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【代表の人物像&体験談!】「一流を目指す『上司』こそ、『部下』を育てられる!」~副題:人を育てるとは"訓戒"として使われる「子どもは、親の"鏡"」という"言葉"の意味と同じである!~

今日は、concan代表の私が「松下幸之助氏の『生成発展』の考え方と、『リーダー論』の関係」について調べてみました。





新年度、『新入社員』が入社してくる4月。

経営者や職場のリーダーは、入社式などで『新入社員』に向けて「挨拶」や「訓示」をする機会が増えます。私も起業する前は、この時期「新入社員研修」を行っていました。

その時に意識して話したのが"2つ"です。


●一つ目は、新人だからといって 甘えず、「社会人意識」

所謂『プロ意識』を持つことです。学生時代は『アマチュア』、大学(学校)に授業料を払う"客"の立場だったので、だらだら 過ごしても 何んとかなったのですが、会社員になると、新人であっても「仕事」の対価として 会社から"お金"を貰う『プロ』にならなければなりません。その点を自覚して、「仕事」に臨まなければならないことを伝えます。

●二つ目は、『新入社員』は「人生100年時代」に於いて、これから 50年、60年と働かなければならないから、「仕事」を楽しむことです。

ただし、「楽しむ」の"本質"として…

「世の中には楽しい『仕事』はない、楽しく出来る"能力"の人がいるだけなのだ」ということを伝えます。

所謂 その人 次第なのです。


「人生」の半分以上の時間を、ただ"お金"を稼ぐ為だけに 費やすのでは、つまらないと思います。

『プロ』として、"お金"を貰いながら、「楽しく」働ければ、これほど素晴らしいことはありません。

しかし、「仕事」は前途したように"楽"ではありません。

「たのしい」も「らく」も「楽」という漢字をあてますが、その中身は全く違います。「楽」ではない『仕事』を「楽しむ」為には、自分の能力を高める"努力"を続けなければならないのです。


社会人という「スタート台」に立った時から 毎日 少しずつ"努力"を積み重ねる人と、希望の会社に入社できたのだから もう"勉強"も"努力"もしなくてもいい、毎日 「楽」に過ごしたいと考える人とでは、何年、何十年後には "天地の差"が付いてしまいます。新人時代は「半人前」でも、紙一重の"努力"、コピー用紙 1枚分の"努力"でも 毎日 積み重ねれば、能力が身に付き、誰でも「一人前」になるだけでなく、その上の「一流」=『プロ』になることが出来ます。

しかし「一人前」では残念ながら「二流」です。


ここで、勘違いしがちなのが、「一人前」の『仕事』が出来るようになった時点がゴールと思い込む人がいます。

「半人前」の上に、「一人前」がいて、その上に「一流」がいるのです。「半人前」とは、マニュアルを見たり、先輩に『仕事』のやり方を聞いたりしないと満足に『仕事』が出来ない状態です。周りに迷惑を掛けるから"かっこ悪い"し、失敗して叱られることもあるから、必死になるし"努力"もします。


「半人前」はやがて、「一人前」になります。「一人前」とは、右から左に誰に聞かなくても『仕事』が出来るようになることです。殆ど 失敗をしなくなり、先輩から叱られることもなくなるので、多くの人は そこをゴールと勘違いして"努力"を辞めてしまいます。「一人前」は、「二流」になっただけなのです。そして 多くの人は「一人前」、つまり「二流」のままで "会社人生"を終わります。


と、ここまでは どんなリーダーでも『新入社員』に話すことは出来ますが、『新入社員』の"心に響く"かどうかは、リーダー自身が 入社以来、紙一重の"努力"を続けてきたかどうかに掛かっています。"努力"もせずに 毎日 "楽"に過ごしているリーダーが 壇上から偉そうに紙一重の"努力"を説いても、『新入社員』は敏感に"嘘"を感じ取って、「お前こそ"努力"しろよ」と思うだけです。だらっとしたリーダーが「訓示」を垂れると、『新入社員』も だらっとしてしまいます。

そこで、リーダーこそ「成れる最高の自分」を目指して"努力"を続けなければなりません。松下幸之助氏は「成功の原理」、「宇宙の原理」を研究する為に『PHP研究所』を創設しました。そして、「成功の原理」は「宇宙の原理」と一緒であり、「宇宙の原理」の"根幹"は「生成発展」(宇宙に存在する全てのものは、常に生成し、絶えず発展する)にあることを突き止めました。

