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【若手社員が勝手に"イケてる企業のC.I.を切る"!】~「リライト編」~「第12回:ジャパンネットワークグループ 」

今日は 若手社員の私が、イケてる企業のC.I.を紹介します。

第12回は、九州地区を中心に、関東・関西に店舗を構え、SoftBank、au、Y!mobileなどの携帯端末の販売代理店である「ジャパンネットワークグループ」(JNG)です。


数ある代理店の中でも、屈指の販売力のある企業として有名です。“ガラ携”と呼ばれる携帯電話の黎明期だった90年代に携帯電話のスリム化が実現した、丁度 その頃に現社長の「齊藤 一真氏」によって設立されました。

若者の携帯電話の利用率が増えるにつれ、次々に新機種が開発され、通信事業者も大きな変遷をたどる中、JNGは地域で一番 支持される店づくりを徹底し、北部九州で店舗網を拡大しました。 更に 2010年には、エリア合戦が最も激しいとされる業界に於いて、関東地区に進出し、現在では 全国トップクラスへと成長を遂げました。

高機能なスマートォンの普及でモバイル業界は、成長を続けていますが、一方で 潰れるショップも多く、競争の厳しい時代です。2018年には、日本全国に 8,500店舗程あるキャリアショップは、2020年には 7,900店舗程まで、減少しています。 そんな中 売上高は、97億(2019年)と成長を続け、携帯の販売から、アクセサリー、メンテナンスまでをおこなう携帯の"総合商社"が「JNG」です。

ーーー では、早速 そんなJNGの「イケてるC.I.」の一部を紹介します。 【経営理念】 何よりも言葉を共有し、価値観を共有し、心構えを共有し、目標を共有する。 「一致団結」「結束力」で強い組織になる。無くてはならないこの仕事を通じ、自分自身がより成長し、地域に貢献していく事が使命である。我々の仕事は、一人でも多くの方々に我々の商品を広める事、それが使命である。

ーーー 【若手なりの成長の理由分析】 何と言っても、斎藤社長の"求心力"と"推進力"だと思います。インタビュー動画も拝見しましたが、何度も「社員が可愛くてたまらない!」と笑顔で言われており、社長としての"器"の大きさみたいなものを感じました。 また取引銀行が、福岡銀行、西日本シティ銀行、共に飯塚支店という記載を見て、苦しい時に助けてくれた銀行(支店)を裏切らないという力強い姿勢も感じました。

それでは、更に 若手なりの「JNG」の成長理由を"3つ"の切り口で、挙げてみます。 ◆1.「時代を先読みし、先行市場を獲得した点!」 *JNGの設立は、携帯電話の黎明期である平成8年(1996年)です。 当時、偶々 日経ビジネス(雑誌)で「孫 正義氏」のコラムを読んで、絶対に携帯電話が世の中を変えてしまう時代になると確信したそうです。この「孫 正義氏」との出会いがきっかけで、すぐに福岡県の飯塚市に小さな1軒の携帯ショップを構えました。 そして 社長の予想通り、携帯電話が大きく世の中を変えてしまい、まだまだ競合が数少なかった中 JNGは代理店として一気に売上を伸ばしました。この時を振り返り、このタイミングでの「孫 正義氏」との出会いがなければ、今の「JNG」は無かったとまで、おっしゃられています。 そして、"ガラ携”黎明期から携帯デバイスを知り尽くしたプロスタッフが今、会社でノウハウを構築し、次世代に繋いでいるのだと思います。

たった一つの雑誌を見て、世の中を先読みし起業にまで至ってしまう社長は、本当の"商人"であり、"パワフルな人"だと感じます。 *因みに驚くことに、社長はそれまで「消防士」として働かれていました。

◆2.「モバイル通信のトータルカンパニーとして、代理店機能だけに頼っていない点!」 *JNGは、モバイル通信機器の代理店機能だけに留まらず、トータルカンパニーとして、「スマホ修理」や「スマホの保険」、「グッズ販売」など、その領域を広げて行っています。特に、JNGの飛躍を支えるのが、携帯アクセサリーのショップ「グローバルセレクション(GS)」です。グローバルセレクションは、スマホに関するアクセサリー、アイテムのショップで、事業を立ち上げて間もないにも関わらず 既に24店舗を構え、急成長を遂げています。スマホ市場の拡大に伴い、専用ケースや画面保護フィルムなどのアクセサリーや、周辺機器は大きな市場を生んでいます。

代理店機能だけだと商品を売って終わりで、社長自身が これだとお客さまに寄り添っていないと感じた経験から、事業領域を拡大されています。 このようにモバイル通信というキーワードを"核"に様々な事業を立ち上げ、代理店として商品を販売するだけでなく、お客さまのスマホに関わること全てをサポートしている点が成長理由の一つだと思います。

