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【代表の人物像&体験談!「水野 学氏から学ぶ"感性"(センス)の磨き方!」

今日は concan代表の私が、「尊敬し、一番 考え方を学んだクリエイティブディレクターの『水野 学さん』の感性(センス)の磨き方を改めて整理して書きたいと思います。 ~副題:『センス』は知識からはじまる!~

まずは… 【水野 学氏 情報】 クリエイティブデレクター good design company 代表取締役 慶応義塾大学 特別招聘准教授。 *東京出身(1972年生) 多摩美術大学 グラフィグデザイン科卒。 〇まモン、中川政七商店、茅乃舎などの仕掛け人。 企業のブランディングや商品開発を次々に手がける一方、人気ゆるキャラ・くまモンの生みの親としても知られる「売れっ子クリエイティブディレクター」。

ーーー では、本題に入ります。 水野さんは「センス」とは、『知識』の集積によって得られる『判断力』のことで、まず 対象への「普通」という『判断基準』を作ること、それには『知識が必要であると説いています。

■1:【公式概要】 「センス」とは、特別な人に備わった才能ではない。それは、様々な知識を蓄積することにより「物事を最適化する能力」であり、誰もが等しく持っている。今、最も求められている『スキル』である「センス」を磨く為に必要な手法を以下にまとめました。

ーーー ■2:【水野氏著者『センスは知識からはじまる』(要約)】 まず「普通を知ること」が必要である ◆Prologue.「センスは生まれついてのものではない」

◆Part1.「センスとは何かを定義する」 〇センスとは、数値化できない事象を最適化することである。 〇まず「普通を知ること」が必要である。 〇子どもは、自由に「センス」を発揮している。 〇美術の授業が「センス」のハードルを高くしている。

◆Part2.「『センスの良さ』が、スキルとして求められている時代」 〇センスの良し悪しが、個人と企業の存続に関わる時代 〇時代は「次の利休」を求めている 〇技術がピークを迎えるとセンスの時代がやってくる 〇新しいものが広がるには、時間が掛かる 〇なぜ 日本企業の製品にはセンスがないのか 〇日本企業に必要なのはクリエイティブディレクター 〇「経営者のセンス」が企業の底力になる 〇クリエイティブディレクターは、企業の医者である 〇どんな職種にもセンスが必要不可欠になっている

◆Part3.「『センス』とは、『知識』からはじまる」 〇すべての仕事に於いて“知らない”は不利 〇ひらめきを待たずに知識を蓄える 〇イノベーションは、「知識」と「知識」の掛け合わせである 〇センスとは、知識に基づく予測である 〇客観情報の集積が、その人のセンスを決定する

◆Part4.「『センス』で、仕事を最適化する」 〇「流行っている」=「センスがいい」ではない 〇効率よく知識を増やす"3つのコツ" 〇センスをもって選択・決断する 〇もし、チョコレートの商品開発者になったのなら? 〇知識のクオリティが精度の高いアウトプットを創り出す 〇知識を加えて、消費者のベネフィット(付加価値)とする 〇アウトプットの精度を上げてシズル感を最適化する 〇知識をセンスで測ってアウトプットを決定する

◆Part5.「『センス』を磨き、仕事力を向上させる」 〇センスアップは、スキルアップに繋がる 〇企画書は、消費者に知識、物語、価値を知らせる手紙 〇「好き」を深堀りしてセンスあるアウトプットをする 〇「好き嫌い」ではなく、例を挙げてセンスを磨く 〇「狭いセンス」でも、それを軸に仕事をすることは出来る 〇日常の工夫で、思い込みの枠を外す 〇書店を5分で一周して気になったものが何かを確認してみる 〇「幼児性」で新鮮な感性を取り戻す 〇人生の先輩と話してセンスの底上げをする 〇「服選び」は自分を客観視し、最適化する身近な方法

ーーー ◆Epilogue.「『センス』は、既に あなたの中にある」

■3:【『センスは知識からはじまる』(解説)】 ◆Part1.「センスとは、何かを定義する」 センスとは、「数値化できない事象を最適化する」ことです。この"本質"は、「センス」が数値で計れるものであれば、売れている服が「センス」があるという"論理"も納得が出来るものですが、実際は そうではないのです。

つまり「センス」は、数値化は出来ないけれど、そこには 確実に良し悪しがあるものであり、まずは 良いか悪いかの「判断基準」である「普通を知ること」が必要です。

そのモノの「普通」が分かれば、普通より良いか、普通より悪いかの判断で、まず かなりの精度を上げることが出来ます。 多角的、多面的に 物事を計った上で、「普通」を見つけ出し、設定する能力が大事だと踏み込んでいます。

