良いということです。あまりにも 高いところに「目標」を設定してしまったら、継続することは出来ません。一方で、あまりにも低いところに「目標」を設定をしてしまったら、目的達成に近づきません。大事なのは、やりながら、丁度よい「目標」を設定し直していくことだと思います。


肌寒い季節となり、もうすぐ2022年も終わりが近づいてきました。新年初めは、「目標」を設定する丁度良いタイミングだと思います。

みなさん!

年末の今の時期に、今年を振り返った上で、来年達成したいことを考えましょう。そして、上手に「目標」を設定して、良い1年にしましょう。長くなりましたが、以上です。

閲覧数:85回

Comentarios


bottom of page