■3.「差別化しにくい業界に於いても、差別化に こだわっている点!」 *JNGは、他社との差別化を図り難い業界に於いても、店内に入るとそこには大きな違いがあり、推薦機種を豊富に揃え、モバイルだけではなく通信機器、アイフォンケースなどの関連グッズ、付属品専用コーナーを設け、更には 圧倒的な商品力とスピーディーな仕入れを実現しています。 機種販売からグッズ、サービス、オリジナルコンテンツの販促企画までを一貫して行い、スタッフ それぞれが思考を凝らして店内設計や商品構成し、地域性に合わせた独自キャンペーンを打ち出すなど飽きられない店舗づくりで商品の魅力を最大限に引き出しています。 例えば、数年前にSoftBankが開発したパーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」なども、どの店舗よりもいち早く導入し話題となりました。

その高い運営力は、実績にも現れていて、九州地区の販売数は 数ある代理店でトップクラスであり、Softbankより優良オーナーとしての認定も受けています。2014年には、通常店舗とは一線を画す内装で一部店舗のみに与えられる称号「新コンセプトショップ」を九州第1号、全国2号店で出店しました。

このように、モバイル通信機器 以外の部分で、知恵を凝らして他社との差別化を図っている点も、魅力の一つだと思います。 私もモバイルショップには よく行きますが、どこに行っても同じスマホ(商品)しか扱っていないからこそ、敢えて 見た目の印象ががちょっと違った店舗に行ったりします!

ーーー ◎と言うことで… JNGさんは代理店機能だけに頼らず、自分たちで様々な事業を立ち上げ、皆んなで知恵を絞っていることが全てだと思いました。この背景には、社内の良質な人間関係が構築されているのだと想像しました。

普段の生活で欠かすことのできないモバイル通信市場で戦うJNGさんの戦略は興味深いものでしたし、時代の流れが早いが故の難しさもあると思います。

私も前職で商品の仕入れに関わったことがありますが、時代の衰退の早いスマホ市場に於いては、一つの商品の仕入れも物凄く慎重に行われているはずです。社内の在庫管理体制やマーケティング体制も、とても気になりました。

ーー 今回の新型コロナウイルスの観点から見ると… ここ数ヶ月前よりスマホの需要が30%ほど激減したと言われています。JNGさんも例年と比べると成長が鈍化したということで、来年こそが勝負の年だと思います。 取り巻く市場も、モバイル通信はいよいよ5G時代に突入しました。これにより、従来の10倍以上のデバイスとの「同時・多接続」を実現し、家電製品や住宅設備をネットに接続した新サービスが提供されるなど、人々の生活を大きく変ることになります。 そのため、端末販売方法もこの先 数年で大きく変わり、そこに 大きなビジネス創出のチャンスも生まれるはずです。独自商品の開発や、トータルカンパニーとしてのプラットフォーム構築など 新事業を見据えた動きが、ここ数年で非常に重要になってくると感じました!勿論簡単なことでは無いと、重々 承知していますが。。。

また 社長は、以前よりキャリア業界の制約の多さに不満を持たれていましたが、ここ数年で 契約2年縛り禁止 及び 端末販売価格の適正化、SIMフリーなど、より自由な市場へ移行し始めていて、社長に追い風が吹き始めたと思います。 今後の成長が楽しみです!

ーーー ◎最後にC.I.について、若手なりに一言いわせて頂くと… コーポレートサイトは、整理されコンテンツが見易くなっていますが、C.I.の整備が足りていない気がしました。 例えば、現状の経営理念の中に「価値観」という言葉がありますが、何を持っての価値観かが分かり難いと感じました。

その為には、代理店という性質上、キャリアの意向が強く、独自路線を歩めなかった事を理解した上で、「経営理念」「行動指針」→「五気(やる気、勇気、根気、陽気、人気)=本気」の内容は素晴らしいと思いましたが、この事業を通して「どういう世界を創り上げたいのか?」「お客さまがどういう姿になって欲しいのか?」など、社長の頭の中にある 今後の企業としての「あるべき姿」や「進むべき道」を示した「企業理念」や「事業ビジョン」を、しっかり言語化することで、それに紐づく形で価値観も定義付けされて行くと思います。

出来れば、コンカンが提唱するC.I.と、御社のC.I.を一度 照らし合わせて頂けると有り難いです。 *concanが考えるC.I.とは? https://www.concan.co.jp/post/topics-ci

生意気 言って、すみませんでした。。。 長くなりましたが、以上です。

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