◆Part2.「『センスの良さ』が、スキルとして求められている時代」 人間は、『技術』が その時代のある一定の到達点に達すると、"美意識"の方に関心がいきます。それは、戦国時代の「千利休」や、江戸時代の「芸術文化」の豊穣さだったり、ヨーロッパの「ルネッサンス」や産業革命以後の「アート・アンド・クラフツ運動」など、技術から「センス」への揺り戻しが定期的に起き、時代を変えていきます。

そして 現代は、アップルが代表的な存在であるように、「センスの時代」が来ているのです。

しかし、日本には「センス」のある企業や商品が世界に比べると、まだまだ 少なく その理由の一つとしては、市場調査が先行した"マーケティング"先行の商品開発があるのです。

市場調査の手法や精度は、勿論 否定は出来ませんが、消費者の「インサイト」の核心を突くような「iPhone」のような商品の輩出は、"マーケティング"ではなく「センス」で創られているのだから、日本も「センス」を意識していくべきだと言っています。

◆Part3.「『センス』とは『知識』からはじまる」 「センス」とは、知識の集積。 「知識」とは"紙"、「センス」とは"絵"。知識があればあるほど、自由な『絵』を描くことが出来ます。

そして「センス」は、ひらめきのようなものとして扱わず、まず、「誰もが見たことがある当たり前のもの」の知識を集めることから始めるべきです。 みんなが驚くものは、過去の延長線上にあった「ありそうでなかったもの」です。それなら、まず 当たり前のものを知ることから"驚き"は生まれます。

アウトプットの前段階に、知識を前提とした方向性の決定が大事であり、イノベーションは「知識」と「知識」の掛け合わせから生まれます。

そして 「センス」とは、知識に基づいて予測が出来る事とし、未来予測の精度は「知識量」である程度の予測が出来ることが増えます。

例として、物件の選定などに 「都市計画」の知識などを加味して、今後の周りの建物の日当たりなどを 予測しながら選定します。このように知識の蓄えと予測の繰り返しで「センス」は、一層 磨かれます。

そして 「センス」の敵は、"主観"だと言います。 「知識」という"客観的"な情報の集積の障害として"主観"は出来るだけ除することが重要です。思い込みを捨てて"客観的"な情報を集める必要があります。

◆Part4.「『センス』で、仕事を最適化する」 効率よく「知識」を身に付けていく"コツは3つ"あります。 〇1「王道から解いていく。」 〇2「今 流行しているものを知る。」 〇3「共通項や 一定のルールがないかを考える」の3つです。

〇1の「王道」とは… *一番 良いとされているもの *ロングセラーと言われているものです。 「王道」のものは、『改善』と『洗練』を経て、その『地位』にいる訳であり、それらを知ることは「そのものらしさ」を知ることに繋がります。まずは、「王道」を抑える必要があります。

また「王道」を抑えることは、副次的に、それが「王道」かどうか、「王道」は幾つもあることに気づく中で、ある「判断基準」であれば これが「王道」だと多角的な判断ができる「知識」が得ることが出来ます。

〇2の今、流行しているものは、「王道」と逆の『流行』を抑えることで、「知識」の幅が広がります。 『流行』を抑える上で、活用したいのが『雑誌』を読むことです。ネットでも情報は、沢山ありますが、どちらかと言うと『速報性』が重視され情報に深みがありません。

『雑誌』は、出版過程で情報が"網羅的" かつ "深化"されているので、『雑誌』で現在の流行を抑えていくことは効率的です。

〇3の「共通項」や「一定のルール」がないかを考えてみるとは、「王道」と「流行」を抑えたあと、その他の情報を得て それらにある「共通項」や「一定のルール」を自分で分析することです。

インテリアショップで言えば、「王道」と「流行」を抑えたあと、それ以外のお店を見て回り、インテリアショップにある「共通項」や「一定のルール」を見つけます。

例えば、入り易いお店の「共通項」や、レイアウトの「一定のルール」などを"分析・解釈する"ことで、インテリアショップらしさをより自分の中に蓄えることが出来ます。 これら"3つの方法"を活用しながら知識を増やしていきます。「知識の"質"」は、アウトプットに直結します。

●例えば、下記の3者の説明で"質"の高いものは、どれでしょうか?