*「PHP」とは、『Peace and Happiness through Prosperity』(『繁栄』によって『平和』と『幸福』を)という英語の頭文字をとったものです。

昭和21年。第2次世界大戦に敗れた直後の日本は、東京、大阪を はじめ主要都市の大半を爆撃によって破壊され、人びとは 家を失い、着るものもなく、その日の食料にも事欠くという極めて困窮した状態にありました。そうした中で 占領軍(GHQ)の監督のもと 復興再建の歩みが始まりましたが、それは 順調には進展せず、世情は 寧ろ 悪化の一途を辿っていました。

当時の「法律法令」や「仕組み」には、社会の実情や人情の機微に 即さないものも多く、その為に、「まじめに働けば働くほど、まじめに物をつくればつくるほど損をする、正直者がバカを見る、法を犯さなくては 生きていけない」といった姿が、あちこちに 見られました。


大正7年に 松下電器(現パナソニック)を創業以来、27年間に渡り社長として その経営に打ち込んできた「松下幸之助氏」は、戦後のそうした混乱、混迷の中で 次のように考えたのです。

「自然界に生きる鳥や獣は山野を嬉々として飛びまわっている。それなのに、万物の霊長と言われる我々 人間が、何故これほど 不幸に悩み、貧困に苦しまなければならないのか、これが 『人間本来の姿』なのだろうか。いや、決して そうではあるまい。人間は もっともっと 物心ともに豊かな『繁栄』のうちに、『平和』で『幸福』に生きることが出来るはずだ。現に 人間だけが、太古の昔から 今日に至る間に、精神的にも 物質的にも驚くほどの進歩・発展を成し遂げてきている。だから、必ず どこかに、『繁栄』『平和』『幸福』に繋がる道があるはずだ。それを何んとかして求めてみたい。」

この言わばやむにやまれぬ思いを世の人びとに訴え、「PHP」実現への道をともどもに考え合っていきたいと思い立った「松下幸之助氏」は、昭和21年11月3日、「PHP研究所」を創設し、自ら所長として活動の第一歩を踏み出しました。

以来 今日まで、「PHP研究所」は研究を核に『出版』『普及・啓発』『実践』を"3つ"の柱として事業を展開、2021年には創設75周年を迎えています。


宇宙は、ビッグバンに始まり、粛々と発展し続けています。

地球もそうですし、そこで 暮らす人類も「生成発展」の"ルール"に のっとって います。「生成発展」という考え方が「成れる最高の自分」ということです。「一人前」になったのだから、もう"努力"や"勉強"をしなくてもいいという考え方は、「宇宙の原理」に反しています。「宇宙の原理」に従えば 上手くいくのだから、「成れる最高の自分」を目指すことが大事なのです。


◎と言うことで…

「一流を目指す『上司』こそ、『部下』を育てられる!」と題して書いてきましたが、人は人によって育てられます。この「人の"質"」が「次の人」の成長を決めるのだと思います。

こんな"言葉"があります。「子どもは、親の"鏡"」。

これは「部下は、リーダーの"鏡"」ということです。

リーダーが「成れる最高の自分」を目指して"努力"し、「一流」を目指していれば、部下も「一流」を目指します。

反対に、リーダーが「一人前」で満足すると、部下も「一流」には成れません。部下は"リーダーの背中"を見て学び育つものだからです。

『新入社員』が入ってくる4月は、リーダーが改めて自分を見つめ直す良い機会だと思います。リーダーは、人を育てる立場だからこそ、常に『最高の自分』を目指す「一生現役」の"心意気"が不可欠だと思います。

それでは、最後に 私が「部下を育てる」上で、意識している、目指している"訓戒"を紹介します。

みなさんも よくご存知の帝国海軍 連合艦隊指令長官「山本五十六」の"言葉"です。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

この「山本五十六」の"言葉"が意味することは、相手を認める大切さを伝えることをしなければ 長期的に人は育たないということです。

ほめるは『瞬間的』には効果があるマネジメント、認めるは『持続的』成長に効果があるマネジメントということです。

また、ほめることは難しさを伴います。何故なら お互いに『信頼関係』が構築されていなければ効果が発揮されず、逆効果にもなりかねないからです。リーダーとして留意しておくべきことだと思います。

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