〇1.「福沢諭吉って凄い!」 〇2.「福沢諭吉って慶應義塾大学を作った人で凄い!」 〇3.「福沢諭吉って『日本を変えてやると』言っていた中岡慎太郎らが騒いでいた頃、『次の時代には学問が必要になるだろう』と考えて、慶應義塾大学を作った人だから凄い!」

では、〇.3の説明が情報の"質量"も高く、説得力があります。「知識」があるというのは、このようにアウトプットの"質"に直結します。

◆Part5.「『センス』を磨き、仕事力を向上させる」 「センス」は、"仕事力"であるスキルアップにも繋がります。「センス」を高める"知識の収集"は、自分を聞き役にすることが不可欠であり、それは 他者の人の「知識」を吸収する上で必要な「コミュニケーション能力」の向上にも繋がります。

また、相手の好みを"深掘り"することで、表面的な嗜好でなく、なぜ 好きなのかまで聴くことで より好みに『最適』 かつ 『エッジ』が立った提案が出来ます。聴くことは「センス」を磨く上で、大切な"所作"です。

ーーー また 提案をする時に、実際に 「インプット」した情報を「アウトプット」する上で、大切な"3原則"があります。

それは「"誰"が、"どんな時"に、"どんな場所で使う"のか?」この3Wを常にイメージしながら「アウトプット」することで最適な提案が出来ます。 また 『知識』があることは「センス」に大きく関わると説明しましたが、"オタク"と言われる程の『狭い範囲』で深い"知識"はどう活用するべきか。これも その対象から類推して、自分の「知識」に紐づけて発想していくことで仕事に活かせます。

例えば、魚が好きな人が、動物クッキーの新商品を提案するとしたら、「魚のクッキーはどうか? スイミーという物語が一般的に知られているので、赤い魚のクッキーが一枚入っている魚クッキー」と発想は広げることは出来ます。

「知識」を付けていく時には、不勉強と思い込みを無くす事が必要です。 その対策としては… 〇書店を、5分で一周して気になったものが何かを確認してみること 〇人生の先輩と話して「センス」の底上げをする 〇「服選び」は、自分を客観視し、「最適化」する身近な方法 が、オススメです。

これらは、「嗜好」や「主観」が強く、本屋では決まった場所から、本屋全体を回り、自分が少しでも気になった本を開いてみたり、どんな『分野』や『言葉』かを覚えておくことで、「客観的な情報」を増やすことが出来ます。

人生の先輩には、自分の「知らない世界」や「経験知」を得ることが出来ます。

ーーー 服選びでは、自分や相手への「主観」をなくし「客観的」な情報から"最適化"する作業が効果的です。 下記の作業工程が服選びで学べます。 〇1.「ターゲットの表面的な『特性』を正確に把握する」(スタイルなど) 〇2.「ターゲットの内面的な『特性』を正確に把握する」(嗜好や性格など) 〇3.「最適化の条件を設定する」(ゴール、どうなりたいのか) 〇4.「最適化に向けた機能を設定していく」(ゴールを満たすもの) 〇5.「時代環境を考えて調整する」(流行など)

ーーー ◎と言うことで… 「水野 学氏から学ぶ"感性"(センス)の磨き方!」について書いてきましたが、全体をまとめると、著書「センスは、『知識』からはじまる」の要約として、「センス」とは、『知識』の集積であり、「センス」の磨き方は、『知識』を"客観的"にどんどん吸収していく事が"大切"だと言うことです。そして これらを学習・習慣化の『基本的な考え方』として取り入れていく事は『どの分野で』も"大切"だと説いています。

ーーー ●では 最後に、水野さん曰わく 「誰でも"センス"のいい人に成れる」"情報収集術"を書いて終わります。 ~地道な情報の集積が『センス』を決定する~ 「センスは特別な人だけに備わる才能ではありません」と水野学さん。「例えば、語彙が少ないより多いほうが、しゃれた文章を書ける。『センス』の良し悪しは、ひとえに『知識』の量次第。"歴史や流行"、更には『人々がどう考え、何を望んでいるのか』を知るという、地道な情報の集積が、その人の『センス』を決定するのです」と語っています。

「情報網が世界中に張り巡らされた現在は、人類の歴史上『網業革命』とも言うべき大変革の時代」。情報の受発信が容易になり、人々を分けていた"ボーダー"が縮小。結果、ネットでは、『マジョリティー』と『マイノリティー』との区別が困難になり、現実と大きな乖離も生じている。だからこそ「どんな"情報"を、どう"捉える"のかというスキルが、これからの時代の"鍵"と言えます」 水野さんが実践する『情報収集術』は、とにかく 大量の情報に触れること。「新聞、テレビ、雑誌、ウェブ……あらゆる 媒体を見ます」 その際、大事にしているのが、どんな意見も"好奇心"を持って聞くこと。「例えば、芸能人のゴシップだって、それに 対して人々がどんな反応を示すかということ自体が、1つの情報。自分とは異なるものの見方を知ることは、『脳内で旅をする』ようなもの。他者を知ることで、自分の『センス』も磨かれていきます」

また、水野さんが重視しているのが情報の共有。LINEで会社のスタッフたちと、"ニュースや本"などの情報を気軽にシェアしています。「他者の視点を知れるだけでなく、人に伝える為には、一度 その情報を疑い、自分なりにまとめ直す必要が出てくる。この一連の作業により、ぼんやりとした情報が、しっかりと自分のものになります」

ーーー 【水野さんが「今」の時代を捉える"3つ"のキーワード】 ◆1. 「網業革命」 網業革命とは、近年の情報ネットワークの急拡大により引き起こされた、私たちの生活の一大変革を表す造語。 「多くの人は、まだ 意識していませんが、18世紀の『農業革命』や『産業革命』に続く、『人類の歴史的変革』と捉えています」

■2.「ボーダーの縮小」 従来 人は、国や宗教ごとに 区切られた見えない『ボーダー』(壁)の中、マスメディアが発する情報で繋がってきたが、世界中に巡らされた『情報網』により、ボーダーは縮小。「ひとりひとりが『小国』の主として、直接つながるように」

■3. 「マイノリティーのマジョリティー化」 これまでの"常識や世論"は、マスメディアを通じて形成されてきたが、「ネット社会では、少数派の意見でも瞬時に拡散・共有される為、『マイノリティー』と『マジョリティー』との区別ができず、情報の"価値判断"も難しくなっている」⇒みんな情報の海に戸惑っている状態。だから、『情報収集』のスキルが重要になる。

ーーー 【水野さんが、日々 実践している情報収集テクニック】 ■1.「 編集された情報を大量にキャッチ」 午前中は、自宅で仕事。その際、テレビはつけっ放しなので、民放各局の情報番組には詳しい。新聞は、日経と朝日のほか、子供用の小学生新聞にも目を通す。雑誌は、7誌を定期購読するほか、目に付いたものは、ためらわず購入。自分の興味外のものを、敢えて手に取ることも多い。ツイッターやアプリ経由でネットニュースもざっと見る。ただし、いずれも「プロにより編集された情報であることは重視しています」 話題の本も、いち早く読む。

■2.「偏った見方も否定しない」 ワイドショーのコメンテーターの過激な発言や、一見稚拙な意見も、水野さんは「そんな視点もあるのか」「今の若者は、そんな風に考えるのか」と、みんながどう思っているかに関心を持ち、面白がって捉える。「人々の"主観"も 1つの情報。自分のものの見方を過信せず、常に他者から学ぶことで、自分を形成していくという姿勢でいます。すると、色々な情報が入ってき易くもなります」。

■3.「LINEグループで仲間のアンテナに触れる」 水野さんの会社では、全社員 11人が参加するLINEグループを作っている。その名も「共有しちゃうぜ!」では、仕事に直結するニュースから、ささいな気づきまで、何かに役立ちそうな情報を薦め合う。通知オフ、返信不要がルールなので、気軽にシェアできる。「全くの他人ではなく、信用する仲間のフィルターを通した情報という点にも価値があります」

ーーー 【水野さんが提案『センスを磨く情報トレーニング』】 〇「"思い込み"は、センスアップの敵」 思い込みを外し、"情報感度"を高める秘策が「いつもの数センチ隣」を体験すること。隣の駅の見知らぬカフェに入るだけでも非日常を味わえ、センスアップに必須の『好奇心』や『感受性』が育つ。

〇「面白い情報は、直ぐそばにある」 いつもの情報の「数センチ隣」に手を伸ばそう。 □いつも買う雑誌の隣にある雑誌を買う □仲良しの同僚の隣の席の人に話しかける □いつも利用する駅の隣の駅で降りる。

いやー 凄いですね! 「売れっ子クリエイティブディレクターの水野 学さん」 伊達に売れてる訳ではありませんね。『地道な努力』(情報収集)の賜物ですね!改めて「尊敬」いたしました。 長くなりましたが以上です。

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